11月の終わりに 2016・11・30(水)
 紅葉を楽しんだのはアクアワールド水郷のモミジバフウだけで、今は我が家のハナミズキの枯れ葉が庭に次々と落ちてくる。見上げるように伸びた大柄の皇帝ダリアの沢山の花が庭を彩り、赤い山茶花も満開だ。
 今月下旬から始めた庭木の剪定、黒松から始めたが1週間かかった。ただし、作業は1日2時間余だけど。プロの植木屋さんの病気から、自分で挑戦して今年で6年目になる。仕方がないこととは言え、プロが行っていた時の美しさが年々無くなってくるのは悲しい。まだ、五葉松その他がある。いつまでかかるかな?
露の世 2016・11・29(火)
   「露の世」と生意気言ふな傘寿のくせに
                 馬目空 (いわき市)
 朝日俳壇に掲載された句である。「露の夜」とは「この世は露のようにはかないもの」と言う意味、傘寿(さんじゅ)は、数え年で80歳の事。作者に比べればまだまだ若造だが、古希を目の前にして心動かされるものがある。
この歌は一茶の句を踏まえている。
    露の世は露の世ながらさりながら
 一茶は文政一年(1818)、56歳で得た長女を翌年疱瘡で失い、その折に追悼として作った。この句で一茶は言う。昔から、この世は露のようにはかないものとされていて、確かに無常な世であることはよく分かっているつもりだが、そうではあってもやはり、この死別の悲しさは、この世が露の世だと自分にいいきかせてもどうにもならないことだ。
 心の中でこの世は「露の世」と思ってきたが、結構長生きしたものだ。傘(からかさ)?の略字「?」が八十と読めるところからきた傘寿まではまだ遠いが。

 お断り 昨日のブログは11月17日と同じものでした。削除して以下のもの(11・28)をアップしました。
申し訳ありません。
心配無用(つれあいにモノ申す) 2016・11・28(月)
 長寿の条件に全て当てはまる妻。でも、本人は「美人薄命が引っ掛かるのよねえ」。えっ? そんな心配いらないと思うんだけど…。
                 (笑いが止まらない・68歳)

 「美男薄命」はあるのかな、長生きした己を考える。
落語(第13回文治まつり) 2016・11・27(日)
 11月26日、総勢7人で四日市文化会館に出かけ落語を楽しんだ。早めに並んだので前の方の席で演者を間近に見ながら楽しむことができた。
 今回の目玉、桂ざこば(笠碁)、桂文珍(新作)は面白く、腹の底から笑い続けた。トリはこの企画の中心で四日市出身の桂福團治(井戸の茶碗)、さすが関西の重鎮、最後にふさわしいめでたい話をじっくりと聞かせてくれた。四日市出身の若手も活躍、桂二乗(子ほめ)、林家菊丸(禁酒番屋)も滑らかな口調で楽しく聞かせてくれたが、菊丸の禁酒番屋は直前の11月20日に諏訪神社の少人数の落語会・神笑亭で聞いたので、他の演目を聞きたかった。この日の練習だったのかな?
 神笑亭(座敷)で6年間聞いてきた菊丸が、大ホール(1300人弱)ではどんな演目でどう演じるかが見たかった。
  
     桂を名乗る落語家の元祖 初代・桂文治
          四日市没後200年 ~文治を顕彰する落語会~
土人 2016・11・26(土)
 ほとんど裸で槍や弓を持って原野を走っているイメージを子供の頃は持っていた。しかし、教育を受けながら成長してこの言葉は差別用語だと思った。学問的な表示などで使う必要はあるだろうけれど、普通には使ってはいけない言葉だ。念のためネットで調べたら以下のように書いてあった。
 『土人とは、「土着の元からそこに住んでいる人、原住民」といった意味の言葉。しかし、現在では未開で野蛮であるというニュアンスから、メディアなどでは差別語として使われなくなっている。
かつては「北海道旧土人保護法」という法律もあったが、1997年「アイヌ文化振興法」の制定により廃止されている。

 学生時代に沖縄大学の学生を下宿に泊めたことがある。言葉はわかりにくかったが、知的で優秀な人だった。
 歴史的に多くの差別や被害を受け、今は本土の代わりに巨大な米軍基地を提供している沖縄の人を軽んじる「土人」発言、それを容認する沖縄・北方担当相、さらに咎めない内閣、一体どうなっているのだろう。与党は議員数で圧倒していて、横着になっているのでは?
 普通の人ならこんな言葉は使わない。
観仏三昧・第9首(會津八一) 2016・11・25(金)
  浄瑠璃寺(第4首)        解説
   みどう なる 九ぼん の ひざ に ひとつ づつ 
           かき たてまつれ はは の みため に

