5月の終わりに 2017・5・31(水)
 身内の骨折は8日にリハビリ卒業。18日、主治医のほぼ完治の診断を受け、松葉づえも使わなくてよくなった。ただ、2年間、骨粗しょう症の治療として「フォルテオ皮下注キット」の治療を続けないといけないし、左足の筋力低下もあってまだ歩き方はおかしい。
 いい季節になったので、いろいろ活動しようと思ったら、テニス肘になって自制を余儀なくされている。
 昨日久しぶりに東京のYと会い、一杯飲みながらいろいろと話をしたら、旧悪が次から次に出てきた。えっと思うこともたくさんあったが、幼いころからの友達はいいものだとあらためて思った。
民生委員制度100周年・歴史 2017・5・30(火)
 同級生仲間FとTは長年民生委員をして活躍してきた。彼女らがどんな活動をしてきたか詳しくは知らないが、蟹江の記念事業のパンフレットから以下を転載する。
 「民生委員制度」は、大正6年に岡山県で誕生した「済世顧問制度」が始まり。翌大正7年には大阪府で「方面委員制度」が発足し、昭和3年には方面委員制度が全国に普及。戦後(昭和21年)、民生委員令の公布により名称が現在の「民生委員」に改められた。この間、一貫して生活困窮者の支援に取り組むと共に、とくに戦後は、時代の変化に応じて新たな活動に取り組むなど、地域の福祉増進のために常に役割を果たしてきた。平成29年5月12日は、民生委員制度100周年記念日。
  
                 3つの基本姿勢      
      社会奉仕の精神  政治的中立  基本的人権の尊重   
テニス肘 2017・5・29(月)
 物を持ち上げたりすると右肘の外側に痛みがある。たいしたことはないと放置していたら、どんどん痛くなり、ゴルフのクラブも振れなくなった。慌てて、行きつけの整形に行ったら、俗に「テニス肘」という炎症で正式には「上腕骨外側上顆炎(そくじょうかえん)」ということだった。
 これは肘の外側にある、骨の隆起部分についている筋肉の使い過ぎによる炎症であると考えられていて、医者は彫刻のし過ぎが原因でしょうと言う。最近は彫刻をさぼっているけど黙って聞いていた。肘の使い過ぎを抑え、バンドなどで補助して肘へに負担を軽くして治す。
 先生の前で彫刻の遅れの言い訳にはなるが、ゴルフの誘いは断らなくてはいけない。あ~~あ!健康がいいな。
                         ー 鈴虫孵化 ー
コーヒーブレーク(つれあいにモノ申す) 2017・5・28(日)
 隣の部屋で韓流ドラマを見ていた妻に「コーヒーがほしい」とメールした。すると「ただいま留守にしています。本日のコーヒーはセルフサービスになっております」との返信が。続けて「迷惑メールはやめましょう」。(せめて直接話してほしい・78歳)

 韓ドラを見ている連れ合いは、何を言っても返事がない。
骨粗鬆(しょう)症4・骨の石灰化 2017・5・27(土)
 骨は石灰化されて丈夫な骨になる。
 骨を作る骨芽細胞がアミノ酸を取り込み骨の基盤となるコラーゲンを分泌しているところにハイドロキシアパタイト(リン酸カルシウム)などがくっついていく。これが石灰化と呼ばれる現象で、骨が作られるうえでの重要な初期過程とされている。
 これはあくまで初期過程で、この石灰化が骨の随所で過剰に起こると四十肩などの病気になるし、骨から血中にカルシウムがあふれ出るといろいろな弊害が出てくる。
 「フォルテオ皮下注キット」の治療を始めたが、主治医が一ヶ月後の状況を血液検査とレントゲンで判断すると言っているのは、そうしたことも含んでいて、この治療が適切かどうか見極めることもあるようだ。
共謀罪 2017・5・26(金)
 とんでもない法律が制定されることになる。過去の治安維持法によってどんな社会が作られたかは歴史を学習すればすぐにわかると思うが残念だ。共謀罪の成立は、もの言う人間は誰もが被害を受けることを心配しなければならない。さらに、悪法の被害にあう子供や孫の将来を心配する。
 人はどんな領域でも自由であることが最良である。ただ、目に見える単純な犯罪(誰もが罪と思う)を行うことを自由とは言わない。
 共謀罪が対象にするのはそうした単純なものではない。犯罪(既遂)の前段階の未遂、その前の予備、予備より前の共謀を犯罪とし、その対象を大幅(300)に増やしているとても危険な法律だ。
 善悪は時代により、国家体制により、世論によりころころ変わる。「過半数以上の人が賛同することは正しい」と思ってはいけない。それは少数意見を抹殺し、またその体制は「正しい」と思っていた人たちをもいつの日か「悪い」と判断し規制する。
 こうした社会から解放されるには、やはり自由を最大限に尊重することだと思っている。今、多くの日本人が「自分は自由」と思っているようだが、深く考察すれば間違いだと気づくだろう。それはまやかしの自由だと言える。
 「監視の暗い世 また」(中日新聞5月24日)で兄の友人・天野茂樹さん(弁護士)が語っている。
 「人と人が話し合う『共謀』を立証しようとすれば、捜査機関はあらゆる手段を使って国民の動き、発言を監視せざるを得ない
 ・・・関連法を整備すれば可能となる、電話の傍聴やLINE(ライン)などの会員制交流サイト(SNS)の操作。「時の政権が進める政策に批判的な人や団体は、順番に標的になるでしょう
昔のブログ・47 2017・5・25(木)
 テクニシャン 2004・4・17

