平等院(京都・宇治)

 宇治の平等院を描いてみました。阿字池(あじいけ)の水面に映る阿弥陀堂です。「阿弥陀如来座像」を安置する中堂に一対の鳳凰を頂くことや、鳳凰が翼を広げたような外観などから「鳳凰堂」とも呼ばれています。現地へは、一度訪れたことがありますが、その時はちょうど発掘調査に基づき、前庭と阿字池の護岸工事中でしたので、このような全景を観ることができませんでした。
 この絵は平成13年に改修工事終了後の写真がグラビア誌に掲載されていたもので、あまりにもきれいであったことから、そのグラビア誌を見ながら描いたものです。水面に映る阿弥陀堂がうまく表現できるか不安でしたが、私の能力からして何とかそれなりに描けた(?)と思っています。             2010年10月29日
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