5月の終わりに 2005・5・31(火)
 相変わらず天候がおかしい。生き物は良く知っていて、涼しいので鈴虫の孵化が半月以上遅れている。孵化に備えて手入れを始めるのは八十八夜を過ぎる頃、SUは5月の連休を目処にしている。四季折々のいろいろな動きの中で生活しているので季節感は大事にしたい。
 さわやかな5月が今日で終わり、明日からは潤いの雨をもたらしてくれる6月、良い事があるといいね。

兵隊さんの悲劇 2005・5・30(月)
 赤紙一枚(徴兵制)で戦地に行き、戦後60年、今なお故郷に帰れない人がフィリピンにいる可能性が出てきた。帰れなかった理由はいろいろあるだろうが、徴兵と言う有無を言わせない方法で戦地に送られた人たちの悲しい現実だ。送ったのは当時の日本の指導部、そこにはA級戦犯といわれる人たちがもちろん入る。
 こんな兵隊さんや事情があって戦地に残った民間人たちの痛みを理解しないで、靖国参拝を主張する愚かな政治家達がいることに暗澹とする。イラクに傭兵(職業)として行った人の死とは全く意味が違う。死者を追わずがあるとしても、マスコミが「傭兵」を全く批判しない状況も解せない。
 それはともかく、子犬にハトを追わせているのん気な日常をもらっているのも今の日本なんだけどね。

ハトを追う 2005・5・29(日)
 我家の子犬・うらら(人間の年齢なら8歳)は遊び盛り、散歩に出かけるとハトを追い回す。1.4kgの軽量でもハトには勝てる。ハトは飛び立って逃げる。仕方が無いのでカラスに挑戦したが、さすがに相手は余裕がある。追うと1mほど移動してかわすだけで平気な顔をしている。うららも本当はカラスが怖いのでそれ以上は追おうとしない。
 保護者としては遊ばせたいので一計を案じ、うららのおやつを撒くことでハトを呼び寄せた。計画は成功、餌の欲しいハトを追って、しっかり走ったうららは舌を大きく出してゼイゼイ、お家に帰ると言う。
 子育ての方針が決まった。ハト追い犬に育てて、ハトで困っているNさんに先々貸与することにした。

ベニカミキリ 2005・5・28(土)
 友人から電話があり、庭にあった虫の死骸で相談を受けた。色は真っ赤で、蜂に似ているが、今までに見たことが無いので気味が悪いと言う。大きいものならカミキリムシと思ったが、体長が15mmぐらいなので電話では想像できなかった。
 名前は「ベニカミキリ」 全身が赤色で、胸に黒班があるカミキリムシ。クリ、ネギなどの花によく集まり、幼虫はタケ類を食べて育つらしい。
 友人はあちこち相談した結果、虫を持って図書館に出かけた。司書が親切な方で一緒になって名前を探してくれたという。

聖徳太子 2005・5・27(金)
 「和をもって・・・」は太子の憲法17条最初にある。親族同士が血で血を洗うような時代に祈るような気持ちで摂政として憲法を作った。商店街の仲間に争いは全く無いが、この言葉を選ぶ新理事長の柔和な人柄がおのずと出ている。
 会津八一は太子建立の法隆寺の歌を沢山作っている。若干28歳、失恋と甘酸っぱい青春の思いの中で荒廃した寺を八一は初めて訪れる。宿で深酒をして女将にたしなめられたりしたそうだが、名歌を多く残している。

   法隆寺村にやどりて  

     いかるが の さと の をとめ は よもすがら  
               きぬはた おれり あき ちかみ かも   
八一

          
(いかるがの里の乙女は夜もすがら衣機織れり秋近みかも)


和をもって貴し 2005・5・26(木)
 後藤洋介新理事長に一言新任の言葉をお願いしたら「和を持って貴し」と返ってきた。そして「就任を固辞したが、理事さん全員が協力すると言われたので全員の力で進みたい。1理事1仕事(特色ある)が良いかな」と言う。
 頭の回転の速さ、信念、経験、人柄で増原前理事長の後は彼しかいないと言うのが衆目の一致するところ、受けていただいて良かった。就任おめでとうございます。
 長としての公務と家業や個人との調整は大変だと思うが、後藤カラーでの大活躍を期待しよう!