 同年の知人は学生時代、東京で麻雀の腕を磨いた。当時はそれぞれが手で牌を積んだ。彼は集中力と手先の器用さで積む牌を覚え、さらには意識的に都合のいいように積み込むことが出来た。これはイカサマに近いが、その頃、この世界では高度な技術と賞賛された。その上、話術にたけ、人当たりもよかったので、相手に好かれながら勝ち続けた。過去に対戦した相手では、彼と有名な小島武夫プロの技は抜きん出ていた。
 久しぶりに対戦したら、最近は機械が積む為にその技が使えないのか、ただの打ち手になっていた。でも町会議員から、さらに市との合併で市会議員になるらしい。敵のいない、敵に好かれる人柄が功を奏したのだろう。
子供の飛び出し 2017・5・24(水)
 我家の庭から飛び出したともき君が車にぶつかった。顎と口に傷を負ったが病院の検査では幸いにも何もなかった。車も低速で走っていたので助かった。
 近くの子供たちが我家に出入りするので気をつけているが、手の届かない時もある。とりわけ、4~5歳の幼児が危険なので、常に注意しているのだが、一人ではむずかしい時もある。くるみの散歩も素空一人の時は多人数の子供たちを連れて行くことは断っている。
 家の前はそれなりに車が走るので、裏の垣根をあーちゃんパパにお願いして改造した。そこから子供たちが出入りするようにして、玄関からの訪問は禁止した。
九官鳥・第6首(會津八一) 2017・5・23(火)
 枕頭(ちんとう)(第2首)          解説
   いで はてて をのこ ともしき ふるさと の  
          みづた の おも に とし は き むかふ

 眠れぬままに故郷新潟の新年を思う。男は戦争に出て少なくなっていた。
民生委員制度100周年・蟹江 2017・5・22(月)
 昨日、蟹江町の民生児童委員代表の同級生Tから100周年記念事業に招かれたので同級生仲間Mと出かけた。蟹江町中央公民館大ホールを一杯にして、代表Tのあいさつの後、蟹江中学校の吹奏楽部演奏が始まった。
 中央でトランペットを吹くのは同級生Tの孫・こっちゃん(中学3年生)、この子を連れてスキーに行ったのは5歳の時、大きくなって堂々と演奏する姿に見惚れた。   
     

