7月の終わりに  2017・7・31(月)
 猛暑その他で体調不良が続いたので、いつもの医者で検査してもらったら何もなかったのでほっとしている。しかしだるさは続く。
 いつもは鳴いている鈴虫も100匹に満たず、初鳴きを聞いていない。月下美人も開花は少なかった。ただ、種から育てたマリーゴールドとミニひまわりが沢山咲いて楽しませてくれた。
 今日はくるみの姉さんうららの命日、もう6年目になる。くるみは元気に走り回っているが、うららのようにたった二日で亡くなるようなことはないようにと願っている。
骨粗鬆(しょう)症11・頭蓋骨 2017・7・30(日)
 骨粗鬆症とは直接関係ないが、「フォルテオ皮下注キット」関連の印刷物に「とうがいこつ」と振り仮名があった。「ずがいこつ」と読むのだと思っていたのでびっくりした。試みに近くにいた人に聞いたけど「とうがいこつ」と読むのは初めてという。
 解説には「・・・解剖学では頭蓋骨・とうがいこつと言う。頭や顔を構成する骨の事で、一つの骨に見えるが、15種類・23個の骨で構成されている」と書いてある。
 若い頃に頭蓋骨内部の出血で40日ほど入院したことがあるけど、まわりは「ずがいこつ」と言っていたような気がする。 
春雪・第1首(会津八一) 2017・7・29(土)
 二日飛報あり叔父の病を牛込薬王寺に問ふ
 この夜春雪初めていたる(第1首)       解説
    ふみ よむと もの を し かく と おもほえし
              ひと おい はてて ここ に こやせる

 少年八一の文才を認め激励し啓発の労を惜しまなかった叔父が倒れた。その枕辺で在りし日のことを想い、見送った10首である。
語りつぐ戦争 2017・7・28(金)
 93歳の女性の投稿「引き揚げの女性に中絶手術」から引用
・・・「16歳以上の女性の方は、夕方に集まってください」・・・「今おめでたの方はいませんか。ご主人であろうと、またソ連兵、朝鮮人に犯されての子でも、今から育てるのは苦労です。思い切って見殺しにすることです」と女性たちに呼びかけたそうです。妊婦は国公認の「二日市保養所」(筑紫野市)で中絶手術を受けるのです。月満ちて産声を上げても、すぐに頸動脈にナイフを入れて、母親に見せずに木のもとに埋めたそうです。当時は秘密の事でした。
 読んで言葉に詰まった。初めて知った事実、そんな世の中であってよいはずがない。
昔のブログ・52 2017・7・27(木)
 招き猫2 2004・6・7
 『お友達の招き猫は両手を上げているそうですが、まさか、「お手上げ」ではないでしょうね』とメールをいただいた。
 確かに、両手を上げてお客もお金も招くと「お手上げ」にも見える。欲張ると反って逆効果かもしれない。
 ただ、こんな話を独り言に書いていたら、PPSでも本業でも今日新客があった。この際、招き猫のご利益ということにしておこう。
 SU家の入り口に頂いた小さな招き猫がある。よく見ると欲張りどころではない。4匹の猫が左右と手を上げ、挙句に厄病除けの黒猫までいた。今のところこの猫たちは活躍しているようなので大事にしておこう。
     トヨタ博物館・ノブ君(7・26) 
枕草子(八十段)・里(さと)にまかでたるに 2017・7・26(水)
 清少納言の最初の夫と言われる 橘則光との別れのいきさつを書いている。詳しくは原文と訳(80段)
を見てほしい。
 橘則光との間には子供もあったが、彼女は機知にとんだ言葉、行動を理解できない彼の間抜けさに呆れたと書き、彼が「(歌が嫌なので)これが最後で絶交しようと思ったら、歌を詠んでよこしたらいい」と書いてきた手紙に対して以下の歌を送った。
 くづれよる妹背(いもせ)の山の中なればさらに吉野の河とだに見じ
 「妹背山(夫婦仲)も崩れ始めてしまったので、二つの山の間にながれる吉野川(2人の間を通う河)も流れなくなってしまいましたよ。(もうおしまいね)」
 彼からそれっきり何も来なくなり、その後、橘則光は遠江介になって赴任、二人の仲も終わった。
 「彼女の才気渙発さが夫婦仲の邪魔をしたようで、才女はこの時代、あまりいい恋愛に恵まれたなかったよう」と言う人もいる。

