10月の終わりに 2017・10・31(火)
 諏訪神社の例大祭・四日市祭で今年も同級生が、新たなメンバーをくわえて鯨船を元気に引いていた。ずっと続けてほしいと思う。
 雨が続き、台風が2回も来て10月らしさが少しそがれたが、四日市市美術展やシニア展で友人たちと楽しい時間も過ごせた。
 松の木の剪定を始めたが、なかなか進まないし、いじればいじるほどおかしくなっていく。プロにやってもらっていた時からずいぶん形が変わった。だけど、健康のための運動と考えて、木から落ちないように気をつけてやっていこうと思っている。
身体の話いろいろ6・骨伝導 2017・10・30(月)
 骨伝導は、空気を伝って鼓膜(中耳)を振動させ聴覚神経(内耳)に伝わる気導音に対して、声帯などの振動が頭蓋骨を伝わり直接聴覚神経に伝わる骨導音のこと。自分が聞く自分の声は気導音と骨導音が合わさったものだ。
 ベートーヴェンは20代後半に難聴を患い、ほとんど何も聞こえないほどの状態になったが、この時彼は指揮棒を歯で噛みピアノに押し付けて骨伝導で音を聞いていたという。
 また一部の生物は耳殻を持たず、骨伝導で外部の音を検知している。例えばクジラは、下顎の骨で水の震動をとらえて耳骨に伝えることで音を感じ取っているという。
昔のブログ・70 2017・10・29(日)
水俣病 2004・10・16
 水俣病発生から48年目、最高裁が行政の責任を認めた。工場廃液の水銀が原因とほぼわかっていたのに、政治と経済の奇妙な論理の中で被害者は翻弄されてきた。長すぎたが、朗報だ。
 同時に思い出すのは、1960年代の四日市公害。工場の煙で空気は汚れ、工場排水で海の魚は臭かった。結果、コンビナート近くで、沢山のぜんそくの患者が出た。
 当時の下宿先で臭い魚が出た。気が弱かったので我慢して食べたが、要領のいい同宿者は紙に包んで隠して持ち帰って捨てていた。その後、SUは他県に出たので公害の被害には会わなかった。
横浜DeNAベイスターズ 
                2017・10・28(土)

 セリーグ3位のDeNAがクライマックスシリーズを勝ち上がって日本シリーズに進出した。ずっとDeNAファンなので嬉しいが、何となく日本シリーズに違和感がある。この制度はアメリカを真似たというが、長いシーズンを戦って各リーグで一位になった球団が、決戦するなら納得するのだけど。もちろん今日から始まる日本シリーズでDeNAを応援する。
 ところで、なぜDeNAファンかと言うと中京圏に住んでいるとセリーグは巨人・中日・阪神ファンがほとんど、客商売をしているのでそんな人たちともめたくないと思ってDeNAにした。「DeNAファンです」と言うとたいがいの人は不思議そうな顔をして無視することが多いがそれでもかまわない。
 DeNAの選手の名をほとんど知らない。強打者・筒香(つつごう)の名の読み方も最近まで知らなかった。そんなファンだけど「DeNA頑張れ!!」と叫ぶ。 
骨粗鬆(しょう)症18・3つの治療法 2017・10・27(金)
 治療は、骨折の発生を抑え、生活の質と意地と改善を図ること。治療法は食事療法、運動療法、薬物治療。
 
食事療法
 バランスの良い栄養を取った上で、カルシウムやビタミンD、ビタミンKなどを摂取する。
 
運動療法
 適切な運動は、骨量の維持あるいは増加、運動機能の改善、腰痛の緩和をもたらす。
 
薬物治療
 骨の破壊を抑える骨吸収抑制剤と骨を作る骨形成促進剤がある。
 大腿部骨折で身内が行っているのは骨形成促進剤を毎日2年間注射する事。気の遠くなるような治療だ。
      
モリコロパーク(10・26)
身の潔白(いわせてもらお) 2017・10・26(木)
 買い物から帰宅した私。サンダルを履いていたので、足が砂ぼこりでザラザラとしてしまった。こんな独り言をつぶやきながら、風呂場へと一目散に走った。「足洗おーっと」。そこへ夫(57)が一言。「何悪いことしたん?」
        (福岡県糸島市・まじめに生きてきましたよ・57歳)

 沢山悪いことをしてきたが、「足洗おーっと」と言うほどの悪事ではない。だけど年を取って角質がたまり、足も汚くなったので足は丁寧に洗わなければ!

