京都・仏像  
             2005・11・10
   
  .
 知人(A氏)が明星観音を出展していたので松阪市文化財センターの百人展を訪ねた。丸彫、板彫、木彫工芸、根付などが150点ほど展示されていた。





H75cmW25cm
明星観音
 古代インドでは明星(アルナ)菩薩は「夜明けの紅」という意味があり、太陽神が生まれるまで世界を照らす神といわれた。梵天の孫、カシュッパ仙人 とヴァナターとの間に卵生のアルナ(金星)とガルーダ(金翅鳥)が生まれ、アルナは蛇族の奴隷になるよう運命づけられ天界に昇ったといわれる。その 後、アルナは仏教に取り入れられ迷妄を払う明星菩薩となった。
  この観音はA氏の作で四日市市長賞に輝いたものです


  





inserted by FC2 system