        枕草子・61~80段(7・26)
ゆるキャラ(いわせてもらお) 2017・7・25(火)
 エンジニアで仏頂面な夫(49)は、実はゆるキャラ好き。書斎には、ゆるキャラグッズがたくさんある。出かけるときも、ほんわかした絵柄の動物が所狭しと並んでいるトートバッグを持ち歩くが、周りには「娘のなんです」と涼しい顔で答えている。
           (横浜市・娘は産んでいません・45歳)

 ゆるキャラがわからなかった。ウキペディアでこう書いてある。
「ゆるいマスコットキャラクター」を略したもので、イベント、各種キャンペーン、地域おこし、名産品の紹介などのような地域全般の情報PR、企業・団体のコーポレートアイデンティティなどに使用するマスコットキャラクターのことである。
かけともりそば 2017・7・24(月)
 7月19日の朝日歌壇「番外地」で選者・佐佐木幸綱がこう書いていた。
 『・・・毎週、かなりの数の政治詠・時事詠がよせられる。さすがに鋭い作が多いが、入選をためらう場合が少なくない。鮮度が命だからである。
 ・かけともりそばを食べると思いきゃあ煮ても食えない加計と森友
                 藤舘和宏
 この一首、まだ「かけともり」という洒落(しゃれ)が言われていない早い時期に投稿されてきたものだった。選びたい誘惑にかられたが、鮮度がおちるのではないかと思いとどまった。選歌をしながらこういう口惜しさを味わうことがしばしばある。・・・』
 二つの事件、その中身に言及することなどより、安倍総理の動向が中心になってきた。「瓜田に履を納れず 李下に冠を正さず」の本当の意味を知らないのだろうか?一党独裁に近い現状ではそんなことは無視するのだろうね。ただ、国民を無視してはいけない。
鹿鳴集・春雪(十首) 昭和十五年二月 2017・7・23(日)
 二日飛報あり叔父の病を牛込薬王寺に問ふ この夜春雪初めていたる(4首)他

 「春雪」に云ふところの叔父とは、即ち會津友次郎老人なり。二月三日午前七時牛込の僑居に没す。歳七十六なり。之に先ちて著者は本集の「後記」を草し、たまたま述べて幼時に受けたる恩恵に及びし時、危篤の報たちまち到る。筆を捨てて之に赴きしも、既に人事に弁せず、少頃して逝けり。感応あるが如し。  
(鹿鳴集 例言)
 
 昭和15年2月3日午前7時、叔父會津友次郎(会津本家)76歳で没す。その時詠んだ10首である。この叔父は八一の少年時代にその才を認め、文芸への影響を与えた人である。植田重雄は「會津八一の生涯」で以下のように記している。
 “叔父友次郎は市の助役をつとめ、家業よりも文学や学問の好きな人で、いかにも一族の長にふさわしい太っ肚の人であった。白山神社の禰宜(ねぎ)日野資徳から和歌を学び、道人はときどきこの叔父の詠草をもって、神社までつかいにやらされた。「そもそも予が中学に入りし頃より、何とかいと懇(ねんごろ)に文学の方向に導きくれしは、この叔父なれば、今に至りても、深く心に銘記して、感謝し」(鹿鳴集後記)ている一人で、近親者の中で道人に文学的感化を与え、その素質を早くから見抜いた人である。道人はこの叔父に和漢洋の蔵書を手あたり次第に借りては耽読し、とくに、俳書などは叔父の蔵書から、世界をひろめていった”
骨粗鬆(しょう)症10・副甲状腺ホルモン 2017・7・22(土)
 副甲状腺から分泌するホルモンで、血液中のカルシウムの量を調整するほか、骨の代謝を制御して骨の生成を促す働きをする。
 副甲状腺ホルモン製剤は骨粗鬆症の治療薬として使われている。身内が使っている「フォルテオ皮下注キット」は副甲状腺ホルモン(PTH)製剤である。
    
