良いお年を 2009・12・30(水)、31(木)
 一年のお付き合いありがとうございます。来年も細々と独り言を続けていきたいと思いますのでよろしくお願いいたします。




2009年(完) 2009・12・29(火)
 各領域の第一線で活躍する人たちの活動量の多さ、処理能力の高さには驚くし、憧れさえ抱いている。それに引き換え、組合活動(本業と商店街)から離れて以降、時間的に余裕のある生活を送っているが、一年を顧みると何を目指し、何を実現したかはさっぱりわからない。あえて言えば「無」かな?地球に引っかき傷ぐらいはつけてこの世とおさらばしたいと常々思っているのだが、そんな大それたことはできそうにない。
 ただ、いろいろな束縛にとらわれることなく、一年を楽しく過ごせたことは素晴らしい。周りに病人等が増える年代になると平凡な一年が本当に貴重である。

良寛、御風、八一・2009年(9) 2009・12・28(月)
 この三人のことをもう少し詳しく書きたかったが、今日でひとまず終わることにする。
 ともに新潟出身でそれぞれが個性豊かな生活と作品を残した。良寛は万葉調の良寛風と言える詩歌を残した。八一は万葉集、良寛、子規の影響を受け、その上であらゆる流派の影響を拒否し、八一風と言えるオリジナルな孤高の作風を生み出した。文壇の寵児として若き日を送った御風は、突然自己否定し故郷新潟に帰り、良寛研究や詩作を行いながら、平和で穏やかな家庭生活を大切にして暮した。良寛に影響を受けた早大同窓の八一と御風は、それぞれ晩年に良寛の五合庵を訪れている。1946年、八一は病弱だった御風を糸魚川に訪ね、40年来の友情を温めるが、御風は1950年、八一は1956年にこの世を去っている。

・2009年(8) 2009・12・27(日)
 今年もいろいろな花作りに挑戦した。とりわけ、クレマチス(テッセン)に力を入れた。それなりに咲いたが、咲き乱れるクレマチスとは行かなかった。蔓が針金のようになっている今、少し選定し、芽を食べる茶色の芋虫を探して駆除している。
 今年はもらってきた月下美人が二度咲きし、大いに楽しませてくれた。わずかな時間しか開花していないこの気品あふれる花から得られる感動は大きい。
 そして、もう花を終わろうとしている3本の皇帝ダリアは、家の前で派手に大きく伸び、近所の人たちを驚かせている。咲いている花もいいが、育てていく楽しみも大きい。花に囲まれた一年だった。

政権交代・2009年(7) 2009・12・26(土)
 8月、民主党が圧勝、自民党政権が終わった。自民党の保守基盤は強いから、大敗するとは思っていなかったので、小選挙区制度の影響力の大きさにびっくりした。長期政権による膿を出してしまうという意味で政権交代は歓迎だが、この政権に過度の期待はしていない。
 ただ、新政権による新たな取り組みのなかで、前政権では常識で妥当だと思っていたことが、そうでなかったと気づくことがあるのは新鮮だ。ともあれ、今年の最大の出来事と言える。当面は新しい政権の施策を注視していきたい。腐ったリンゴだったと気がついたときには、また新たな政権ができるだろう。少数意見を排除する小選挙区制度は好まないが、簡単に政権を交代させる威力には感心する。

掲示板・BBS 2009・12・25(金)
 ネット上で様々な話題について自由に書き込めるページでBBS(Bulletin Board System)と呼んでいる。しかし、いざ運営しようとすると継続はなかなか難しい。1人での運営はしんどいと思い、仲間に共同運営してもらったどんぐりころころ(共同掲示板)だが、維持が難しくなった。SUの力不足、努力不足が最大の原因。BBSに参加していただいた方々や運営に協力していただいた皆さんに申し訳ないが、年末を持って閉鎖とします。
 過去のいろいろの投稿が頭をよぎります。皆さんありがとうございました。

