会津八一 寒燈集以後・あさつゆ(二首)
                               昭和二十一年八月
寒燈集以後


あ さ つ ゆ
「寒燈集に入れなかったもの、及び以後に詠まれた幽暗〜鐘銘、計57首を解説する。歌は會津八一全集巻四より選んだ。鐘銘は八一の最後の歌である」
「広辞苑著者である新村出(言語学者、京大教授)が送ってきた新薬師寺の歌への返歌。新薬師寺には八一の最初の歌碑がある」 
                                        会津八一の歌 索引
1 新村博士奈良新薬師寺にやどりて歌よみて寄せられしに答へて(第1首)
    つゆ すでに あさな あさな を ふか からし 
                 しんやくしじ の には の くさむら
歌の解説
2 新村博士奈良新薬師寺にやどりて歌よみて寄せられしに答へて(第2首)
    いしぶみ の うた くちずさみ たち いづる 
                 きみ が たもと の しらはぎ の はな
歌の解説
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