談山神社を訪ねて (H14・11・19)


談山神社(たんざんじんじゃ)

 舒明・皇極二代の天皇の世、蘇我蝦夷と入鹿親子の勢力は極まって、国の政治をほしいままにしていた。中臣鎌子(後の藤原鎌足)は、聡明な皇太子として知られていた中大兄皇子(後の天智天皇)と西暦645年の5月、多武峰(とうのみね)の山中に登って、「大化改新」の談合を行った。
 そのためこの山を「談い山(かたらいやま)」「談所ヶ森」と呼び、談山神社の社号の起こりとなった。鎌足の没後、長男の定慧和尚は、父の由縁深い多武峰に墓を移し、十三重塔を建立した。大宝元年(701)には神殿が創建され、御神像を祭って今日に至る。



本殿より

十三重塔

本殿

拝殿

拝殿



寺門

千両が美しい庭園

寺内より
三輪山を望む
聖林寺(しょうりんじ)
 奈良時代の名作、国宝・十一面観音で有名な聖林寺は藤原家の氏寺、妙楽寺(現、談山神社)の別院として創建された古刹です。
 この観音は明治の廃仏毀釈で路傍に捨てられていたと伝えられるが、本当は三輪神社の神宮寺の本尊であったのを密かに移したと会津八一は「南京余唱」の中で語っている。



2の鳥居

拝殿
大神神社(おおみわじんじゃ)
 大神神社は、国のまほろばと称えられる大和の東南に位置する円錐形の秀麗な山、三輪山を御神体として、大物主神を祀る。



針テラス(左)

イルミネーションを
満載したオートバイ
針テラス(名阪道の駅)
 大阪・名古屋を結ぶ名阪国道の針インターチェンジにある道の駅・針テラスは、団体レストラン、一般レストラン、スナックコーナー、売店コーナーなどがある。

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