 亡きお母さんのために九体の阿弥陀仏の膝の上に柿を置きなさいと娘に語りかける八一。 
枕草子(七十一段)・懸想人にて来たるは 2016・11・24(木)
 女性たちが沢山いて話しているところへ来て長居する男のお供の態度が悪いとその人の評価が台無しになる。だからお供はきちんとその者の性格を見きわめた上で連れ歩きたいものだという。下段の現代語訳(黒字)を読めばいいと思う。
(七十一段)
 懸想(けそう)人にて来(き)たるは言(い)ふべきにもあらず、たゞうちかたらふも、又、さしもあらねどおのづから来(き)などもする人の、簾(す)の内(うち)に人々あまたありて物などいふに、ゐ(い)入りてとみにかえりげもなきを、ともなるお(を)のこ、わらはなど、とかくさしのぞきけしき見るに、斧の(をのゝ)柄(へ)も朽(くち)ぬべきなめりと、いとむつかしかめれば、ながやかにうちあくびて、みそかにと思ひていふらめど、「あな侘(わび)し、煩悩苦悩(ぼんなうくなう)かな。夜は夜(よ)中に成(なり)ぬらむかし」といひたる、いみじう心づきなし。かのいふ物(もの)はともかくも覚えず、このゐたる人こそ、お(を)かしと見え聞へ(え)えつることも失(う)するやうに覚ゆれ。
 又、さは色(いろ)にいでてはえいはず、「あな」とたかやかにうちいひ、うめきたるも、下(した)行(ゆく)水の、といとを(ほ)し。立蔀(たてじとみ)、透垣(すいがい)などのもとにて、「雨ふりぬべし」など聞えごつも、いとにくし。
 いとよき人の御とも人などはさもなし。君達(だち)などのほどは、よろし。それより下れるきはは、みなさやうにぞある。あまたあらむ中にも、心ばへ見てぞ、率(ゐ)てありかまほしき。
 恋人として来た男の場合は、(長居は)とりたてて言うまでもないが、ただ仲がいい程度の人でも、あるいはそれほどではなくても、たまたま訪ねて来た人が、簾の内に女房が沢山いて対応しているので、座り込んでしまってすぐには帰りそうにない。それを、お供してきた家来・童子などがどうなっているのかと顔を覗かせて様子を伺っているのだが、これでは斧の柄も腐ってしまいそうだ(時間がかかるたとえ)、帰りは何時になるかわからないと迷惑がり、長々とあくびをして、人には聞こえないと思って言うらしい、「ああ、つらい。煩悩苦悩だな。もう夜中になってしまっただろう」などと言っているのは、非常に不愉快である。こんなことを言う従者に対しては、取るに足らぬ連中だから何とも思わないのだが、(この従者の主人である)目の前に座っている男に対して、今まで素晴らしいと思って見たり聞いたりしてきた事も、消えて無くなってしまうように思われることだ。
 また、それほどはっきりとは言わずに、「ああ」と甲高い声で言ってため息をつくのは、歌にある「言はで思ふぞ言ふにまされる」という気持ちなのだろうと可哀想に思う。庭の立蔀(たてじとみ)や透垣(すいがい)などの所で、「雨が降ってくるぞ」などと、聞こえよがしに言うのも、ひどく憎らしい。
 特別身分の高い人のお供の人などは、このような非礼な振る舞いはしない。名門の若君といった人々のお供は、良い。それより身分の低い者の供人は、みんなそのような問題がある。たくさんいる家来の中でも、きちんとその者の性格を見きわめた上で、お供に連れ歩きたいものだ。
昔のブログ・17 2016・11・23(水)
 くも膜下出血 2003・2・26~8 
 L(パズルランド投稿欄・風の船作者)が倒れた。26日朝倒れ、6時間ほどの大手術を行った。正常な復帰の確率は25%と言われたが、幸運にも医者が言う最良のコースをたどり、27日正午見守る家族の前に戻ってきた。とはいえ首から上は管だらけの状態だ。ひとまず安堵だが、・正常に脳活動が戻ったかは未定 ・身体への障害も未定 ・2週間は脳梗塞を起こす確率が高い ・その後水頭症の可能性 などで最低一ヶ月は予断を許さない。
 倒れたときの携帯電話の存在、夫が迷わず地域最大の総合病院に運んだことなどが幸運を呼んだかもしれない。
 今日も早朝から病院に出かけるが、LはSUの大府市に住む義姉です。
皇帝ダリア 2016・11・22(火)
 今年も皇帝ダリアが見事に咲いている。もともとは同級生・ポンちゃんに苗をもらったものだが、挿し木して増やし近所に配ったので、自宅近くでは5か所で咲いている。しかも我家より見事だ。近く以外も配ったので他に10か所ぐらいで咲いている。
 一昨年行った祖父江の銀杏祭りでところどころに皇帝ダリアが咲いていて、黄葉一色の中にアクセントをつけていたのが印象に残っている。住んでいる町にもっと皇帝ダリアを増やしたいので、今年も苗を増やそうと思う。
  