鈴虫孵化失敗 2017・7・21(金)
 5月29日に最初の孵化があったので、今年も頑張って育てようと思っていた。しかし、いつもは4個の水槽に何千匹も孵化するのに今年は100匹にも満たない。生まれたけれどもしばらくするといなくなっている水槽もあった。
 通常、一匹の雌が100個ぐらいの卵を産むので、この状態は悲惨である。何十年も飼っていて、失敗したのは意欲を無くして世話を怠った年だけだった。
 例年通り世話をしたので原因はわからないが、思いつくままあげてみる。
1 冬場に土を湿らすのを怠った。
2 水槽の中の異物、クモなどの虫あるいは殺虫剤のようなもの

3 土の影響、長年同じ土を使っている。
4 水のやりすぎ
 原因はわからないが、生まれてその後消える前に保護すればよかったと悔やんでいる。土を新しいものにし、そこに移した幼虫は順調に育っているが、毎年配っていた鈴虫を今年は提供できなくなった。こちらが欲しいぐらいだ。
 今年のメスが産卵して来年沢山生まれることを願うばかりである。
昔のブログ・55 2017・7・20(木)
 招き猫 2004・6・6
 「猫に小判と言うのに招き猫は小判を持っている。どうして?」と友人に言ったら「知らない。でも私の店のは小判を持っていない。だからお金が・・・」と叫んでいた。
 調べてみると、猫に小判と招き猫はほとんど関係ないが、最近の招き猫は金運と言う意味で小判を持つらしい。猫のしぐさが手招きに似ていることから招き猫ができ、左手を上げているのはお客さんを右手のものはお金を招くとされている。
 ところで友人の招き猫は両手を上げている。欲張りな猫だ。こぶとりじいさんを思い出した。
日録 20世紀(1947・昭和22年) 2017・7・19(水)
 1947年のグラビアは
  ・“フジヤマのトビウオ”発進!
  ・人気ラジオ番組「日曜娯楽版」の風刺度
  ・日本国憲法、お祭り気分の中で施行!
  ・新宿・帝都座“額縁ショー”の人気と衝撃
 水泳自由形の古橋廣之進(フジヤマのトビウオ)は400mと1500mで世界記録を出したが、この時は敗戦国として日本が国際水泳連盟から除名されていたので公認はされていない。その後33回世界記録を更新した古橋を世界は称賛し、日本の国民的英雄になった。
 日曜娯楽版(昭和22年~29年)は三木鶏郎(とりろう)を中心にしたHNKの人気ラジオ番組(午後7時半から30分)、戦後の明るく開放的な気分を象徴していた。政治や社会に対して、鋭く、毒をもはらんだこの番組は政治的圧力で打ち切られたと言う。三木鶏郎は知っているが、この番組は知らなかった。
 憲法はこの年の5月3日に施行され、各地で1週間に渡って記念行事が行われた。ただ「お祭り気分」という見出しは軽すぎていただけない。
 額縁ショーは名画に見立てたヌード、名前は知っていたが、この記事の写真で初めて見た。
楽しいわが家(つれあいにモノ申す・家族編) 2017・7・17(月)
 おしゃべりな夫に長女がリモコンを向けて「一時停止」と叫ぶ。しばらくして今度は次女がリモコンを向けて「再生」と叫ぶ。家の中は笑いが絶えない。こんな家族が大好きです。     (今を大切に・63歳)

 こんな家族はいいね。羨ましい。ところで、先日同級生と延々5時間話していた。こんな場合もリモコンは必要だ。
     (明日第3火曜日は独り言を休みます)
 