代表挨拶

TとM

こっちゃん
骨粗鬆(しょう)症3・診断 2017・5・21(日)
 骨粗鬆症の診断基準は骨密度のほかに骨折の有無がある。骨密度が若い人の70%以下まで減ると、骨粗鬆症と診断するが、背骨(椎体・ついたい)または太もも(大腿骨近位部)を骨折(脆弱性骨折)していれば、骨密度と関係なく原発性骨粗鬆症と診断する。
 身内の骨折は事故によるもので、
脆弱性骨折ではないが、骨密度が80%を切っていたので、「フォルテオ皮下注キット」という方法の治療を始めた。              フォルテオ皮下注キット
骨粗鬆(しょう)症2・亀背 2017・5・20(土)
 亀背(きはい・猫背)は骨粗鬆症ではないが、亀背変形を示した上位10%の女性に骨密度の低下があると言う。しかし、壁際に立った時、壁に後頭部が付けられない場合は、背骨の骨折の可能性がある。
 素空は前から猫背(母からの遺伝?)でよく知り合いに指摘されるが、壁に頭は付けられる。
 骨折の身内は2年間の注射を実行し始めたが、チーズやその他カルシウムの多いものを盛んに食べるようになった。
 注射セットにいろいろな印刷物がついているので折につけて骨粗鬆症について書いていきたい。 
昔のブログ・46 2017・5・19(金)
 かへりみて己を知るへし 2004・3・15
 会津八一の学規その2に「かへりみて己を知るへし」とある。もちろん、学び舎における教え子への言葉だが、八一自身への戒めでもある。
 八一は、常に自己を反省し、自分という存在を見据えよと諭す。自己を過大にも過小にも評価してはいけない。自己の現状を正しく把握し、己の未熟を認識しながら、学問における精進と努力をせよと言う。ソクラテスの「汝自身を知れ」とは意味合いが異なるが、人生にとって示唆に富んだ言葉だ。
 明日は第三火曜日(休み)なので、「己を知るべく」雑多な日常を忘れよう。でもきっと「小人閑居して不善をなす」になりそうだ。
血圧(つれあいにモノ申す) 2017・5・18(木)
 最近、血圧が少し高くなったので薬を飲み始めたら、「氷川きよしのコンサートに行くからだ」と夫。それは違います。あなたのひと言ひと言が私の血圧を上げているのです。(氷川きよしは好きだけど・67歳)

 最近、悪玉コレステロールの値が高くなった。連れ合いの料理が?と思ったが、
愛犬・くるみに目玉焼きの白身を食べさせたいため、せっせと作っては自分は黄身を食べているからかな? 黄身はコレステロール量ナンバーワン。
美女撫子 2017・5・17(水)
 2年か3年前に種を蒔いたがうまくいかなかったので忘れていた。葉が伸びて何かが咲きそうなので育てていたら葱坊主のような蕾ができ、5月になって咲き始めた。最初は一色だったが、2種のピンクの花で満開になった。
 切り花にしても長く持つので、「いい花だなんという花だろうね」と話していた。
 今日、鉢のなかに「美女なでしこ」と素空が書いた札に気が付いた。えっ!と思ってネットで確かめたら美女撫子だった。

 「本来は多年草で毎年咲くのですが、真夏の暑さと多湿によわくて、枯れることが多いです」と紹介されていた。
枕草子(七十七段)・御仏名のまたの日 2017・5・15(月)
  罪障懺悔(神仏に過去の罪を悔いて許しを請うこと)を怠るが、管弦や秀句に惹かれる清少納言自身のことを書く。
 下段の口語訳を気楽に読んで欲しい。
(七十七段)
 御仏名(みぶつみやう)のまたの日、地獄絵(ぢごくゑ)の御屏風とりわたして、宮に御覧ぜさせ奉(たてまつ)らせ給(たまふ)。ゆゝしういみじき事かぎりなし。「是(これ)見よ、是見よ」と仰せらるれど、さらに見侍らで、ゆゝしさに、こへやにかくれ伏(ふ)しぬ。
 雨いたうふりて、つれづれなりとて、殿上人、上(うへ)の御局にめして御遊びあり。道方(みちかた)の少納言、琵琶いとめでたし。済政(なりまさ)筝(しやう)の琴(こと)、行義(ゆきよし)笛、経房(つねふさ)の中将笙(しやう)の笛(ふえ)など、おもしろし。ひとわたり遊(あそび)て琵琶ひきやみたる程に、大納言殿「琵琶(びは)声やんで物語(がたり)せむとする事をそし」と誦(ず)じ給へりしに、かくれ伏したりしも起(お)きいでて、「猶(なほ)罪(つみ)はおそろしけれど、もののめでたさはやむまじ」とてわらはる。