ニュース速報(いわせてもらお) 2016・11・21(月)
 娘(28)とテレビを見ていたらノーベル文学賞発表のテロップが。「誰?」と聞かれ思わず口から出たのはガロの「学生街の喫茶店」。歌い出しの「君とよく」から「片隅で聴いていた ボブ・ディラン」まで歌いきり、「この人やねん! 有名な人やねん!」と興奮してしまった。
          (京都府宇治市・長々と歌いました・56歳)

 君とよくこの店に 来たものさ わけもなくお茶を飲み 話したよ
 学生でにぎやかな この店の 片隅で聴いていた ボブ・ディラン
  ・・・・・・         (1972年6月20日)
観仏三昧・第8首(會津八一) 2016・11・20(日)
  浄瑠璃寺(第3首)       解説
   やまでら の ほふし が むすめ ひとり ゐて 
          かき うる には も いろづき に けり

 浄瑠璃寺、赤い柿を売る娘、紅葉、目の前に情景が浮かんでくる。
星野富弘11~12月の詩画
  温室の中の自然(デンドロビューム)
 2016・11・19(土)


自然を守ろう
などという人の身体も
自然そのもの

世界中
悲しいこと
ばかり

人間という
自然も
守ろう



 
デンドロビュームは最もポピュラーなラン科の植物で語源はギリシャ語のDendron( = tree 樹木 )とbios( =life 生命、生活 )の言葉から、Dendrobiumと命名された。その名の通り、樹上で生育する着生ラン。デンドロビューム属の原種の数は、1600種以上とされている。


橋北地区文化祭・出展(11月20日10時~14時) 
 刻友会(安達教室)の仲間・杉本さんが円空仏10体を四日市市橋北中学校の体育館で展示するお手伝いをした。明日も出かけて搬出を手伝う。
  
昔のブログ・16 2016・11・18(金)
 神馬の銅像 2002・9・29
 諏訪神社800年を記念して、戦争で供出されてなくなっていた神馬の銅像が新しく奉納された。子供の頃この台座は格好の遊び場だった。台座の高さは2メートル弱、小さい子供にとって上がるのは非常に難しい。でも、遊び仲間ではそれをクリアしないと馬鹿にされる。背の低さはいつもクラス1番だったので何度も試みて上がった時の嬉しさをいまだに覚えている。もう少し大きくなって社殿の屋根に登って宮司にお目玉を食らったこともよく覚えている。
正体は(いわせてもらお) 2016・11・17(木)
 最近おしゃべりログイン前の続きがとまらなくなってきた4歳の娘。「ママ!」「ママ!」とあまりにしつこいので、「実は、ママはほんとうはママじゃないんだよ」と言ってみたら、開口一番、「じゃあ、鬼?」と聞いてきた。
           (兵庫県西宮市・間違いではないかも・35歳)

 なるほど、本質を言い当てていたりして。
モミジバフウ 2016・11・16(水)
 昨日、走行中に紅葉が見えたので立ち寄った。アクアワールド水郷パークセンターのモミジバフウである。これは11月8日に紹介したフウ(楓)で、今日行った鈴峰カントリーのクラブ前でもフウが見事に紅葉していた。
 他に先駆けて紅葉するフウ(楓)に引かれて立ち寄ったアクアワールド水郷、車窓からだけと思ったがパーク内をすべて散策した。人の多いおちょぼさんでは抱かれていたくるみもここでは喜んで走り回っていた。
 

           おちょぼさん&アクアワールド水郷(写真集)
鳥取行き6・帰途 2016・11・14(月)
 3日目の朝、義姉宅から日南町の中心地に出かけ、開業したばかりの道の駅「にちなん日野川の郷」で土産を買い、義姉夫婦とコーヒーを飲み帰路についた。その前に公務員の息子・武君の職場(下の写真)に顔を見に行ったが、仕事で出ていたので会えなかった。ちょっと残念!
 復路は米子道に出ないで、直接中国道に向かった。
 遠距離は初めてのくるみを心配したが、義姉宅で走り回り、高速道路のサービスエリアにある立派なドッグランで遊び、元気だった。
 帰宅後、素空と連れ合いはしばらく疲労が回復しなかったが、くるみだけはいつものように飛び回っていた。
 復 路
義姉宅ー一般道ー中国道(新見インター)ー名神ー新名神ー東名阪(四日市インター一般道 (休憩4回)
  

