1月の終わりに 2017・1・31(火)
 不覚にも元旦に足を骨折したが、順調に回復している。孫たちと楽しい正月を過ごした後は、痛みはあるがそれなりに動けたので助かった。
 月半ばの大雪は大変だった。雪かきをしたり立往生の車を押したりしたので足の回復が少し遅れたかもしれない。ただ、雪に大喜びの近所の子供たちと童心に返って一緒に遊ぶことができた。
 童心とは言えないが、友人たちと高校一年生の頃に戻ったような楽しい新年会も心に残る。心のつながる同級生はいいものだ。
“なみ”の女(つれあいにモノ申す) 2017・1・30(月)
 「若いころはきれいだったけど、なみの女になったなあ」と妻に言う。すると「まだ、少しはきれいってこと?」とまんざらでもなさそう。でも、波の下に女って書いて、「婆」と読むんだよ。      (漢字博士・75歳)

 美しく年を取ることは難しい。特に女性は苦労する?
 なにか別のジョークがないかと「波」の形から連想して「しわ」と考えた。調べると「波=毛皮のようになみうつ水」、「波打つようなシワ肌を持つ女」から「婆」という漢字が成立と書いてあった。
二十日大根・はなちゃんの絵5 2017・1・29(日)
 「ちっとも大きくならないので抜いちゃいました。ゴメンね」と但し書きがある。
 大根の大きさは2~10cm程度だから抜いてもよかったのでは?
 二十日大根という名のとおり、暖かい時期(15~28度)に種まきすれば20日程度で収穫できる野菜で、ベランダガーデニングの入門野菜と紹介されている。
 先日、プランターにほうれん草の古い種を蒔いたけどちっとも発芽しない。
 暖かくなったら、二十日大根に挑戦しよう。絵は下手だから描かないけど。
観仏三昧・第17首(會津八一) 2017・1・28(土)
 二十四日奈良を出て宇治平等院黄檗山万福寺を礼す(第3首) 解説
     しやかむに を めぐる 十はちだいらかん  
          おのも おのもに あき しずか なり

 歌を思いながら対面した釈迦像を取り巻いている十八の大羅漢は迫力があった。
骨折・治癒へ 2017・1・27(金)
 過去に肋骨を4本も折ると言うこともあった。その時、すべて折った骨が引っ付くのだと思っていたが、違うようだ。
 内科の医者が「チューインガムのようなものが出来てきて~」と連れ合いに言ったらしいがそれは以下の仮骨のことのようだ。
 修復期は骨折から数日のうちに始まり、数週間から数カ月を要する。修復された新しい骨(外仮骨)がこの時期に形成される。仮骨は最初にできたときにはカルシウムを含んでいないため、ゴムのように軟らかく弾力がある。この仮骨は強さや安定性に欠け、わずかな力でも変形や位置のずれを生じる。3~6週間たつと、この仮骨にカルシウムが沈着して石灰化し、硬く強くなって行く。その後、リモデリング期(骨が元の正常な状態に修復される時期)が、何カ月間も続く。
 16日に2度目の診察を受けたが、さしあたって異常は無し。「痛くないと言って、強い動きはダメですよ!」とくぎを刺された。2月末のスキーツアーの許可はもらったけれど。
昔のブログ・26 2017・1・26(木)
 遠来の客 2003・7・23
 久しぶりに学生時代の友人が四日市にやってきた。仲間5人で夕食、延々2時間半。美人の奥さんとの大学時代の馴れ初めは知っていたが、その赤い糸の因果が大学入学前にあったということは初耳だった。(幼馴染というNさん夫婦ほど前ではないけどね) 
 久しぶりになつかしい話になった。旧悪を二人で暴露しあいながら、2次会「さくら」へ。同席したのはあのメ○ヘ○軍団、主賓は「鹿鳴人」 SURUMEをいつも支えてくれる仲間だ!
 ところでメ○ヘ○軍団とは高校1年生の同クラス生で、いつもSURUMEをいじめていた怖~~い「お姉さん」達だ。
バスに・・・(あのね) 2017・1・25(水)
 バスに乗る前に見たお月様。バスを降りて見上げると、また見えた。「お月様もバスに乗ったんじゃない?」
      (埼玉県越谷市 神場翠里〈かんばみどり〉・3歳)