南京新唱・2009年(6) 2009・12・24(木)
 6月、会津八一の第一歌集「南京新唱」(99首)の解説を終えた。最近のメインワークにしていたので、それなりに達成感はある。その間の参考書籍が90冊ほどになった。許された時間に歌の現地を訪れながら、ゆっくりと進めてきたので初期の理解と現在ではずいぶん違っている。現在の立場で、修正等を行おうと思うが、達成後の虚脱なのかまだ手をつけられない。
 散文による奈良の導きの糸が、「大和古寺風物詩」(亀井勝一郎)と「古寺巡礼」(和辻哲郎)だとするなら、詩歌におけるそれは「南京新唱」をおいて他にはない。猿沢の池を通り、鹿たちの春日野を散策し、諸仏に対峙するとき、調べのよい八一の歌が快く浮かんでくる。
 「會津八一と奈良[歌と書の世界]」(西世古柳平 著 入江泰吉 写真 二玄社)や「自註鹿鳴集 」(会津八一 著 岩波文庫)を携えて奈良を訪れることをお勧めする。

娘・2009年(5) 2009・12・23(水)
 妹・くるみ(3月31日生)が登場したのは5月16日、一番配慮したのは姉・うららとの関係だった。チチハハ以外誰にも懐かないうららが落ち込まない様にしながら、くるみと共同生活をさせなければいけない。活発にじゃれるくるみには少し可哀そうだったが、徹底して姉を優遇した。それでも最初はうららが逃げまくり、次には近寄るとくるみを攻撃し噛みついた。ところが、最近徐々にともに行動するようなり、散歩でいがみ合わなくなり、食事を並んで食べるようになった。反対にくるみがいないとうららも食事をとらない時もある。
 ともあれ、共同生活ができるようになってホッとしている。今は狭いベットで4人寝ている。

大雪 2009・12・22(火)
 先週の大雪でスキー場は生き返った。今までスキー場開きができなかったほとんどのところが、1mほどの積雪を得て週末から続々開業した。ただ、あまりの降雪に東海北陸自動車道は昨日まで通行止めが続いた。これはスキー場にはマイナスかな?
 昨日、通行止めを避け、滋賀の奥伊吹スキー場で初滑りした。保護すべきノブ君は超スピードで一度も転ばずにスイスイ滑る。保護者の2人はゲレンデでお互いに接触し転倒、怪我はないが、今日は首筋が痛い。さっき若い子に「年をとると動きがね〜〜」と言ったら「反射神経の低下ですね」と言われる。「反射神経」という言葉が出なかった言語障害も進行中!

孫・2009年(4) 2009・12・21(月)
 姉・ココロは3歳に弟・まっちゃんは1歳になった。まっちゃんは8月の腸の手術以降、元気になり急成長した。ココロは七五三と幼稚園入園を決めた。
 孫たちが遠くにいるのでなかなか会えないが、その存在はジジババには大きい。今年一年の暮らしと思いの大きな部分を占めている。

仏像・2009年(3) 2009・12・20(日)
 伝統的な基本の地蔵、釈迦、観音、阿弥陀を5年かかって彫りあげ、円空仏も手掛けるようになった。作った円空仏を身内などに送るほどの余裕がやっと出来てきた。出来不出来は別として、もらっていただければありがたい。
 春に奈良・新薬師寺や東京・早大文学部に出かけてレプリカを観察し、制作に取り掛かった香薬師制作は越年しそうだ。技量の無さを日々思い知らされているが、仏像づくりで多くを学び、新しい人たちとの交流も素晴らしい。基本の仏像は難しく、時間もかかるので香薬師完成後は、腕に見合ったもう少し気楽に彫れるものを手がけようと思う。

井上陽水と阿佐田哲也 2009・12・19(土)
 「LIFE 井上陽水 〜40年を語る〜」(NHK)の冒頭で井上陽水は雀聖・阿佐田哲也(作家・色川武大)との出会いを語る。虚実の境で生きているような阿佐田哲也の魅力と底の深い人柄を称賛している。たしかに陽水の歌詞の曖昧さに影響が出ているかもしれない。
 阿佐田哲也の「麻雀放浪記」を読んだ時の衝撃は覚えているし、色川武大の「怪しき来客簿」泉鏡花賞)や「離婚」(直木賞)はしみじみとした味わいがある。
 井上陽水は歌手への原点をビートルズであり、ボブ・ディラン
だと語るが、同年代としてずっと耳にしていた彼の歌をじっくり聞きたくなった。1980年半ば、スキー場のリフトで「いっそセレナーデ」をよく聞いたことを思い出し、早速、CDを数枚借りてきた。独特の発音で甘く歌う彼の歌をしばらく聴き続けそう。