                
村荘雑事・第1首(会津八一) 2017・10・25(水)
 きく うう と おり たつ には の このま ゆ も    解説
            たまたま とほき うぐいす の こゑ

 武蔵野の名残を残す広大な敷地の下落合秋艸堂に移り住んだ八一は心豊かに自然と生活を詠っていく。
シニア展 2017・10・24(火)
 シニア展には「恵比寿」と「拈華微笑・ねんげみしょう(安達洋子書)」を出展した。早速、同級生(メルヘン)が駆けつけてくれた。鑑賞後、昼食を共にしたが、食べるより話の方が多かったかな?シニア展鑑賞より、この昼食会がメインだから楽しいひと時だった。
 終わって家に帰ろうとしたら、兄が電話で伊勢湾岸道をこちらに向かって走っているという。素空の作品を見に来てくれたのだ。会場をゆっくり鑑賞し、その後、大きく変わった四日市の中心商店街を2人で歩き、夕食を共にした。兄弟とはいいものだ。
 ところで作品・拈華微笑の解説を下段に書いたので参照を!
   
  

拈華微笑(ねんげみしょう)
 言葉を使わず、心から心へ伝えること。また、伝えることができること。(以心伝心)
 「拈華」は花をひねる意。「華」は草木の花の総称。「拈」は指先でひねること。
拈華微笑の故事
 釈迦が弟子に説法しているとき、一本の花をひねって見せたが、弟子たちはその意味を理解できず沈黙していた。ただ一人、迦葉(かしょう)だけが悟ってにっこりと笑った。釈迦は、迦葉が言葉で表せない仏教の奥義を理解できる者として、彼に仏法の奥義を授けた。
昔のブログ・70 2017・10・23(月)
 死語 2004・9・18
 1990年代のバブルの崩壊過程で「ストライキ」は死語になったような気がする。1947年2・1ゼネストはマッカーサーによって中止させられた。1960年「総資本対総労働の対決」と言われた三井三池闘争では、1278人の指名解雇に対して無期限ストから壮絶で凄惨な展開を見た。60~70年の安保のストライキは、戦後日本の進むべき道の選択を問うた。
 プロ野球ストはそれに比べれば質が随分違う。でも、経営者と雇用される選手では彼我の力関係が圧倒的に違うのだから、ストを打つべきだ。古田頑張れ!
 こんなストもある。
    「生きるため葬儀会社のストライキ」  鶴 彬(つるあきら) 
ビールで割る 2017・10・22(日)
 焼酎をビールで割りて飲みいたり
             富士の強力(ごうりき)今は懐し

                 (富士吉田市) 萱沼 勝由
 
                 ー 朝日歌壇 9月25日 -
 この歌を読んですぐに、ずいぶん前に亡くなっている母方の実家を継いだ従兄を思い出した。ガンで亡くなったが大好きな酒が原因だったかもしれない。素空もお酒は好きだが、従兄はウイスキーをビールで割って飲んでいた。そんな割り方は知らなかったので聞いたときはびっくりした。真似してみたが強すぎて長くは続かなかった。
 強力と比較できないが、従兄は強くて頼れる兄貴分だった。従兄なき後、実家を切り盛りした奥さんも先日亡くなった。目と鼻の先にある子供のころに遊んだ実家は今は和食屋になっている。寂しい思いをしていたが、上記の歌でいろいろなことを思い出した。
捨てない夫(つれあいにモノ申す) 2017・10・21(土)
 使い古しためがね、ケース・・・。何でも捨てずに取っておく夫。「何でも捨てないんだね」と話すと、「そう。だから、おまえも捨てないんだ」。
                (私はめがねと同じ?・75歳)