 子供の頃、電車の窓から見える遠くの山々が一緒に走っているように見えるのが不思議だった。 
新年会2 2017・1・24(火)
 参加した同級生はK君、N君、えっちゃん、Qちゃん、ちゃーちゃん、ぽんちゃんに前記の2人で8人、若紀久で6時から始まった会が終わったのは10時だった。
これがあっという間だったのでびっくりした。
 N君はS神社の宮司で素空の幼馴染、高校は違うがメルヘンメンバーとは何度も一緒になっている。K君は高校1年のクラスは違うが、東京のH君の中学の同級生で専門は建設関係である。ちなみに若紀久の大将は参加した中の4人と同じ中学の同級生である。
 メルヘンの会は女性多数なのでいつも上品?であるが、男性が4人いてお酒が入ると様相が変わる。蘊蓄のある話も多かったが、H君が時々話す女性関連に女性陣が興味津々で話が盛り上がった。だからH君なのかと思ってしまう。真面目?な素空が入った普段の会話とは大違いである。
 次回は同級生が経営する宮崎酒造の酒造見学が案としてあがっていた。
 ところで後で思い出したが
、H君とは誕生日が同じ、よっぽど縁があると思った。                  写真集へ
  
枕草子(七十三段)・内のつぼね 2017・1・23(月)
 「内(裏)のつぼね」とは宮中の局、後宮の御殿に作られた女房達の部屋。清少納言が仕えた中宮定子は登花殿に住んでいた。そこに女を訪ねてやってくる男たちのいろいろの動作、状況を興味をそそられるものとして書いている。詳細は原文と訳(73段)を参照。
 面白いなと思ったのは、訪ねて来た男が簾(すだれ)の帽額(もこう・布)と下にある几帳(きちょう・間仕切り)の間にある少しの空間(隙間)で女と語る場面。
外に立っている男と室内の女房が話をする時に、この隙間が二人の顔のところに当たっているのも面白い。背が高すぎたり低すぎたりすればどうだろうか(上手くいかないかもしれない)、しかし世の中の大半の人は上手くいっているようだ
 背の低い素空には長身の「女房」にはむかないかも!
 内裏を詳しく調べたことがなかったが以下の図で登花殿を調べた。
          内 裏
新年会1 2017・1・22(日)
 去年同級生Hと食事をした時にメルヘンメンバー+αで
新年会をする約束をした。メルヘンは高校1年生のクラスのメンバーが作ったもので、Hも素空も同じクラスだったし、彼とは10代に40日ほど共同生活をした。また大学も同じだった。
 Hは東京で大きく事業を展開しており、ここのところ亡くなられたお父さんの家を整理するために四日市に来ていた。整理が終わったら四日市にはなかなか来れないかと思ったので新年会を提案した。
 6時からの新年会まで朝から二人であちこち出かけた。まずは名古屋のリニア・鉄道館、彼が列車も模型もよく知っていてびっくりした。彼の解説でリニア・鉄道館が全く違うものに見えた。「先達はあらまほしき事なり」だった。
 その後、高校と周辺をゆっくりと回った。その当時住んでいた場所や遊んだ垂坂山や中学校、さらに更地になった彼の実家も見に行った。
 新年会は8人、延々4時間、同級生は気が置けなくていいものだ。
   
   
               素空(左)とH(高校時代)
横断歩道 2017・1・21(土)
 信号のない横断歩道でなかなか車が止まってくれない。犬の散歩に近所の子供たちが4~5人参加しているときはとても困る。全員に手をあげさせて車が止まるのを待って横断するが、手をあげてもなかなか止まってくれない。
 先日は車が少し離れているので、連れ合いを先頭に素空が最後に渡ろうとしたら、その車が突っ込んできた。幸い事故にはならなかったが、注意したらこちらに突っかかってきそうだった。
 たしか、人がいる横断歩道では車はとまることと習ったと思う。実際にネットで調べると以下のように書いてあった。
 歩行者がいる場合、横断歩道の直前で車を一時停止させ通行を妨げないように義務づけられている。
 1 クルマは、走行中、横断歩道に接近する場合は注意が必要である。
 2 クルマは、横断歩道の周辺に、横断歩道を渡ろうとしている歩行者
   (または、自転車)がいるかどうか分からない場合は、いつでも止ま
   れるように徐行しなければならない。
 3 クルマは、横断歩道を歩行者(または、自転車)が渡ろうとしている
   場合は、一時停止しなければならない。
 4 クルマは、横断歩道において、歩行者(または、自転車)の通行を
   妨害してはならない。
 5 クルマは、横断歩道の周辺に、横断歩道を渡ろうとしている歩行者
   (または、自転車)がいない場合のみ、通過して良い。
 違反すると「3月以下の懲役又は5万円以下の罰金」