スキー・2009年(2) 2009・12・18(金)
 一年前の今日、シーズン初めに転倒で腰を痛める。とっさの判断力や身体能力が年齢とともに落ちているので、できるという思いとの落差に危険が潜んでいる。それでも仲間たちと元気にシーズンを滑れたことは幸せなことだ。
 難を言えば、暖冬による雪不足(栂池)で満足に滑れなかったり、雨とみぞれ(志賀高原)で冷えあがった身体が思うように動かなかったことだ。
 昨日からの大雪でやっと滑れそうだ。今日、NOBUのスキーセットを買ってきた。るんるんの彼と来週は初滑りと思っている。

2009年(1)  2009・12・17(木)
 年頭の願いは以下であった。健康管理を第一にして、その上で、心奪われ、ときめくようなものに触れてみたい。今の日常の中から、あるいは非日常の世界からでもよい
 結論からいえば落第である。健康と非健康の間の塀の上を歩き続けるような日々は、風邪などで体調を崩すと不調が長引いた。良い精神が健全な肉体に宿るとするなら、その基礎的な部分が不安定だと夢を見るにも弊害が出る。当然のこととして、「心奪われ、ときめくようなもの」をつかむことは出来得ていない。そんな中で、今年の一年を少しずつ振り返ってみよう。

竜燈鬼  2009・12・16(水)
 興福寺の阿修羅が大ブームを起こしたが、この寺の国宝館には魅力的なものが沢山ある。阿修羅を含む天竜八部衆や十大弟子は有名だが、過日紹介した華原磬もいい。
 今回は竜燈鬼(鎌倉仏)を紹介したい。鬼に燈籠を担がせるという奇抜なアイデア、その飄逸な顔は特異で楽しい。上体に竜を巻きつけ、団子鼻の顔で燈籠を上目づかいににらむ。隆々とした太ももとゆるめの褌の取り合わせもおかしみを誘う。運慶の三男康弁の作だが、対像の天燈鬼は作者が違うという。中世の鬼の像の代表作の一つである。

第3火曜日  2009・12・15(火)             
         今日は定休日独り言も御休み。

           海暮れて  鴨の声  ほのかに白し         芭 蕉 


笹や笹々 2009・12・14(月)
 「笹や笹々 笹や笹 笹はいらぬか すす竹は 大高源吾は橋の上 明日待たるる 宝船
(忠臣蔵討ち入り前日の赤穂浪士大高源吾を唄った端唄
 今日は討ち入り、残念ながら雪は降っていないが、歌舞伎「松浦の太鼓・両国橋の場」を何となく思い出した。史実はともあれ、この赤穂事件は歌舞伎その他の分野に影響し、いろいろな形で語り継がれてきた。仮名手本忠臣蔵もいい。最近カセットテープで聞きなおした。
 松浦の太鼓・両国橋の場
 俳諧師・宝井其角は、雪の降る両国橋で笹売りに身をやつしている大高源吾に偶然出会う。源吾は其角の門人として「子葉」と名乗っていた。其角は松浦侯拝領の羽織を与え何かあれば相談に乗ろうと言い、「年の瀬や水の流れと人の身は」と発句を詠む。源吾は討ち入りを暗に込めて「明日またるるその宝船」と脇句をつけて立ち去る。其角は脇句の意味を測りかねて考え込む。

健康 2009・12・13(日)
 月初めの白血球の上昇は普通の風邪だったが、医者に抗生物質をもらって治療した。しかし、元気を取り戻すのに1週間かかった。うららとくるみと一緒にテレビを見ながらの静養だったので、溜まっていた録画を全部見てしまったが憂鬱な1週間だった。元気になって、日常の健康のありがたさが本当によくわかる。
 知り合いが手術をして復帰のためのリハビリに取り組んでいる。手術および前後の苦しみを共有はできないが、風邪が完治した時の爽快さと同じ思いは共有できそう。元気に颯爽として退院してくる日を心待ちにしている。