         (明日第3火曜日は独り言を休みます)
      おちょぼさんーアクアワールド水郷ーヤマダ電機
観仏三昧・第7首(會津八一) 2016・11・13(日)
  浄瑠璃寺(第2首)              解説
    あしびき の やま の みてら の いとなみ に
           おり けむ はた と みる が かなしさ

 第一首で「もう織る人もいない古くなった織機よ」と詠んだ。その織機は昔の生計のためだったのだと移りゆく物への哀惜をこ   めて詠う。 
昔のブログ・15 2016・11・12(土)
 新幹事の奮闘 2002・9・23
 ゴルフコンペの幹事を20年ほどやってきたがヘボなのと熱意が冷めてきたので参加者が少なくなったことを理由に解散を宣言した。だがゴルフ好きの仲間に拒否された。それならと優勝者による幹事の持ち回りを提案し、了承してもらった。
 そうしたら会発足以来の姉御「DORAねいさん」が俄然ハッスル、実質幹事として活躍し明日は5組で廻る。最近は3組がやっとだから立派なものだ。
 世話役も20年していると手馴れて澱む。「役」と言うものを適時に交代あるいは移行させないと組織は停滞し魅力が無くなる。
 ところで80回ほど開催したが優勝したのは2回ほどしか覚えが無い。
器用な夫でも(つれあいにモノ申す) 2016・11・11(金)
 なんでも修理してしまう夫。「私の腰と性格も治してよ」と頼むと、「腰はなんとかなるかもしれんけど、超がんこな性格はゴッドハンドの名医でも無理」。おっしゃる通りですよ。(素直に納得・70歳)

 年を取って優しくなったように思うが、隠された「がんこな性格」が無くなったのではないと思う。気をつけよう。
鳥取行き5・創志君 2016・11・10(木)
 義姉は孫・創志君と二人で毎年四日市にやってきていた。写真は2歳の時のもの。ただ、義姉の体調のこともあり、去年は両親と一緒にやってきている。その成長に驚いたが、中学3年になった今年はもっと驚いた。170cm弱の長身で目が魅力的な美男子になっている。写真を撮り忘れたが、二日にわたって2人でいろいろと話をした。
 太鼓が得意で、バレーボールでは鳥取代表になり、12月に大阪の試合に行くという。中学のクラスは16人、3年は2クラスしかないと言う。彼の暮らす日南町の人口は5,000人ぐらいだが、少子化の影響もあるだろう。彼も我が家の息子と同じ一人息子である。
観仏三昧・第6首(會津八一) 2016・11・9(水)
  浄瑠璃寺(第1首)             解説
   やまでら の みだう の ゆか に かげろひて 
          ふりたる はた よ おる ひと なし に 

 昭和14年10月、訪れる人もほとんどない浄瑠璃寺での4首、八一はこう書いている。
 「二十日奈良より歩して山城国浄瑠璃寺にいたる。寺僧はあたかも奈良に買ひものに行きしとて在らず 赤きジャケツを着たる少女一人留守をまもりてたまたま来るハイキングの人々に裏庭の柿をもぎて売り我等がためには九体阿弥陀堂の扉を開けり 予ひとり堂後の縁をめぐれば一基の廃機ありこれを見て詠じて懐を抒(の)ぶ。
フウ(楓) 2016・11・8(火)
 紅葉はどこがいいだろうとノブ君パパと話してネットで調べたが、11月中旬を過ぎないとだめのようだ。紅葉狩りはあきらめてノブ君ハイキングは明日宮妻峡を歩くことにした。
 昨日、陽ちゃんとくるみの散歩で三滝公園に行くと紅葉した木が並んでいた。木には「フウ」と書いてあり、葉はカエデの形をしていた。公園の銀杏もまだ緑が残っているのにその紅葉に驚いた。
 「フウ(楓)はフウ科フウ属の落葉高木。種名は「台湾の」の意味。別名、サンカクバフウ(三角葉楓)、タイワンフウ(台湾楓)、イガカエデ(伊賀楓)、カモカエデ(賀茂楓)。古名、オカツラ(男桂)。高さ20mほど。葉は掌状に3裂し、縁に鋸歯。秋に紅葉する」とネットで紹介されていた。
  