  富洲原魚類共同販売所ー富双緑地ートミジャスーカインズ
嵐が丘 2017・7・16(日)
 30年ほど前に買った「岩波文庫 NEW101」が本棚にある。活字が小さく紙面は茶色に変色している。視力が落ち、読書する力も落ちてきたので処分しようと思うが、なかなか実行できない。
 辺見庸関連の本は先日ジュニアが持って行ってくれたので助かった。
 岩波文庫101冊は難しい本が多く、読んでない本がたくさんあるが、小説なら読みやすいと思って、嵐が丘(エミリ・ブロンテ著)を手に取った。子供の頃にダイジェスト版を読み、その後、若い頃に読んだ記憶があるが内容は思い出せなかった。
 物語は嵐が丘のアーンショー家で育てられた孤児ヒースクリフという男の激しい復讐劇と言えるが、とても複雑でなかなかむつかしい。やっと読み終わったので続けて何かを読もうと思っている。
 だけど、読解力がすごく低下しているので、筋を追うだけの時間つぶしと言っていいようなものだ。
昔のブログ・61 2017・7・15(土)
 誕生日 2004・7・16
 今日は兄の誕生日。幼い頃に植え付けられたこの日は良く覚えている。いまさら、誕生日を祝うという年でもないので、簡単なお祝いのメールを出した。「おめでとう!と言うべきかどうか?随分年を取ったね」
 返信のメールに「(奥さんが)プレゼントを用意をしてくれた。そこまではよかったが、結婚記念日でもあり、何をくれるのと聞かれて、返事につまってしまった」
 結婚記念日は女性(奥さん)のものなのか?そういえば我が家でも、記念日に何かを催促されるが、物をもらった覚えは無い!
九官鳥・第12首(会津八一) 2017・7・14(金)
 斎居(第3首)       解説
    あさな あさな わが て に のぼる いかるが の
               あかき あし さへ ひえ まさる かな

 「いかるが」とは珠数掛鳩(じゅずかけばと)のこと。毎朝籠から出してやる斑鳩が手に乗ってくるがその足が冷たいと詠む。九官鳥12首を終わる。
骨粗鬆(しょう)症9・ステロイド性骨粗鬆症 2017・7・13(木)
 ステロイド(副腎皮質ホルモン)の長期間の服用は骨粗鬆症をひきおこす原因という。ステロイドは副腎から分泌されるホルモンの一種だが、長期間服用すると年齢、性別、人種にかかわらず骨量が減少するため、ステロイド性骨粗鬆症という副作用を起こす。
 
ステロイド
 ステロイドを薬として使用すると、体の中の炎症を抑えたり、体の免疫力を抑制したりする作用があり、さまざまな疾患の治療に使われている。ただ、副作用も多いため、注意が必要な薬。ざっと数えてもステロイド性骨粗鬆症以外に20以上の副作用がネットで書かれている。
           暑いよ~・くるみ(7・13)  
エンゼルトランペット 2017・7・12(水)
 7~8月の星野富弘の詩画は「エンゼルトランペット」。
        苦しみを食べ  
        悲しみも一いっぱい食べて
        大きな人になるのですよ
 
苦しみと悲しみをいっぱい食べてきたのに、大きな人になっていない自分を反省。
 ところで、以前我家に
あったエンゼルトランペットがいつの間にやら無くなってしまった。冬場、軒下や部屋の中で管理するのを怠ったからかな?
      

昔のブログ・54 2017・7・11(火)
 奈良の鹿 2004・6・1
 友人・鹿鳴人の「奈良の早起き」という言葉から、米朝と円生の落語「鹿政談」を聞きなおした。だからというわけではないが、6月のはじめを八一の歌で始めたい。梅雨の合間の晴れた日を、春日野でゆったりした時間が取れたらどんなに幸せだろう。

春日野にて 解説
 うち ふして もの もふ くさ の まくらべ を 
         あした の しか の むれ わたり つつ
  
  (うち伏してもの思ふ草の枕べを朝の鹿の群れ渡りつつ)