 日本自動車連盟(JAF)の全国調査では、信号機のない横断歩道で歩行者が渡ろうとしていても9割以上の車が一時停止しないことがわかったと報道されている。
 子供たちや身体の衰えた高齢者を安全に渡らせたい。これは社会の常識だと思うが、車の運転をすると魔物が住んでいるように乱暴になる人が多いようだ。
昔のブログ・25 2017・1・20(金)
 食物連鎖 2003・7・8
 芙蓉の葉が大きくなると芋虫(青虫)が付く。葉をまるかじりするので、見つけ次第退治してきた。去年は芋虫を襲う蜂の姿に食物連鎖を思い、芙蓉の交配を蜂がなどと想像した。今年はせっせと小さい芋虫を捕まえて、睡蓮鉢の金魚に与えている。「芙蓉の葉ー芋虫ー金魚」の連鎖の取り持ちをしているが、これは自然の連鎖に反しているかな?
 栄養がいいのか金魚は飛び出して3匹も自殺した。金魚屋さんに鉢の水をいっぱいにすると飛び出しますよと忠告されていたが、雨水で鉢から水が溢れるほどになっていた。
観仏三昧・第16首(會津八一) 2017・1・19(木)
 二十四日奈良を出て宇治平等院黄檗山万福寺を礼す(第2首) 解説
     みそら より みなぎる たき の しらたま の 
         とどめ も あへぬ ふで の あと かな

 勢いある滝の流れを序として筆の運びを称賛した。
降雪量 9cm?37cm? 2017・1・18(水)
 この大雪で四日市は30cm以上積もったと思うし、遠方の友人たちから報道で見たと心配の問い合わせが来た。四日市在住の友人のブログでも「深い所で37センチの積雪」と書いている。しかし、津気象台は15日17cm、16日9cmだったので、報道とのギャップが不思議だった。測定器がおかしいかと思ったが、調べた限り科学的な方法だった。
 その疑問は今日の朝日新聞で解消した。四日市の観測地点は海沿いの塩浜町だけで、今回のように山の方からの風に乗ってきた雪の場合、市中心部とは差が大きく出ると書いてある。
 こんな大幅な誤差は困るので、観測地点は市中心部であるべきだと思うし、測定器の場所も報じてほしい。報道を鵜呑みにすることも危険だと思った。
 雪は怖い、昨日整形の先生が午前中だけで腕の骨折で4人来ていると言っていた。素空家のKも近鉄駅前で転んで肩を痛めている。
   
豪雪? 2017・1・16(月)
 20年ぶりと思われる大雪が四日市に降った。多いところでは積雪が40cmあったと思う。雪のない四日市では豪雪と言える。雪用タイヤをつけているのに3度ほどスリップした。仕事も休業に追い込まれた。
 14日に少し積もったので、子供たちに「明日(15日)そりで遊ぼう」と約束したが、あまりの大雪に陽ちゃんパパもあーちゃんパパもまずは子供の長靴や服を手に入れるために走り回った。やっと昼前に子供たち6人、大人5人で三滝公園の坂でそり遊びした。ただ、雪が多すぎてうまく滑るまでに整備の時間がかかった。
 3日間でスリップして動かない車を押して助けたのは6回、近くの人も協力するので毎回3人ほどで動かした。そり遊びは楽しいが、これだけ積もると車の走行は大変だ。
 大量の降雪で奥伊吹スキー場は45cmから160cmになっている。複雑な気持ちで喜ぶ自分は骨折治療中。

  
        (明日第3火曜日は独り言を休みます)
     片岡整形ードン・キホーテーカヨーーペットクリニックオザワ
円空60体・なんでも鑑定団(2016・9・20) 2017・1・15(日)
 10年前、知り合いの社長が生涯をかけて集めた円空仏60体。窮地の会社を立て直す為になんとか買い取って欲しいと言われ、人助けと思い1500万円で買った。しかし鑑定結果は3万円だった。
 放送では下手な贋作と断定し、名古屋の観音寺に納められた円空仏を真似しているが、簡素で野性味あふれる本物とは違うと言う。この観音堂は中川区にある荒子観音堂の事と思うが、ここには円空仏制作の教室がある。習っている人には迷惑な話である。
 素空の仏像づくりの師・安達先生は「悪いことに利用されるといけないので円空仏には自分の名を必ず入れなさい」と指導される。
 ところで60体が本物なら1億3~5千万円と鑑定人がいい、贋作は全部で3万円と言っているが、3万円では作者が可哀そう。安達先生はチャリティなどで販売するときも「作品に安価な値段をつけてはいけない」と言われる。実際、素空らが作る新円空仏や仏像は良し悪しは別にして、作品作りにかけた時間は長い。「労働時間で換算すれば、僕の仏像は何十万~何百万円だ」といつも冗談で言っている。
幼稚園の・・・(あのね) 2017・1・14(土)
 幼稚園の遠足で動物園へ。お母さんから「なにを見てきたの?」と聞かれ、「キリンさんがいたよ。ゾウさんとコアラちゃんも。あとね、オオカミがいたんだよ。でも赤ずきんちゃんはいなかったんだ」。
                (岐阜市 阿部史佳〈ふみか〉・4歳)