油を売らずに 2005・5・25(水)
 どこからかお湯が漏れる疵物の湯飲みを千両にした油屋もある。落語「はてなの茶碗」の油屋さんだ。夢があって面白く、落ちもいいので好きな話の一つだ。
 売り歩く油屋さんは話の上で知っているだけだが、SUの小さい頃は醤油や灯油は容器持参で購入したものだ。今の大量の使い捨て容器を見ていると「もったいなく」 古いそんな時代を懐かしく思う。
  はてなの茶碗 
    
 京都一の目利き茶金さんが茶屋の安物の湯のみをためつすがめつして「はてな」と言って置いていく。
    それを見ていた油屋が茶屋から二両で買う。茶金はただの茶碗だが、どこからかお湯が漏れるので
    「はてな」と言っただけなのだが、この茶碗を三両で買いとる。
     この話を面白がって関白が和歌を添え、時の帝が箱のふたに「はてな」と書く。この「はてなの茶碗」を
    鴻池善右衛門が千両で買い、油屋は五百両もらう。数日後、油屋がやってきて「ワアー、茶金さんか、
    十万八千両銭儲けや、水つぼの漏るやつ見つけてきた」

 
油を売る 2005・5・24(火)
 犬を飼って気がついた。夕方の散歩の時間は飼い主達のお話しする時間なのだ。いわゆる井戸端会議、忙しい人には油を売っているように見えるかもしれないが、どうも立派な情報交換と町内交流のようだ。
 油を売るとはそもそも油商人が、婦女を相手に長々と世間話をしたことから転じたとされるが、粘り気のある油を移すのに時間がかかったから仕方がない行為だったようだ。
 一見無意味に見えるような行為にも意味があるということかな?ポンスケやうららや草花と暮らしているSUの生活にもなんか意味があるといいんだけど!!

月の土地を売る 2005・5・23(月)
 今夜の月は丸く大きい、明日が満月なのだ。この月を「月の土地は、1エーカー(約1200坪)の広さが2,700円です」と言って売っている会社がある。「土地のオーナーになりませんか?プレゼントにも最適!」と煽る。値段が安いから、夢を買うあるいはお遊びで手に入れるということもありそうだがほとんど詐欺だろう。
 だけど月はやっぱり眺めて愛でる物、明日も天気が良さそうだから、満月の中のウサギの餅つきを楽しみましょう。
  注  米国には月の土地を売る、と称する会社が10社ほどある。最も古いものが「ルナエンバシー社」。
     米国やロシアの政府や国連に書類を提出したが、返事が無かった(黙殺された?)ので、
     見切り発車で勝手に売り出したんだとか。(ネットより引用)


ホリデー 2005・5・22(日)
 「おはよう!プリモプエル♪プリモプエル♪」とぽんすけが叫び、うららが睡眠中のSUの頭の上を歩く。SU家の習慣に合わせて「おはよう」のしゃべり始めが10時、遅くなったので助かる。そして「ホリデー、ホリデー」と叫び続けて「ハッピーウィークエンド」と歌うように言う。
 睡眠を削られて「ハッピー」ではなく、ホリデーも夜は仕事なのだ。外は雨、部屋に夕方まで籠もる。「サッカー日本負けたよ!ゴルフ藍ちゃん勝ったよ!」とうららハハから報告あり。こうしてホリデーが過ぎていく。

食事会とお店 2005・5・21(土)
 PPSがとてもお世話になったTさんと食事の約束をしたのが3月、やっと今日実現した。男2人では寒々とするといけないので、美人のJさんがご一緒してくれた。
 積もる話をあれこれ、やはりパソコン関連の話が多くなるけど、健康の話も間に入る。感心したのは、Tさんが診断結果を手帳に貼り付けて見えたことだ。中性脂肪などの数値の推移が良くわかる。数値が良くなっているから、随分努力されたようだ。
 ご褒美?に辛口の冷酒を頼んだら辛丹波と言う名前入りのお酒セットが出てきた。感じがよく、代替わりした若い経営者の工夫が感じられ、楽しい時間を快く過ごした。

ポンちゃんのバラ園 2005・5・20(金)
 見事なバラ園のご主人は昨日旅行にでかけた。主の居ないバラ達を慰め、愛でるために昼過ぎに進入した。同伴はハサミと袋を持った我家の切り花好きの住人。バラ達は「ご主人様に愛でていただけないので、どうかSUさん連れて行ってください」と言う。咲き誇るバラ園で一時を過ごし、何本かを我家に連れ帰ってきた。皆、我家で喜んで咲いている。
                  ( ご主人から事前に切り花の許可はいただいている)