 老前・生前整理、終活など断捨離は理解しているが、なかなか物が捨てられない。整理して捨てるのが得意な連れ合いが素空を処分しないのは、まだ何かに使えるからかな?
村荘雑事・十七首(会津八一) 2017・10・20(金)
          大正十一年九月より同十三年に至る
村荘 作者は、これより先久しく小石川区豊川町にて星島二郎君の貸家に住みしを、この時より落合町三丁目一二九六番地なる市島春城翁(1860-1944)の別荘を借りて移り住みしなり。  自註鹿鳴集より   

 親戚筋にあたる市島春城(しゅんじょう)の別荘「閑松庵」を無償で借りた八一はここを秋艸堂と名づけ、14年間生活した。下の不動谷を加えると3千坪もあった下落合秋艸堂は学問、芸術が成熟するのにとても役立った。ここで詠まれた村荘雑事17首を植田重雄は「平淡の世界」と言っている。
 市島春城(1860~1944)
 政治家・文筆家。新潟県北蒲原郡生まれ。本名謙吉。ジャナーリスト、衆議院議員、早稲田大学図書館初代館長として活躍した。八一の親戚にあたり、住居の借用など、学業から生活まで手助けした。
身体の話いろいろ5・骨盤 2017・10・19(木)
 
骨盤(こつばん)は、大腿骨と脊柱の間で体を支える強固な骨で左右1対の寛骨、仙骨、尾骨で構成される。
 脊柱を支え、腸や膀胱、子宮などの臓器を守る役割がある。最も男女差のある骨で、骨盤が残っていれば性別の鑑定が出来る。骨盤の中央の孔は男性では三角形に近く、女性では丸く男性より幅広い。出産の際に胎児が通るためだ。
 身体を中心で支えていると言ってよく、とても大切な骨で損傷すると身体に大きなダメージを与える。

 第67回市民芸術文化祭・シニア趣味の作品展
               素空 2点出展
  四日市市文化会館・第1展示室10月21日(土)~10月22日(日)
         (21日 11時~17時 22日 10時~16時)
昔のブログ・69 2017・10・18(水)
 ボケないための生活術(中日新聞9月3日より) 2004・9・9
10か条
1 散歩をしよう。
2 魚をできるかぎり食べよう。
3 生活習慣病にかかっていたら、すぐに治そう。
4 いくつになっても、いつも恋心を持とう。
5 栄養状態に注意しよう。
6 できるだけ外出に心がけ、社会とよく交わろう。
7 3度の食事より好きな趣味を持とう。
8 寝たきりにならないように注意しよう。
9 自分なりのストレスの発散法を持とう。
10 自立しよう。(心と体と経済)
SURUME
・車を止めよう。
・魚は大好き、まぐろ好き。
・なかなか治らないのが習慣病。
・相手がいないと難しい。
・作ってくれる人が頼りだ。
・うーん!仕事が無ければ。

・仲間に卓球狂い(?)が。
・親父は脳血栓だった。
・パソコンを止めて野に。
・自立はしているがパワーがない。
本音?(つれあいにモノ申す) 2017・10・16(月)
 夫が書類を書きながら「あ、しまった。『毒』って書いちゃった」。どうやら、「妻」と書くつもりだったようです。
               (今に見とれよ・58歳)

 読んで笑ってしまった。毒よりもっと怖い連れ合いにはこの話は絶対にしない。
          (明日第3火曜日は独り言を休みます)