 御仏名の翌日、地獄絵の御屏風をこちらに持って来させて、帝が中宮にお見せになられる。地獄絵は気味悪く恐ろしいこと限りない。帝はわざと「これを見よ。これを見よ」とおっしゃるのだが、私は「いいえ、拝見いたしません」と申し上げて、あまりの気味悪さに、小部屋に引っ込んで寝てしまった。
 その日は、雨がひどく降っていて、手持ち無沙汰だったので、殿上人を上の御局にお召しになって、音楽の催しを開かれた。道方の少納言の琵琶の演奏が、とても素晴らしい。済政の筝の琴、行義の横笛、経房の中将が笙の笛なども見事だ。一通り演奏して、琵琶も弾き終わったところで、大納言様が「琵琶声やんで物語せむとする事をそし(白楽天)」と吟じられたので、それまで隠れて眠っていた私は我慢できずに起きだしてきて、「やはり仏罰は怖いですけど、素晴らしいものに惹かれるこの性格はなおりますまい」と言って、一同に笑われた。
             (明日第3火曜日は独り言を休みます) 

  A夫婦宅ー九華公園ー柿安ー川越緑地公園ー富双緑地公園
昔のブログ・45 2017・5・14(日)
 泣き泣きもよい方をとる形見分け(柳多留) 2004・3・12
 田辺聖子が表題の江戸時代の名句と比較して、新聞投書欄にあった「父が逝き身内の欲が表に出」と言う、たどたどしく下手な句に日本語の衰退を見て嘆いている。ことわざや句が日常生活の中で伝承されないことに一因があるという。日本語を無視するマスメディアの影響も大きいだろう。
 昔、大新聞の短歌投稿欄に会津八一の名歌とそっくりな歌(盗作)が入選していた。すぐに新聞社の文芸部に電話をかけると、すでに沢山批判の電話をもらったと詫びていた。問題は文芸部ではなく選者だ。この欄の有名な選者からはお詫びの掲載もなかった。
 日本語の衰退も心配だが、勉強不足のエセ文化人の横行も困る。文化の衰退がエセ文化人の横行を許しているとも言える。
九官鳥・第5首(會津八一) 2017・5・13(土)
 枕頭(ちんとう)(第1首)         解説
   いね がて に わが もの おもふ まくらべ の  
          さよ の くだち を とし は いぬ らし

 きい子(義妹)のいない転居した目白文化村でいく年を詠う。 
蒼(あお)・大衆酒場 2017・5・12(金)
 母方の実家(お茶屋)の跡取りが身体を壊し、後を継ぐ者がいなくなった。今年になってそこに蒼(あお)と言う食堂が出来たので、一度行きたかったがなかなか行けなかった。4月末に同級生Nとやっと訪れ、一杯飲みながら店長と話すことが出来た。気さくでニコニコした好感の持てる人だった。
 素空が子供の頃、夫に先立たれた祖母が、戦死した息子のお嫁さんと店を切り盛りしていた。この祖母にとても可愛がられた素空は近くに住む外孫だが、毎日そこで遊んでいた。祖母が病気で入院した時は週に1度は泊まり込んでいた。世話をしたわけではない、祖母がそばにいると喜ぶからだった。後を継いだ祖母の孫(素空の従兄)が早くにガンで亡くなり、奥さんが切り盛りしていたが体調を崩したのだ。
 刺身を肴に日本酒・宮の雪を飲みながら、そこが大きな茶箱が積んであったところ、奥のトイレは昔と一緒のところにあるなどと懐かしんだ。身内の人たちとまた訪ねたいと思った。
話題の言葉(いわせてもらお) 2017・5・11(木)
 夫(82)に出かけついでに買い物を頼んだ。帰ってきて「母さんの気持ちを忖度(そんたく)して牛乳買ってきたよ」。牛乳はまだ十分ありました。
       (岐阜県恵那市・卵を忖度してほしかった・79歳)

 「忖度」、有名になったね。人の心を推し量ることという意味だが、語源をNHKラジオで知った。
 中国の「詩経」にある
   奕奕寢廟 君子作之   秩秩大猷 聖人莫之
   他人有心 予忖度之   躍躍毚兔 遇犬獲之
 「他人に(邪悪な)心が有れば、私はこれを推し量る」からきている。

   奕奕(えきえき)たる寝廟(しんびょう)、君子之を作る。
   秩秩(ちつちつ)たる大猷(たいゆう)、聖人之を莫(はか)る。
   他人心有り、予(われ)之を忖度す。
   躍躍(てきてき)たる毚兔(ざんと)、犬に遇(あ)いて之を獲えらる。