 
奈良の早起き
 「鹿を殺した者には、石詰の刑に処す」と言う掟があった。自分の家の所で鹿が死んでいると困るので早起きしたと言われる。
鹿政談(しかせいだん)
 鹿を殺すと死刑という奈良で、豆腐屋さん(善人)が店頭の卯の花(おから)を食べている鹿を殺してしまう。鹿の守役(悪役)をたしなめながら、奉行が「これは鹿ではなく犬である」と言って助ける話。
枕草子(七十九段)・返(かへる)としの二月廿余日(よひ) 
         2017・7・10(月)
 一時、清少納言をいじめようとした頭中将(78段)を翌年素晴らしいと褒める。長文なので以下の訳を読んで欲しい。原文と訳(79段)
 文中から彼女の頭中将の描写を以下に書いておく。
 「・・・素晴らしいお姿で歩み寄られた。桜襲(さくらがさね)の綾の直衣が大変華やかで、裏の色つやなどは何とも言えないほど清らかなのに、薄紫染めの濃い指貫には藤の花の折枝の模様を豪華に浮き織りにして、袿(うちぎ)の紅色の打った光沢など、輝くばかりに見えている。紅色の下には、白や薄色の下着がたくさん重なっている。狭い簀子(すのこ)に片足を下ろしたままで、少し簾の下近くに寄って座っておられる姿は、本当に絵に描いたような、物語の中で素晴らしいと言われているような貴公子ぶりで、この人こそが絵・物語に出てくる人なのだというように思われた
うどんこ病 2017・7・9(日)
 大きく育ったハナミズキの花が今年は少なく貧弱だった。その上、花後に葉が白くなり弱ってしまった。葉っぱの表面に白いカビが生えるうどんこ病にかかったのだ。土や落ち葉の中に潜んでいる糸状菌と言われるカビが風に飛ばされて付着し増殖する病気だ。薬剤を買ってきたが、毎日風が強くてなかなか散布できなかった。バラやハナミズキもかかっているような感じだ。
 やっと風のない日になったので散布しようとしたら、うどんこ病用のスプレーが二つも出てきた。その薬剤を先に使ったが、記憶の衰えにがっくりしている。うどんこ病という病気を全く忘れていたこと、薬剤を以前に購入していたことを覚えていなかったこと、目と鼻の先に置いてあった二つのスプレーに気がつかなかったことだ。
九官鳥・第11首(会津八一) 2017・7・8(土)
 斎居(第2首)       解説
    こもり ゐて もだせる われ や こころ なく
               かたらむ とり に しか ざる な ゆめ

 軍事統制下、家に籠り発言を控える自らに対しても意味無くしゃべる九官鳥以下であってはいけないと厳しく戒める。
                月下美人咲く 4輪 
安達酒造 2017・7・7(金)
 高校の同級生から、同じ同級生の「広瀬哲洋さんのブラジルライフを聞く会」に誘われた。
同級生の彼を覚えていなかったが、ブラジルで100ヘクタールの土地を持つという彼の話は興味深く、いろいろな話をして楽しかった。
 その時、近鉄朝日駅の近くで10年ほど仏像彫刻を習っていると話したら、その前の安達酒造に同級生がいるという。この同級生も知らなかったが、3年生の時の隣の組にいたと言う。安達酒造で聞いたら、その同級生は新屋だと当主が言っていた。
 ところで、友人にもらった日本酒が安達酒造の「福」だった。不思議なつながりを感じながら今この酒を味わっている。
お仕事なあに(いわせてもらお) 2017・7・6(木)
 親戚が集まっていたときのこと。テレビを見ていると、アイドルの恋愛禁止のニュースが流れた。独身で彼女もいない僕に、おい(7)が一言。「もしかして、お兄ちゃんもアイドル?」
           (埼玉県幸手市・隠しててごめんね・28歳)