ミス 2005・5・19(木)
 ノートパソコンを知人に一日だけ貸すことにした。深夜、パソコンを閉じて、SU家の朝番・Oさんに「知人が朝一番で取りに来るのでパソコンを渡して!入り口に置いておく」とメモ書きして帰宅した。
 朝「パソコンがありません」と自宅に電話があったが、もちろん寝ていたので知らない。知人は「ありません」と言われてすごすごと帰り用を足せない、Oさんは盗難にあったと心配する。
 店の奥にあるパソコンの接続を切って入り口に置くのを忘れたのが原因。パソコンや機械が苦手なOさんと遠慮深い知人だったから起こったことだが、全くSUのミス、謝、謝。年齢と共にミスが増え、迷惑をかけることが多くなった。不老長寿の薬はいらないけど、ボケ防止の妙薬が欲しい。

スイカ 2005・5・18(水)
 季節感あふれる美味しいスイカが食卓に乗るようになった。好物ではなかったが、皮をとって一口大にして出してくれること、種を気にせずに食べるようになったことで好きになった。(「種を食べると盲腸になる」は迷信)
 最近、鉄道会社でも「スイカ・Suica」を売っている。こちらのSuikaはずいぶん便利なものらしい。ただ、時節柄利便性の向上だけでなく安全対策の強化もお願いしたい。
 ところで我家のスイカの皮は鈴虫の子供達に大喜びで迎えられている。気温が低いので例年より一週間遅れて一昨日孵化した。

第三火曜日 2005・5・17(火)
 今日は定休日独り言も御休み。

   はつなつ の かぜ と なりぬ と みほとけ は 
                をゆび の うれ に ほの しらす らし 
  会津八一


ひまわり 2005・5・16(月)
 ひまわりの種を蒔いて15個ほど芽が出たのに、車のタイヤで半分つぶしてしまった。残念だが15個も植える場所が無いのでちょうど良かったようだ。今日庭に定植した。どれだけ背が高くなるか楽しみだ。
 とうもろこしを見ると鳩の餌を思うのと同じで、ひまわりの種を見るとリスを思い出す。昔、駅西で営業していたとき、室内で手乗りリスを放し飼いして可愛がっていた。ところが、ある日突然いなくなり、半月後に換気扇の中で見つけた。回る羽で命を落としたのだ。生き物の死は悲しい。今日、めだかの子供達が死んだと奥さんが沈んでいた。
 大輪のひまわりが咲けば悲しいことは吹き飛ばしてくれそうだ!

テッセン 2005・5・15(日)
 今年は最初に白が沢山咲いたが切花には不向きだった。続いてピンクが咲き、やっと待望の紫が各種咲き始めた。
 奥さんはせっせと切り、SUは伸びる蔓を横に誘導している。
    
法への疑問 2005・5・14(土)
 たわいも無い法だが、どうしても生理的に認められない法がある。今まで理由をきっちり説明できなかったが、以下の新聞記事(抜粋、要約)で納得した。「ナニナニせよ」と私的行為に干渉してくる法に反発していたのだ。
 ・秩序に2種類
    人間社会に本来的に存在する社会秩序、マナーや習慣、倫理、道徳。
    人為的に作られる法秩序。
 ・社会の変化によって、伝統的なあるいは全うなマナーなどが崩れたとき、法で規制
  することが必要になる。(「ナニナニするな」)
 ・ただルールやマナーを育成しながら規制できるものを、法制化して頭ごなしに押し
  付けることはなるべくしない方がいい。
 ・止むを得ない場合「ナニナニするな」の法制化は仕方が無いが「ナニナニせよ」
  (戦争中の国民総動員などの形式)はとても危険な発想なのだ。

 反発していた法とは、まさしく「ナニナニせよ」の範疇に入るものだった。

奥飛騨温泉郷 2005・5・13(金)
 この温泉郷の新平湯温泉(旧一重ヶ根温泉)に若い時良く出かけた。当時は秘境と言うよりは全く鄙びた山奥の温泉だった。長野と岐阜を結ぶ安房峠にトンネルが出来て、交通の便が良くなったので様変わりしているようだ。
 友人がこんなメールをくれた。商売の経営にも役立つ温泉経営者の本の紹介
  ・要はお客さんの喜びを、いかに温泉全体に取り入れるかということ。
  ・現代の日本人の心がどういうふうに移り変わるかということを見定めて、
   それに一番ちかいところで個性を出しているところが賑わっている。
  ・できるだけ現代の都会人が求めているものに合わせること。
  ・「これはすごい」という感動をあたえる風呂。
  ・乳頭温泉の鶴の湯はとてもよい。