   偉大なる寝殿は、君子が作った。
   秩序ある大道は、聖人が定めた。
   他人に(邪悪な)心が有れば、私はこれを推し量る。
   行動的でずるくすばしっこい兎は、犬に遭って捕らえられてしまう。
書店 2017・5・10(水)
 近鉄四日市駅前にあった老舗の書店・新光堂が無くなってから、ずいぶん時が経つ。関連の郊外店も閉店して店舗を貸したと言う。
 この書店は場所を移して、本の配達などの業務をしている。店主に久しぶりにお会いした。駅周辺の20店舗ほどに本を配達していると言う。素空がパソコン教室を運営していた時の生徒さんだが、改めて年を聞くと85歳だった。懐かしくて30分以上立ち話をしたが、話題は健康のことになる。大腸がんの手術をしたそうだが、とても元気だった。パソコンの話からスマホの話になり、「便利でいいですよ」と言う。パソコン教室の時代の知識が生かされているようで、とても嬉しかった。
 読書が減り、本が売れなくなった結果の閉店だが、駅前のビルなど2ヶ所を貸して安泰、もっと早く貸せばよかったと語っていた。「今の仕事を続けてくださいね!健康には活動が一番ですから」と話してお別れした。
昔のブログ・44 2017・5・9(火)
 子犬 2004・3・10
 愛犬・チコが亡くなって9年になる。25年ほど前に買った子犬はその日に病気になり、獣医の手当ても虚しく一週間で死んだ。ペットショップが店頭渡しだから保証しないと言ったので、新米の仕事のない弁護士(後輩)が面白がって、「瑕疵(かし)物件=きずものを売った」と裁判にした。これには裁判所も困って、どうか調停にしてくれと弁護士に頼み込んだ。
 先方が随分懲りたようなので、最終的には代金と治療代の半金で手を打った。弁護士費用は無し。その金で二人で飲んだ。
 最近、また子犬が欲しいと思い出した。信頼できるところから良い犬を授かるといいのだが!友人がメールで「5歳、メス、小さめのゴールデンを飼って下さる方ご存知ありませんか?」と言って来たが、ゴールデンでは我が家には大きすぎる。
骨粗鬆(しょう)症1 2017・5・8(月)
 骨粗鬆症は骨がスカスカになり、骨折しやすくなる病気。骨密度の問題で、X線を使って骨の量を測る。若い人の平均値を100%とした時に、自分の骨の量が何%か?骨密度が若い人の80%未満になると要注意、70%以下まで減ると、骨粗鬆症と診断される。
 大腿部頚部(だいたいぶけいぶ)骨折をおこした身内は普段は元気だったので、骨密度の測定で、「骨粗鬆症の領域に入っている」と主治医に言われショックだったようだ。以降、「骨にはチーズが良い、・・・が良いと」言っては食べている。
 主治医から骨粗鬆症の最新の治療は注射が良いと言われ、実行することになった。自分でお腹のあたりに注射、しかも2年間毎日打つと言う。大変なことだが、それで良くなるなら結構なことだ。
 2年後にスーパーマンみたいに強固な人間に変身していることを期待している。
九官鳥・第4首(會津八一) 2017・5・7(日)
 除夜の銀座に出でて(第2首)     解説
   かぎり なく ゆき かふ ひと の いづれ より
          われ おい けらし みち の ちまた に