 昔、ある団体で恋愛は御法度だった。時間が経って気が付いたけど、指導的立場の人は恋愛関係にある人がいた。新人が恋愛に走ると努力も勉強もしないと言うことだったのかな?
             陽ちゃんとそーた君(7・6)
骨粗鬆(しょう)症8・骨密度の測定方法 2017・7・5(水)
 信頼度が高い方法が二重エネルギーX線吸収法・DXA法(デキサ法)で、骨に2種類のX線を当てて、骨を通過できなかったX線の量から骨密度を測定する。骨粗鬆症の診断は、腰椎または大腿骨の付け根で測ることが望ましいと言われている。
 他の方法は
 RM法(MD法)、アルミニウム版と手のひらをレントゲン撮影して測る。制度は低いが短時間でできる。
 定量的超音波骨量測定法(QUS法)、かかとの骨に超音波を当てて測定。X線を使わない利点がある。
 一重X線吸収法(SXA法)、1種類のX線を橈骨(とうこつ・手首の骨)またはかかとの骨に当てる。
 定量的CT測定法(QCT法)、X線CT装置を使う。

骨粗鬆症
「若い人の平均値を100%とした時に、骨密度が若い人の80%未満になると要注意、70%以下まで減ると、骨粗鬆症と診断される」
棺一基 大道寺将司全句集 2017・7・4(火)
 死刑囚・大道寺将司(68歳)が5月24日病気で死亡した。昔の新左翼・東アジア反日武装戦線の活動家だが、その極左な過激活動には賛同できなかった。ただ、獄中の彼と交流してこの句集の序文を書いた尊敬する辺見庸が講演会で彼のことを話していたので、心に残っていた。
 書名は「棺一基(かんいっき)四顧(しこ)茫々(ぼうぼう)と霞みけり」から付けられている。自らの屍が入っている棺を見つめているのか、あるいは棺の中からまわりを見渡しているのか、孤独の中で死と向かい合っている死刑囚の姿がある。
 この句集の出版のために尽力した辺見庸は
 「咳(しわぶ)くや慚愧(ざんき)に震(ふる)ふまくらがり」(大道寺)
を「大道寺の体内と記憶から絞り出された、自発的な供述調書」と言い、「獄中にいるあなたと、獄外にいるわれわれと、どちらがすさんでいるか、わかったものじゃない」と語って内省している。
 思想と行動には賛同できなかったが、同時代(1970年前後)を生きた彼の死を追悼したい。
         かざはやの里・ノブ君(7・3)
昔のブログ・53 2017・7・3(月)
 天気予報 2004・5・30
 雨の予報が外れた。桂枝雀がこんなことをまくらで語っている。
 「これだけ気象庁の予報が外れると下駄の天気占いのほうが確立が高いですよ。表が晴れ、裏が雨でしょ!どう転んでも当たる確立は50%もある」
 いろいろ話した後の落ちは「先日、気象庁の運動会が雨で中止になったそうです」(落語・日和違いより)
 雨は降らなかったが今日は蒸し暑く、梅雨の到来を思わずにはおれなかった。5月ももう終わり、群生して美しい花菖蒲から梅雨に似合う紫陽花の季節へ動いていく。
興福寺と聖林寺 2017・7・2(日)
 NHKの日曜美術館(6月11日)興福寺阿修羅像聖林寺十一面観音像入江泰吉記念写真美術館を紹介していた。
 人気は興福寺の阿修羅像だが、仏像として素晴らしいのは聖林寺の十一面観音像だと思う。2m余の均整がとれ、量感に満ちた姿には圧倒される。そもそも素空は観音像が好きなのだが、同じ国宝・十一面観音で一番良いと言われる滋賀の向源寺(渡岸寺)の十一面観音は美しいプロポーションで魅力的だが、精緻すぎて緊張してしまう。
 テレビを見終わった後の感想は、次々と建物を作り、企画を展開する巨大な興福寺と小さな田舎の寺のような聖林寺の違いは何なんだろうと思った。誰か教えてくれないかな?
7月の始めに 2017・7・1(土)
 我家のミニひまわりが咲きだした。まだまだ梅雨は続くが、7月になるとなんとなく晴れやかになる。七夕月 (たなばたつき)とも言われる今月、天の川を見上げながら楽しい月になることを願っている。
  
セントレアと常滑(6・29)

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