昔のブログ・14 2016・11・7(月)
菜々 失踪 2002・9・20
            尋ね猫(一年前の写真 )
 午後、菜々ママさんから電話がかかってきた。「菜々がいないのです。以前にお送りした写真をプリントしていただけませんか?尋ね猫のポスターを作りたいのです」 早速数枚プリントしてお渡しした。菜々姉=mimito163さんは仕事を休み、お友達に来てもらって周辺を捜し歩いた。悪いことにこの猫はほとんど鳴かないそうです。家族は意気消沈、慰めの言葉も見当たりませんでした。
 「拉致」かも知れないが、頼りない政府や外務省に頼むわけにいかないので、ポスターを貼り、保健所にも問い合わせたようです。
 暗くなって「詳細」判明、テレビの裏で寝ていたようです。うわさでは現在、「祝!帰還」のドンチャンパーティ進行中。
私のことは…(つれあいにモノ申す) 2016・11・6(日)
 私が入院することになった。いろいろと説明してくれた看護師さんが「他にお困りのことは?」と親切に聞いてくれた。すると、夫はすかさず「私の食事は」。もっと私を心配しなさいよ。(いたわられたい・68歳)

 連れ合いに依存する男たちはよく似ている。奥さんが認知症になった知人が自分のことでおろおろしていた。
赤唐辛子 2016・11・5(土)
 写真は一宮在住の友人・はなちゃん(同級生)の描いたもの、その2。
 青唐辛子を10日ほど熟成させると赤唐辛子になると言う。赤唐辛子は調味料として使うが、素空はソバやウドンを食べるとき、一味唐辛子より七味唐辛子の方が好きである。 一味はシンプルに辛味を増したい時に、 七味は辛味に加えてさらに風味豊かにする時に使うから当然かな。
 ところで七味唐辛子は唐辛子に加えて以下の中から6種類を加えて作られている。芥子(ケシの実)、麻の実(あさのみ)、 青海苔(あおのり)、麻の実(あさのみ)、紫蘇(しそ)、陳皮(ちんぴ)、生姜(しょうが)、胡麻(ごま)、菜種(なたね)、山椒(さんしょう)。そんなことをネットで調べていたら、八味唐辛子をあると書いてあった。
 あーちゃんの両親は辛いものが好きで料理が得意、よく辛い食べ物をプレゼントしてくれる。辛いものが好きな素空にはありがたい。
 ところではなちゃん(同級生)は辛い物好きなのかな?
  
観仏三昧・第5首(會津八一) 2016・11・4(金)
 十九日室生寺に至らむとて桜井の聖林寺に十一面観音の端厳を拝す
旧知の老僧老いてなほあり           解説
  さく はな の とわ に にほへる みほとけ を 
          まもりて ひと の おい に けらし も

 像高209.1cmの国宝・十一面観音は一見の価値あり。2001年の訪れた時をはっきりと覚えている。
鳥取行き4・蒜山(ひるぜん)高原 2016・11・3(木)
 義姉夫婦と岡山にある蒜山高原に出かけた。標高500~600mの高原地帯、西日本を代表するリゾート地の一つで、関西の軽井沢とも呼ばれる。日本最大のジャージー牛の牧場なども存在し、大山隠岐国立公園にある。
 1時間余走って、まずは蒜山・道の駅へ。豊富な野菜やお土産は連れ合いのもっとも好むところだ。そこから、ゆっくりと蒜山高原をドライブした。義姉夫婦もここは初めてのようだった。あちこちで車を止め、時間をかけて見学したが、この日に限って高原に牛が放牧してなかった。残念!昼食は蕎麦をたべた。
 午後は鳥取県米子市にあるお菓子の壽(ことぶき)城へ。コーヒーを飲み、お土産を買って、義姉宅に帰った。肉好きの義兄がいたので、夕食はすき焼きでの歓待だった。
  
気の弱い私(つれあいにモノ申す) 2016・11・2(水)
 妻が着付け教室の集合写真を持ってきて、「美人ぞろいでしょ」と言う。みんな着物はきれいだけれどなあ。そんな言葉をのみ込んで、「うん」と言ってしまった。               (うそを許して・64歳)

 「うん」
11月のイメージ 2016・11・1(火)
 何といっても紅葉である。三重県の紅葉はあるネットのページで、1位 御在所岳、2位 水沢もみじ谷、3位 赤目四十八滝となっている。別ページではなばなの里をベスト18の中にあげていた。人工のにおいがするなばなの里は嫌だなと思ったけれど、もみじは300本以上、それを美しく水面に映し出す鏡池と案内されていると近いので心が動く。
 ノブ君ハイキング、休みの日、あるいは同級生の会などで紅葉三昧ができると楽しい。
  

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