北海道 2009・12・12(土)
 連れ合いの叔父さんの訃報が北海道から届いた。可愛がってもらった叔父さんなので、飛んで行きたそうだが、仕事やうららたちのことを考えると無理である。
 北海道と聞くとすぐにスキー場を考えるが、暖冬でまだほとんど滑れる状態にはなっていないようだ。奥美濃では、人工雪の威力で全国の先陣を切ってスキー場開きをしたが、度重なる雨(人工雪を溶かす)で大苦戦に陥っている。
 スキーを心待ちにしているノブには雪が降ったら行こうと言ってある。水曜に雪が降りそうと今日やってきたノブの親やスキー仲間のOが言っているが、滑れるほど積もるかな?ともあれ来週末は初滑りをしたいものだ。

ノーベル平和賞演説 2009・12・11(金)
 イラク・アフガンの戦争を指揮するオバマ大統領はこう言った。「戦争は最後の手段として、あるいは自衛のために行われるときのみ、正当化されるいいかえれば「平和のための戦争は許される」と言うことだろう。英紙は(戦争と平和の)パラドックス(矛盾)を提示する形となったと辛口評価し、中国紙は「前脚で(アフガニスタンへの)増兵宣言、後ろ脚で平和賞受賞」と皮肉った。
 大統領は演説の直前(12月1日)にアフガン3万人増派を
発表している。そこには戦争回避などなく、戦禍に苦しむ大勢のアフガニスタン人の平和と安定への願いも全くない。太平洋戦争で日本は「平和のために」と言って泥沼の道を進んだ。歴史を軽視してはいけない。

逆転! 2009・12・10(木)
 くるみで〜〜す。遂に逆転したの。何がって?体重よ、くるみ2.4kg、うらら姉さんは2.3kg、足も私の方がずっと長いんだよ。でもね、強いのは姉さん、すばしっこいのは私だけど、喧嘩にはやっぱり勝てないわ。最近は姉さんの癇癪が少なくなったので、写真のように真横に近寄ることができるから嬉しいわ。時々ね、チチの右ひざを姉さん、左ひざを私が占領するの、チチは本が読めないと怒るんだけど。

仏像被害 2009・12・9(水)
 今日の新聞に 「重文の観音像を
            窃盗容疑で逮捕
」 と見出しが出ている。一瞬、観音が捕まったのかと錯覚した。福岡市の「油山観音」を盗んだ人が昨日逮捕された記事だが、この2段にした見出しでは観音があまりに気の毒である。仏像被害といえば、四日市の会社経営者が仏像21体他を盗んで逮捕されたが、京都地裁は懲役2年4ヶ月を言い渡している。
 ところで、今作っている香薬師は3度盗まれ、いまだに戻ってきていない。そもそも仏像は多くの人々の前にあってこそその価値があり、盗んで私物化しても何の意味もない。ある日、突然香薬師が発見される素晴らしい光景をいつも想っている。

真珠湾 2009・12・8(火)
 68年前の今日、日本はハワイ真珠湾のアメリカ海軍に奇襲攻撃をかけ、戦線を世界規模に拡大した。だが、アメリカとの力量の差(10倍)は大きく、敗戦への道を突き進んでいく。
 戦後のフィルムで奇襲攻撃や敗戦のあり様を何度か見たが、最近はほとんど見ない。ただ、新聞や雑誌では12月8日になると大きな記事を書いたものだがこの頃では少なく小さい。今の若い子はそのことを知らない人が多く、知っていても曖昧な理解しかしていないようだ。
 そんなことを考えながら、昔闘ったアメリカと軍事同盟を結び、沖縄基地移転問題に右往左往する政府の対応を見ている。アメリカにおもねる政府の姿は見たくないものだ。

伎楽の面 2009・12・7(月)
 春日野(八一と健吉の合同書画集)に伎楽の面の歌があった。壁に掛けたが、この歌の解説は7年も前だった。伎楽の最初の記録は『日本書紀』西暦612年にある。百済の味摩之が大和の桜井に少年を集めて伎楽を伝習せしめたと書かれている。聖徳太子の時代に盛んだったが、詳細はわからず、平安時代には衰退し、面だけが残っている。
 伎楽の面を奈良博物館で初めて見たが、その後は東京国立博物館法隆寺宝物館でも鑑賞した。滋賀信楽の
ミホミュージアムでも壁にあった。