               期日前投票ートミジャス
明日香に来た歌人・小谷稔 2017・10・15(日)
 友人・鹿鳴人が師事する歌人・小谷稔が「
明日香に来た歌人」を上梓した。
新アララギ選者・編集委員、毎日やまと歌壇の選者として活躍中。本はこう紹介されている。
 「万葉集のふるさと明日香。明治以来の歌人たちは、日本人の抒情の原点を求めて永久なる大和三山を望みつつ明日香を歩いた。彼らはそこで何を見、何を感じ、どのように歌ったのか。それらをを丹念にまとめた、奈良在住のアララギ歌人であり評論家による歌論集
 嬉しいことに会津八一も取り上げられ、鹿鳴集の冒頭歌と明日香で詠んだ12首が紹介されている。12年前これらの歌を鑑賞しながら、素空と鹿鳴人、同級生合わせて7人で明日香をまわったことは忘れられない。

小谷稔プロフィール
 1928年、岡山県新見市上熊谷生まれ。
 1946年、アララギ入会。
 岡山師範学校・東京教育大学文学部各卒業。
 現代歌人協会・日本文藝家協会各会員。
 奈良工業高等専門学校・奈良学園大学各名誉教授。
 「アララギ」選者を経て「新アララギ」の創刊とともに選者・編集委員。
 北陸アララギ会「柊」・毎日新聞「やまと歌壇」各選者。

著書
 歌集「秋篠」「朝浄め」「大和恋」「再誕」「黙坐」
 自選歌集「ふるさと」「牛の子」
 評論「土屋文明短歌の展開」「アララギ歌人論」
骨粗鬆(しょう)症17・骨萎縮 2017・10・14(土)
 作られた骨の骨量が減少した状態を言う。骨粗鬆症とほぼ同じ意味で使われるが、骨萎縮は身体の一部分の骨の状態を指す場合に使われることが多い。骨折治療のためのギブス固定や長期入院、加齢などによって起こる。
 なるほど、高齢の知り合いでそうしたことを経験した人が歩き方がおかしいのはそのためのようだ。大腿骨骨折の身内は骨萎縮ではなく、腰への負担がかかり、腰痛気味でまだ正常には歩けない。
枕草子(八十四段)・めでたき物 2017・10・13(金)
 素晴らしいもの(めでたき物)を書くが、中心は「六位の蔵人(くろうど)」の素晴らしさ。詳しくは原文と訳(84段)を見てほしい。
  六位の蔵人は、天皇の膳の給仕等、秘書的な役割を果たした蔵人所の職員(下級役人)で定員は4~6人、昇殿が許される殿上人となり、麹塵袍(きくじんのほう)などの素晴らしい上衣(袍)の着用が許されるなど、天皇の側近として名誉な職とされた。
 この六位の蔵人を以下のように書いて絶賛する。
 「高貴な貴公子たちでもめったに着ることができない綾織物を思いのままに着ている青色姿などが、非常に素晴らしいのである。・・・六位の蔵人になってしまえば、(今までと違って)何とも言えないほどのあきれる派手な服装である。宣旨などを持って参上したり、大饗の時の甘栗の使いなどで参上したのを、主人側で対応し、高貴な人に対応するように接する様子は、どこからやってきた天人なのだろうと見えることだ
日録 20世紀(1950・昭和25年) 2017・10・12(木)
 1950年のグラビアは
  ・中尊寺・藤原氏4代のミイラにメス
  ・画期的な「正村ゲージ」機でパチンコブーム!
  ・「光クラブ」など“アプレゲール犯罪”と若者
  ・朝鮮戦争勃発と日本
 中尊寺に行ったのは商店街の旅行、20年以上前かな?四体中、忠衡と言われていた一体は兄・泰衡と入れ替わっていたという。
 今とは全く違う当時のパチンコ、素空が初めて遊んだのは「正村ゲージ」機だと思う。
 アプレゲールとは「戦後の意」だが、ここでは敗戦後の無責任・無軌道な若者たちをもさす。もともとは、第一次大戦後にフランスやアメリカなどで興った風俗革命・新芸術運動。日本では、第二次大戦後、野間宏・中村真一郎などが旧世代の文学者と自らを区別するために用いた。
 朝鮮特需は36億ドル、これを契機に日本経済は立ち直るが、朝鮮半島では3年間で516万人が死傷者が出ている。他国の不幸が日本の経済的復興につながった。とても喜べない気分だ。
昔のブログ・68 2017・10・11(水)
 夏バテ 2004・8・26
 鳥取行きで歯が浮き、微熱が続いた。治ったら今度は奥さんの調子が悪い。ネットで「夏バテ度」を計ってみたら、「あなたの夏バテ危険度はやや高め」と出た。
 夏バテとは、やる気がない、だるい、疲れがとれない、食欲がない、眠れないなどの様々な症状。原因は汗をかいて、水分とともに塩分やビタミンが少なくなること、寝不足、あるいは冷房による室内外の温度差など。
 たっぷり栄養を取り、十分な睡眠を取ることが夏バテ解消法だとネットに書いてあった。それにしても、アイデアが次々と湧き出し、精力的に活動するNさんの辞書には「夏バテ」はないのだろうね。
 夏バテ2 2004・8・27
  やる気がない
  だるい
  疲れが取れない
  眠れない