 最近、東山動物園には鳥インフルエンザウイルスがいた。こんなのはいらない。赤ずきんちゃんがいれば楽しいのに。
富士山 2017・1・13(金)
 今年も神奈川の友人・Nさんから正月の富士山の写真と便りが送られてきた。
 長年、マスコミで活動してきた彼の今後の日本を憂う言葉は重い意味を持っている。「・・・今年は、雪もそこそこあるし、去年よりきれいだと思います。・・今年は、いよいよ治安維持法か?
  
骨折の痛み 2017・1・12(木)
 今回知ったことだが、骨そのものには知覚神経がないと言う。それなのに足に強い痛みと腫れが起こったのはなぜ?それは骨の周りにある筋肉や皮膚が傷ついたと言うことだった。固定と痛み止めで一週間ぐらいで痛みは無くなったが、骨折が治ったのではないので注意しないといけない。しかし、痛くないとどうしても動いてしまう。
 ところで転んでから強い痛みが出るまで丸一日あった。だから、その日は骨折と思わず、
動き回っていた。痛みは免疫細胞の活動(損傷を受けた部分の不要物の除去)と血流量の増加によって、骨折部位の周囲が腫れた痛みだった。その痛みが1日後にやってきたのだ。そしてピークは2~3日だと言うことだが、その間は正月で医者は休診だった。
昔のブログ・24 2017・1・11(水)
 たなばたつめ(棚機津女) 2003・7・7
 在原業平は「たなはたつめにやとからむ・・・」(織女に宿を借りよう・・)と詠んだ。たなはたは七夕・織女とわかったがつめがわからなかった。今朝の中日春秋で
<タナバタはタナバタツメ(棚機津女)の略で織女星のこと。・・>と金田一春彦の本から引用してあったので語意がわかった。
 今夜は曇っていて残念だが、「雨雲のために天の川を見られないが天上では牽牛・織女が年に一度の逢瀬を・・・」と感慨深く詠んだ歌もある。地上では願いを込めたり、恋人達は逢瀬を楽しんだだろう。短冊に「8連勝してみたい!」と書いてみた。
Kさんの絵・葱坊主 2017・1・10(火)
 絵は同級生Kさんが発表会に展示した作品である。
 「
何となく気持ちが乗って描ける時は、気分がスッとする」と仲間にメールとともに送ってきた。「気分がスッとする」はいつもキビキビして歯切れのよい彼女らしい。
 どんなものでも作品を創造することは楽しい。素空の仏像づくりは下手なので苦行だけど!
観仏三昧・第15首(會津八一) 2017・1・9(月)
 二十四日奈良を出て宇治平等院黄檗山万福寺を礼す(第1首) 解説
     わうばく に のぼり いたれば まづ うれし 
           もくあん の れん いんげん の がく

 黄檗山万福寺を4首詠む。八一の歌に導かれて訪れた時の事は忘れない。れん(聯)は2句でひと組の表現を相対して壁や柱にかけた細長い書画の板、がく(額)は扁額のこと。門などにかける横に長い額。
道元・正法眼蔵 2017・1・8(日)
 NHKの「100分で名著」で紹介されていた。その解説をひろさちや(宗教評論家・1936年生まれ)が行っている。その顔を見てすぐに知人を思い浮かべた。知人は酒付きでいつも赤ら顔で楽しい人である。ひろさちやもふっくらとした顔がすこし赤く、ひょっとしたら酒好きの学者じゃないかと思ったりした。
 正法眼蔵(しょうぼうげんぞう)の解説はあまり理解ができないまま映像を見ていたが、無神論者の素空でも何となく共感するところがあった。
 釈迦が最後にした説法・八大人覚=八正道を道元が正法眼蔵の最後で述べているが、最近の心境に似ていると思った。
  1 少欲  2 知足  3 楽寂静  4 勤精進
  5 不忘念  6 修禅定  7 修智慧  8 不戯論
 不忘念は疑いなき信念、修禅定は仏法のまま生きる、不戯論は議論の不要な心を持てと言うこと。
おばあちゃんが・・(あのね) 2017・1・7(土)
 おばあちゃんが指をなめて新聞のページをめくった。食いしん坊の僕はすかさず、「なに食べてるの!?」(東京都八王子市 石田つぐみ・3歳)


