会津八一 寒燈集以後・天皇を迎へて(二)(三首)
                                 昭和二十二年十月
寒燈集以後


天皇を
迎へて(二)
「寒燈集に入れなかったもの、及び以後に詠まれた幽暗〜鐘銘、計57首を解説する。歌は會津八一全集巻四より選んだ。鐘銘は八一の最後の歌である」
「戦後荒廃した各地を昭和天皇は復興のため巡幸し、昭和22年10月7日に新潟に行幸した。その時の歌、天皇を迎へて(二)3首」
                                        会津八一の歌 索引
1 天皇を迎えて(二)(第1首)
    みやこべ を さかり いまして ふるさと の 
                 われら が うへ を ただに み たまふ
歌の解説
2 天皇を迎えて(二)(第2首)
    すめろぎ を むかへ まつりて はるる ひ の 
                 ゆふ かたまけて ややに さむし も
歌の解説
3 天皇を迎えて(二)(第3首)
    はだ さむき よごろ と なりぬ いでまし の 
                 すめらみこと に つつが あらす な
歌の解説
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