 夏に限ったことではない。若い時からずっと・・・ ちょっと激しく動くとしんどい・だるいと叫ぶ(虚弱体質)、これは年齢と共に進化、若い時からの得意種目だが最近脳が軽くなってから改善気味と考えると夏バテではなく、SURUMEの本質のようだ。「やる気」は自分の好きなことだけに機能し、「虚弱体質」を標榜するので恥じることなく、だるい・疲れが取れないと叫ぶ。
 でも、今日はとても眠い。昨夜、日本のシンクロを見てから、朝まで洋画を一本見てしまった。これは単に「自堕落」と言う事かな?
春雪・第10首(会津八一) 2017・10・10(火)
 その夜家にかへりておもふ(第3首)     解説
    きみ が ため ふるさとびと の まゐり こむ
            みてら の かど の ゆき は つむ らし

 故郷新潟の菩提寺に移った叔父の魂に多くの人が別れを告げに来る。しかし、菩提寺の前は深い雪が降り積もるだろう。春雪10首を終わる。
身体の話いろいろ4・変形性関節症 2017・10・9(月)
 骨と骨の間にあるクッションの役割を果たす軟骨がすり減り、骨同士がぶつかって変形して起こる病気。腫れや痛みを伴う。膝や股関節など体重のかかる関節に多く起こる。
 原因は加齢や肥満で起こる場合と関節リウマチや外傷などの場合がある。
 なかなかなかなか治らないテニス肘、医者は「早くは治らないですよ。年を考えて下さい」と言う。年を取るといろいろの病気と隣り合わせのいるような気がする。
女性彫刻家 2017・10・8(日)
 今日、日展の入選作家で四日市市美術展でも無審査で展示されている作家に会った。
 日展の作品「風のリズム」を写真で見ると
しっかりした体躯の彫刻で、ネットでは「健康的な女性像で若々しさに満ち あふれている」と評価されている。
 ところが話しているうちに先輩の地蔵像の写真をスマホで見せるとすぐに「頭がおおきすぎる」と言い「ある有名な地蔵像をち密に彫ったのですよ」と言うと「それではだめ、創造性がいるのだ」と話して、自分の作品のアピールばかりしている。
 芸術家には高い才能と個性が必要だろうが、仏像彫刻の世界を研究もせずに発言するので呆れた。何様のつもりだと怒りがこみあげてきたら、その作品の女性の顔が傲慢な顔に見えてきた。
 才能と知識にあふれるわが師・安達先生はびっくりするほどやさしく温厚である。また、ずっと日展(20回入選)で作品を見続けてきた画家・谷岡経津子(光風会会員、日展会友)はおごりがなく親切で人懐っこい。素空にも親切に接してくれる。
 穏やかに過ごすことを心掛けている素空の感情が乱れた一日だった。そういえば、市美展での彼女の作品は印象に残っていない。
春雪・第9首(会津八一) 2017・10・7(土)
 その夜家にかへりておもふ(第2首)     解説
    みぞれ ふる こし の むらやま さよ ふけて
             きみ が みたま の こえ がて に せむ