 庭仕事のやりすぎか、最近新聞がめくりにくくなった。子供の頃、お茶の仕事が忙しい祖母がなめているのをよく見た。「指をなめて・・・」はみっともないと中年の頃に思ったが、今はそんな年齢になった。
星野富弘1~2月の詩画・難転(ナンテン) 2017・1・6(金)
手と足が
不自由になって
歩けなくなりました
土を掘ることも
スキーをすることも
出来なくなりました
でも神様ありがとう
あなたが持たせてくれた
たった十グラムの筆ですが
それで私は花を咲かせたり
雪を降らせたり
出来るのです
神様ほんとにありがとう

 24歳の時、教師として中学校のクラブ活動を指導中に頸髄を損傷、手足の自由を失った星野富広はもう70歳になった。
長年、たゆまぬ努力で詩と絵を創造し、今、驕ることなく感謝の心を表現する。足元にも及ばないが、その心を学びたい。
昔のブログ・23 2017・1・5(木)
 ウオーターレタス 2003・5・19
 昨日から遊びに来ている義姉と花を買いに出かけた。玄関先の陶器の水鉢にあったが、冬にはなくなった水草が「ウオーターレタス」と書いてホテイアオイと一緒に売っていた。去年随分増えたなと思ってネットで見たら面白いように増えると書いてある。
 病後のリハビリを兼ねたSU家での最初の活動が水鉢の清掃だったので水草がぴったりだった。買った花苗を鉢に植えたり、テッセンの挿し木を手伝ってくれる。明日は定休日なので「名古屋港ワイルドフラワーガーデン・ブルーボネット」に行こうと思っている。
初詣と怪我 2017・1・4(水)
 除夜の鐘とともに年越しそばを食べ、諏訪神社に初詣した。同級生の宮司としばらく話をし、用事を済ませて帰る途中にちょっとした段差で転んだ。痛みはあったが、夜が明けて孫たちと再度神社へ初詣し、買い物などができたので軽い捻挫かなと思ったが、深夜に痛くなり、簡単なテーピングをして我慢した。4日に正月休みが明けた知り合いの整形へ出かけた。
 レントゲンの結果は右足の甲の骨折、完治までは相当かかる。足の甲に網目の太い包帯を巻き、40度ほどの湯で濡らすと包帯が固くなった。石膏のギブスのようだと思ったら、やはり包帯に特殊な固まる石膏が塗ってあるようだ。(凝結包帯?)歩いても痛みがなく、靴も何とか履けた。痛み止めの薬をもらい「2月の末ごろには治りますか?」と聞くと「スキーですか、大丈夫ですよ」と返ってきた。さらに「年を取ると骨が弱くなるのですか?」と言うと「そうじゃない。転びやすくなるのです
と笑っていた。
 教訓
  1 年をとったらあちこちに衰えが出るので慎重に行動すること。
  2 元旦など医者の休みが続くときに怪我をしないこと。 
観仏三昧・第14首(會津八一) 2017・1・3(火)
 二十二日唐招提寺薬師寺を巡りて赤膚山(あかはだやま)正柏が窯(かま) に立ちよりて息(いこ)ふ(第4首)   解説
     さきだちて さら や くだけむ もの かきし
         われ や くだけむ よ の なか の みち 

 皿と自分の命の有限を無常観を持って詠み、4首を締めくくる。
日録 20世紀(1942・昭和17年) 2017・1・2(月)
 1942年のグラビアは
  ・ミッドウェーの大惨敗!
  ・80万人の朝鮮人・中国人に強制連行の“地獄”
  ・円谷英二の特撮映画「ハワイ・マレー沖海戦」
  ・ユダヤ人抹殺とナチス「ヴァンゼー会議」
 ミッドウェーの敗戦は6月5日、真珠湾攻撃(開戦、1941・12)から半年での大敗北だった。年初からの攻撃で東洋の主要拠点を手に入れていた日本にとっては思いもよらぬ惨敗だった。「大本営発表」は事実を隠して報じている。敗因は事前に作戦を解読されていたことだと言われている。
 戦時の労働力不足を補うために、80万人もの朝鮮人、中国人の強制連行が行われたのはこの時である。また、ナチスが殺害したユダヤ人は12年間で600万人と言われている。戦争の狂気、二度とと味わいたくない現実である。
 現在のネット上では「ネトウヨ(ネット右翼」によって大きく過去の歴史が歪曲されつつある。困ったことだ。若い人はしっかりと正確な歴史を学ばなければいけないと思う。
賀春! 2017・年初

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