 賑わう大晦日の銀座で還暦の自分の老いを思う。
臓器提供と献体 2017・5・6(土)
 臓器提供とは死後自分の体を社会のために役立てる方法として、必要とされる方に自らの臓器を移植用に提供することで、そのために「臓器提供意思表示カード」がある。ずっとカードを携帯していたが、年齢制限はないようだが60歳を超えると難しいので今は持っていない。
 献体とは人体解剖などの研究、教育に役立たせるために、無条件・無報酬で遺体を提供する事。死後自らの肉体がを解剖学の実習用教材になる事を承諾し、遺族の同意のもと、遺族が故人の遺志にそって遺体を提供する。
 臓器移植も献体も立派なことと思うが、献体は死後48時間ぐらいで提供され、勤めを終えた後に火葬され遺骨が家族に返還されるが、期間は1~3年ほどかかるようだ。
 さしあたって、素空は献体をするつもりはないが、死後のことはすべて連れ合いの意思に任せてあるのでどうなるかはわからない。ただ、死後の葬送や納骨等を考えると献体には近親からの異論が出そうだ。
 終活(自分の人生の終末のためにする活動)を考える年代になったので、上記のことが切実な問題となってきた。
孫たちのページ 2017・5・5(金)
 ジュニアの長女が生まれてから10年余、本名で孫たちのページをアップロードしてきた。ージの楽しみのページだが、親戚や友人たちにもかわいい孫たちの姿を伝えたかった。独り言のページ、孫たちのページにあげた数は膨大だが、将来に記録として残ればいいとも考えてきた。
 ところが、ネット上の検索システムで本名から検索できるために長女にトラブルが起こったと連絡があった。大きくなったのに本名であげ続けた素空の大きなミス、不明を恥じている。
 早速、このページを停止し、ブログの記事上の名前を変更した。
 ネット社会は便利だけど、思わぬトラブルが発生する。もっと言えば「怖い」と言うこと。
 当分はこのページを停止し、今後どうするかを夏休みに孫たちと相談しようと思っている。
行ってきます(いわせてもらお) 2017・5・4(木)
 4月から6年生になった孫(11)が、ランドセルを背負って、玄関で大きな声で「お休みなさい! あ、まちがえた」だって。母親の娘(44)は「あの子、今日、学校に寝に行ったんちゃうか」と心配顔。土・日もサッカーで練習やら試合やらで休みなし。つい、本音が出たんだよね。

 可愛いね。隣の子供は素空の家から帰るときに「行ってきます」と言う時がある。
社会があの頃に近寄っている 2017・5・3(水)
 朝日新聞の「明日を語ろう・阪神支局襲撃から30年」(5月2日)で外国人の指紋押捺制度の反対して逮捕(1986年)された金成日さん(「在日コリアン2世)が語っている。襲撃で殺された小尻知博朝日新聞記者が彼を取材して当時記事を書いた。
 金さんは言う『・・・襲撃事件の犯行声明で「反日朝日は50年前にかえれ」とありました。僕にしてみれば「50年前」は日本が朝鮮を植民地支配した時代。・・・植民地支配が終わったも差別的な制度(押捺制度)を残した日本のありように対する異議申し立てでした。・・・でも、この30年を振り返ってみると、社会の右傾化が進んでいると感じます。日の丸・君が代法制化、日本を昔に戻そうとするような自民党の憲法改正草案、特定秘密保護法、「共謀罪」導入の動き。「50年前にかえれ」という言葉は合法的な形で実現されつつあるかもしれません。・・・社会があの時代に少しずつ近寄っているような気がします
 在日コリアン2世として辛酸をなめてきた彼の言葉だからこそ重みがある。「日本人だから・・・」という狭い了見ではなく、世界的な視野に立って物事を考えないと愚かな歴史を繰り返してしまう。 
昔のブログ・43 2017・5・2(火)
 ふかくこの生を愛すへし 2004・3・5
 会津八一の「学規」のこの言葉は彼の人生観が凝縮されている。随筆でこう語る。
「生命は束の間なれども、藝術は永遠なりなどと云ってみても、つまりは人生あっての藝術にちがいなかろう」
 今ある生、生きていることを大事にする。深く人生及び人間を愛することが、芸術や学問の根底になければいけないと教えているのだ。
 進歩という言葉で人間性を無視し、利潤のために人をないがしろにし、正義の名の下に戦争をする。とかくこういう流れになりがちな世の中で「ふかくこの生を愛すへし」は千鈞の重みを持つ。隣家のおじいさんの野辺の送りが「生」を喚起した。
5月の始めに 2017・5・1(月)
 5~6月の星野富弘の詩画は「シラネアオイ
 シラネアオイは北海道から本州中北部の日本海側にかけての山地帯と亜高山帯のやや湿り気のあるところに分布。高さは20ー30cm。花期は5ー7月頃。花弁はなく、7cmほどの淡い紫色の大きな萼片が4枚あり、大変美しい姿をしている。和名は、日光白根山に多く、花がタチアオイに似ることからシラネアオイ(白根葵)と名づけられた。別名で「山芙蓉(やまふよう)」、「春芙蓉(はるふよう)」ともいう。(ウィキペディアより)
     

 詩は人間に手厳しい。確かに地球に良いことはほとんどせず、浸食に値することばかりしている気がする。

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