 みぞれが降りしきる越後新潟の山々が叔父の魂の帰郷を難渋させるだろうと詠う。
お月見どろぼう 2017・10・6(金)
 住んでいる町では「お月見どろぼう」という楽しい行事がある。中秋の名月の夜(10月4日)に子供たちが、家々の前に置かれたお菓子を集めて歩く。昔はお月見の供え物の団子などを竿のような長い棒の先に釘や針金をつけて盗んだと言う。盗みやすい場所にわざわざ置いたらしい。隣のご主人が昔は自分も盗んだと言っていた。
 いつも我家を訪れるあーちゃん姉弟や陽ちゃんのお菓子は直接渡し、玄関には菓子を入れた箱を置いた。今年から中止になった近くの町の子供たちもやって来たのですぐに無くなった。楽しい行事だ。
  

              原爆ドーム・水彩画(10・6)
昔のブログ・67 2017・10・5(木)
 足立美術館 2004・8・22
 数年前、諏訪西組合が足立美術館に行った。理事さんからこの美術館の素晴らしさを聞き、いつかは訪れたいと思っていた。
 横山大観をはじめとする近代日本画と陶芸などのコレクション1300点、館を取り巻く素晴らしい13,000坪の日本庭園。喫茶室で美味しいコーヒーをいただきながら、窓外の庭を満喫してきた。
 四日市から車だとノンストップで6時間かかる。この機会を与えてくれたのは親類の交通事故、幸い無事に退院したので、心穏やかに美術館を思い出すことが出来る。
  
順番は犬の次?(つれあいにモノ申す) 2017・10・4(水)
 愛犬にマッサージをしていた妻が「あなたにもマッサージをしてあげようか」。俺は犬と同じなのか。いや、順番はいつも犬の次なんです。
               (順番を繰り上げてほしい・74歳)
 
 我家の序列は愛犬・くるみが一番、素空は2番。ただ、マッサージはしてもらったことがない。
骨抜き 2017・10・3(火)
 「骨抜きにされる」とは、物事の中心となる部分が失われて、空疎なものに成り下がること。肝心な中身がなくなること。また腑抜けになることを言う。 もともとは料理人がお客さんの前で魚をさばいて見せる魚料理から生まれた言葉、背骨を抜き取られた新鮮な魚がだらりとしてしまう様子から上記の意味で使われるようになった。
  森友疑惑、加計疑惑で時の政権に骨抜きにされる官僚たち(行政)を見てきたが、選挙に勝つためだけに主義主張をゴミ箱に投げ入れ、解党して希望の党にすり寄った民進党のことを骨抜きの最たるものと言っていいだろう。
四日市祭(諏訪神社例大祭)・鯨船 2017・10・2(月)
 同級生たちが運営する鯨船を見学、今年はスキー仲間O君も参加していたのでびっくり、また見学している中に同級生たちがいたので旧交を温めた。参加している仲間たちとは、中学校の同窓会の事などを話した。 
  
  
  
10月の始めに 2017・10・1(日)
 10月は行事が沢山ある。昨日今日は諏訪神社の祭り、同級生が鯨船を奉納した。
 夏の疲れが無くなったので、あちこち出かけたいと思っている。まずは市美術展(9・30~10・8)、先輩が地蔵菩薩を出展している。また、文化会館であるシニア展(10・21~22)には先輩二人と一緒に彫刻を2点出す予定だ。気候が良いのでいろいろな花を見に出かけたいとも思っている。
  


                稲毛海浜公園・孫たち(9・30)  
四日市祭・鯨船・勢州丸 (10月1日)

 同級生たちが運営する鯨船、諏訪神社宮司(同級生)と記念写真

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