丸山茂樹の涙 2009・12・6(日)
 アメリカのゴルフツアーから国内戦に転戦した丸山(40歳)が、日本シリーズJTカップで10年ぶりに国内勝利した。優勝で涙を流したのは初めてです。アメリカでの挫折を乗り越えて優勝できた。若手の見本になって日本ツアーの盛り上りのための力になれたらいいと語った。22歳でプロになり、輝かしい成績を残し、アメリカでは3勝した実力者の涙である。ちなみに日本人のアメリカでの優勝は青木功と今田竜二のそれぞれ1回しかない。
 尾崎将司、青木功らのモノマネ
やギャグなどは有名で、その明るい性格からマルちゃんの愛称で親しまれている。その陽気な彼がアメリカツアー終盤の苦い経験(ランキング202位)を通して語る言葉に心惹かれた。

サッカーワールドカップ 2009・12・5(土)
 1次リーグの組み合わせが決まった。日本(世界ランク43位)はオランダ(3位)カメルーン(11位)デンマーク(26位)と闘い、上位2チームに与えられる決勝トーナメントを狙う。世界の壁はきついが、ぜひ頑張って欲しい。優勝賞金は26億円、準優勝21億円。
 ところで、すぐに英国のブックメーカー(賭け屋)の優勝予想オッズがでた。1番人気はスペイン(1位)の4倍、2番はイングランド(9位)の5倍、3番はブラジル(2位)の5.5倍である。日本は250倍、1次リーグで当たるオランダは14倍、カメルーンは66倍、デンマークは125倍だ。こうした数字を参考にして、日本の戦いを見ていくのも楽しい。

日本酒 2009・12・4(金)
 以前の級別制(特級、1級、2級)が廃止されてから、日本酒はどの酒がいいのか判断が難しくなった。吟醸酒、純米酒、本醸造酒が普通酒よりいいことはわかるが、日本酒の70%以上を占める普通酒は区別がつかない。酒造会社が「特撰」「上撰」「金印」などと勝手にいろいろ名づけているが基準がわからないので、ほとんど良し悪しはわからない。そういう意味ではデタラメな命名と言える。
 普通酒を並べて顧客への年末プレゼントにしているが、「上撰と書いてあるから、これが良い」と言って選ぶが中身はわからない。フランスワインの厳しい規定とは全く違うようだ。

チビーズ通信4 2009・12・3(木)
 今日クリスマスツリーを飾りました。少々鼻水と咳は出るものの、元気いっぱいのココロとまっちゃんです。ココロは相変わらず「お姫様」大好き、自分で話を作ったり、歌ったり踊ったりの毎日です。まっちゃんは本当によく喋るようになり、自分でも楽しんでいるみたいです。ねぇねと一緒に歌い踊り、時に喧嘩しながら過ごしています。師走は何かと忙しく体調を崩しやすいので、お身体ご自愛下さい。又会える日を楽しみにしています。

白血球 2009・12・2(水)
 昨日、医者が血液の簡易検査をして白血球が少し上がっている、体内にバイ菌が入って活動しているが、体調やその他で自覚症状がありませんかと言う。まったく覚えがないので、インフルエンザですか?と問うとウィルスは関係ありません。膝が痛いのは?まったく関係ない。その他の危惧することを言ったが、全て否定された。
 首をひねって、最後に軽い咳が出るが全く元気ですと言うとそれだろうと返事、通常より身体が不安定だから、静養しなさいと言う。案の定、今日咳が強くなり微熱が出た。家でおとなしく仏像彫りをしていたんだけど!
 ともあれ、間近にゴルフやスキーが控えている。健康でありたい。

師走(しわす)  2009・12・1(火)
 師(先生)が走り回るほど忙しい月だと思っていたがそうではない。師走は「しわす」の当て字で、この言葉の語源は沢山あって確たるものがないようだ。諸説の中で師走に近いのは『12月は仏事のために師(僧)が東西に忙しく走り回るため、師馳(しは)せ、そこから「しわす」となった』説だ。
 円高、株安、デフレに象徴される今年の師走の商店街は残念ながらいつもの活気がない。雨や雪が降る時雨は詩的だが、街としてはありがたくない。
   海竜王寺にて
      しぐれ の あめ いたく な ふり そ こんだう の
                   はしら の まそほ かべ に ながれむ

              (時雨の雨いたくな降りそ金堂の柱のま赭壁に流れむ)   八一


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