  ・飛騨の福地温泉の「湯元 長座」も感銘した。
 この福地温泉は新平湯温泉の隣にある。久しぶりに飛んでいきたくなった。

力仕事 2005・5・12(木)
 他愛無いことで利き腕(左)を酷使したら、手が上げにくくなり指先が微妙にふるえる。ご飯茶碗がふるえ、麻雀用の黄金?の左指に影響が出た。いつも「麻雀の牌より重いものは持たない」と冗談を言っているが、慣れないことはしてはいけないと反省している。
 町内の側溝掃除は今度の土日までの指定になっている。あの重いコンクリートのフタや鉄板などに近寄ってはいけない。従って、例年通りキリンが日曜の作業を拝命した。SUは口と箒で参加する。

サラリーマン川柳発表 2005・5・11(水)
 既に新聞紙上などでで報道されているが1位

   オレオレに 亭主と知りつつ 電話切る   反抗妻 (4,385票)  だった。

 とても面白く1位は当然だと思う。2月9日にSUが紹介した5句の順位をピックアップした。
   何ひとつ 助けてくれない ヘルプキー    上級者しか助けない  
   オレオレに 亭主と知りつつ 電話切る   反抗妻           
   おーい風呂 はいったわよと 古女房    怪傑ハリマオ       
   楽天は 天ぷら屋なのかと 聞く上司     たらちねの        
   ヨン様かあ オレは我家で ヨソ様さ     凍児   
           
28位
 1位
45位
26位
 4位

うらら近況 2005・5・10(火)
 頭を束ねて目の前が明るくなったよ。首輪もいやいやせずに付け、毎日散歩に出かけているんだ。4月にお兄ちゃんやお義姉ちゃん達が来て、飛び回って遊んだ。楽しかったな!
 ハハが出かけた連休はチチが面倒見てくれたので、ちょっとだけ感謝して相手してあげているけど、増長してうららを触りまくるんだよ。昨日も今日も毛玉取りに熱中していた。階段を上がるのは得意なんだけど降りるのは苦手、チチはお菓子を餌に降りろ降りろと強制する。気分のいいときは、とんとんと事も無く降りてお菓子をゲットするけど、嫌なときはさっさと2階に逃げあがるんだ。動画も見てね! うららのページ

ブログとHP 2005・5・9(月)
 SURUMEの独り言をgooブログにもアップしているが、社会性のある題のときに見知らぬ人からコメントやトラックバック(逆リンク)が入る。最近では「憲法」「JR事故」でトラックバックが入ってきた。「古奈屋のカレーうどん」にもあったけどね。
 ブログは作成が簡単なので多くの人が容易にアップすることができる。トラックバックやコメントでコミュニケーションを作れる。RSSリーダー(最新記事の概要をまとめた規格ファイルを自動的に読みにいき、表示してくれるソフト)で瞬時に興味ある情報が入手でき、時間の無駄を少なくできる。
 個人のページは従来型から、ブログに変わりつつある。と言うより、従来のページをサブページとして配置するようになって行くかもしれない。だれでも簡単にできるブログに挑戦してください!

よつばの会 2005・5・8(日)
 会長の石川さんからメールを頂いた。東海ラジオで活躍する小島一宏さんによる「よつばの会」の紹介ページ・小島一宏取材日記のアドレスが添付されていた。
 パソコン講習を受託を受けてから懇意にしていただいているが、このページを読んで改めてメンバーの方々のご苦労に心から敬意を表します。仮事務所の川越町の教員住宅にもお伺いしたことがあります。早く授産施設が完成されるといいですね。皆さんの協力をお願いいたします。

携帯とPHS 2005・5・7(土)
 頑なに携帯電話を拒否していた身内がついに購入した。この拒否の姿勢を骨があるとSUは評価はしていたが、身内や友人からの度重なる要請に折れた。「携帯がないと大事なときに・・・」と言っていたSUが同伴してショップに出かけた。通話料無料のPHSを購入するつもりだったが、PHSの相手が多くないと携帯の方が値打ちなことがわかった。結局、SUと同じ型の携帯電話を買うことにした。
 血縁でもなく同居もしてない義理の関係なのに、ファミリー割引を適用し、安い基本料金にし電話機は無料にすると言う。電話会社もいい加減なものだ。新客獲得にルールもルーズだ。なんだかJRに似たところがあるように思えた。

