はなちゃんの絵
2017・4・14

ワルナスビ・はなちゃんの絵1 2016・9・27(火)
 写真の絵は一宮在住の友人・はなちゃん(同級生)の描いたもの。「2013・7・28 とげのあるナス科 わるなすび」と題されている。
 ワルナスビ(鬼茄子・悪茄子・荒地茄子・野原茄子)は植物学者の牧野富太郎が名付けたが、「ワル」の名のとおり、手に負えない「悪いやつ」らしい。「しつこく生え、トゲがあり、毒もある」ということだ。しかし、この絵でみると星形の可愛らしい花である。嫌われながらも野に咲くこの花の良さをとらえて花ちゃんは描いたのだろう。
 5月、ともに「ノリタケの森ギャラリー」を訪れたときにスケッチブックを撮らせてもらった。
        
       

赤唐辛子・はなちゃんの絵2 2016・11・5(土)
 写真は一宮在住の友人・はなちゃん(同級生)の描いたもの、その2。
 青唐辛子を10日ほど熟成させると赤唐辛子になると言う。赤唐辛子は調味料として使うが、素空はソバやウドンを食べるとき、一味唐辛子より七味唐辛子の方が好きである。 一味はシンプルに辛味を増したい時に、 七味は辛味に加えてさらに風味豊かにする時に使うから当然かな。
 ところで七味唐辛子は唐辛子に加えて以下の中から6種類を加えて作られている。芥子(ケシの実)、麻の実(あさのみ)、 青海苔(あおのり)、麻の実(あさのみ)、紫蘇(しそ)、陳皮(ちんぴ)、生姜(しょうが)、胡麻(ごま)、菜種(なたね)、山椒(さんしょう)。そんなことをネットで調べていたら、八味唐辛子をあると書いてあった。
 あーちゃんの両親は辛いものが好きで料理が得意、よく辛い食べ物をプレゼントしてくれる。辛いものが好きな素空にはありがたい。
 ところではなちゃん(同級生)は辛い物好きなのかな?
        


食用菜花・はなちゃんの絵3 2016・12・2(金)
 写真は一宮在住の友人・はなちゃん(同級生)の描いたもの、その3
 菜の花と言えば、以下の歌がすぐに浮かぶ。
  菜の花畑に 入り日うすれ
  見渡す山のは かすみ深し
  春風そよふく 空を見れば
  夕月かかりて においあわし

            (おぼろ月夜)
 この絵は食用だが、菜の花からはすぐに菜種油を思う。
 素空が育った四日市は江戸時代に菜種が盛んに栽培され、その菜種油は“伊勢水”の名で知られ主要産地に数えられていた。明治時代には全国第3位の菜種油生産県だったという。その後、菜種油生産は原料不足などで衰退したが、現在も 昔の名残で四日市港の周辺に食用油生産企業があり、胡麻油・ 菜種白絞油などを生産している。
 小学生の頃、通学路はに菜の花畑があり、校歌を歌って通った。
     鵜の森の緑 菜の花の黄・・・・・







畦道にて・はなちゃんの絵4 2016・12・19(月)
 コスモス(秋桜)の季節はもう終わり、冬がやってきたが、近場では三重郡菰野のコスモス畑が素晴らしい。
 名前は、ギリシャ語のkosumos、cosumos(美しさ、調和、宇宙、秩序の意)からきている。
 花言葉は
   「乙女の真心」
   「調和」
   「謙虚」
と紹介されている。
 その他「愛情」「純潔 」「優美」「少女の純潔」「野生の美しさ」「自然の美しさ」「恋の終わり」などが紹介されている。















二十日大根・はなちゃんの絵5 2017・1・29(日)
 「ちっとも大きくならないので抜いちゃいました。ゴメンね」と但し書きがある。
 大根の大きさは2~10cm程度だから抜いてもよかったのでは?
 二十日大根という名のとおり、暖かい時期(15~28度)に種まきすれば20日程度で収穫できる野菜で、ベランダガーデニングの入門野菜と紹介されている。
 先日、プランターにほうれん草の古い種を蒔いたけどちっとも発芽しない。
 暖かくなったら、二十日大根に挑戦しよう。絵は下手だから描かないけど。














八重桜・はなちゃんの絵6 2017・2・8(水)
  いにしへの 奈良の都の 八重桜 けふ九重に にほひぬるかな
 百人一首にある伊勢大輔(いせのたいふ)の歌がすぐに浮かんでくる。あらためて意味を確かめた。
 昔、奈良の都で咲いていた八重桜が、今日は京都の宮中で一層美しく咲きほこっていることですよ

 歌の意味を深く考えず、暗記していたので勉強になった。「九重」は京都の宮中、「にほふ」は匂うではなく美しく咲いていること。
 ところで「八重桜」と言う名は日本酒にも焼酎にもある。焼酎と言えば沖縄の泡盛を立命館大学の学園祭で数杯ストレートで飲んだことがある。その時は、アルコール度が40%前後あるとは知らなかった。当然のことながら、その後鴨川の川原で倒れていた。













カーネーション・はなちゃんの絵7 2017・3・10(木)
 カーネーションは十字架に架けられたキリストを見送った聖母マリアの涙から生まれた花と言われ、白いカーネーションは十字架に架けられる前のキリストとマリアを、赤いカーネーションはキリストの体から散った血の色や復活したキリストを象徴していると言う。
 母の日に送る赤いカーネーションの花言葉は「母の愛・母への愛」、ピンクは「感謝の心・熱愛」。白の花言葉は「私の愛情は生きている」という意味で亡くなったお母さんに生前の感謝を込めて贈ると言う。















ゼラニウム・はなちゃんの絵8(完) 2017・4・14(金)
 「むつかしい葉」と書いてあるのは描くのが難しいと言う意味だが、ゼラニウムは育てやすい花。
 いい加減に育ててもたびたび花が咲き、何年も
持つ。我家にも一鉢ある。
 ゼラニウム全体の花言葉は
「真実の友情」
「信用」
「敬意」。
 この絵にある赤いゼラニウムは
「あなたがいてこその幸福」
「好み」
「庇護」だそうだ。「あなたがいてこその幸福」、いい言葉だ。
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