JR西日本 2005・5・6(金)
 尼崎脱線事故からJRの欠陥が次々に出てくる。問題の根幹は利益追求を至上命令にした運営にある。企業や個人が利益だけに走るなら、そこでは人間社会のモラルは葬られてしまう。JRと言う単一組織の中だけで考えているとそこだけのモラルしか生まれない。ボウリングやゴルフへの参加はJR内部では正しい行為とみなされる。
 いろいろな組織や地域社会と交わり、さらに国家や世界のなかでどう生きていくかを常に考える中で、正しいモラルが身についていく。資本の論理(利潤追求)で世界は動いているが、そこに埋没せずに利潤追求と折り合いをつけながら、どう人間らしく生きるかを常に考えていないと誤る。

最下位決戦 2005・5・5(木)
 今日の横浜・巨人戦は5位・6位(最下位)戦だった。お気の毒に巨人は我が横浜に3連敗した。あまり弱いとアンチ巨人であっても心配してしまう。長年の「驕り」の結果が今を作っているのだろうが、視聴率低下に見られるようなファン離れはいただけない。
 明日からは起死回生(?)の交流試合が始まる。どの球団がどれくらい収入が増えるかなどと得意げに書いているマスコミもあるが、ポイントはファンが共有できる素晴らしい野球を展開することだ。
 ところで横浜ファンも明日の巨人対楽天の最下位決戦に注目する。「素晴らしい野球を共有する」とは思わないが、楽しみ方はいろいろあってもいいよね。

通話料無料のPHS 2005・5・4(水)
 PHSを扱うウィルコム(旧DDIポケット)が加入者同士の通話料無料を今月から始めた。(基本料金2900円) 携帯電話を通話・メール・カメラとして使うぐらいの人ならとても値打ちだ。大家族や会社にとって耳寄りな情報だ。携帯を全員がPHSに代えてしまえばよい。
 固定電話をヤフーのIP電話にしてから、通話料がほとんど0円に近くなっている。それに反して携帯電話代はどんどん増える。奥さんはPHSを愛用している。携帯を紛失するようなことがあれば、PHS使用を考えたい。

祝日と留守番 2005・5・3(火)
 新聞の世論調査によると憲法9条をめぐる賛否が50%あたりで拮抗している。殺人を容認する軍隊を憲法で認めるなどとはとても信じられない。戦争で死んでいった多くの日本人と他国の人たちの気持ちを思い出させてくれる祝日だ。
 ところが今日の実際の1日は情けない。お出かけしたママを求めてうつろな眼をするうらら=ママフン(ママの金魚のフン)のお守りだった。仕方が無いからパパの世話を受けてやろうと言うぐらいのママフンを、3日の間にパパフンにしてやろうと密かに思っている。

祝日 2005・5・2(月)   
 みどりの日(29日)、憲法記念日(3日)、こどもの日(5日)があり、祝日法で4日も祝日になる。昭和23年にできた法律が平成10年に改正されて、今の祝日が決まった。
 メーデー・労働者の祭典(1日)は祝日ではないが、働く人には大事な記念日。でも、連休に影響されて「連合」がメーデーを29日に行っているようでは嘆かわしい。日本の労働者はホワイトカラー化し、収入が安定し思考も中産階級化した。それはそれで先進国日本としてはとても結構なことだが、圧倒的多数が働く人であることに変わりは無い。
 明日は日本が誇る平和憲法の記念日、己の置かれた立場を考えず、ムードだけで憲法を論じられてはとても困る。

更衣(ころもがえ) 2005・5・1(日)

 長持(ながもち)へ春ぞくれ行く更衣  井原西鶴

 長持を開けて春に着た衣服を納めていく。思い出と共に春と言う季節も長持ちの中に暮れていくのだ。昔は陰暦4月1日の行事、今は5月1日頃、あるいは6月1日頃に夏の装いに替える。
 暖かくなり、室内は暖房から冷房へ。外は新緑が美しい。軽やかな服に着替え、5月の自然を楽しもう。
         


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