5月の終わりに 2014・5・31(土)
 4月初めから調子を崩した愛犬・くるみと一緒に暮らす5月だった。特に中旬は絶不調で、一時は健常な状態はあきらめ、生きていてくれれば良いと思うほどになっていた。しかし、下旬になって薬を飲みながらだが元気を取り戻したので、ほっとしている。経過は「うらら・くるみの部屋」参照。
 ノブ君ハイキング、ゴルフ、仏像教室などをキャンセルしてきたが、来月はなんとか出かけられそうだ。
 たかだかペットのことだと笑われそうだが、家族として一緒に暮らしているともう人間並みである。いや、文句も言わずになついてくるから、可愛らしさは人間以上かもしれない。
放浪唫草・第46首(會津八一) 2014・5・30(金)
 木葉(このは)村にて(第4首)        解説
 こころ なき おい が いろどる はにざる の
            まなこ いかりて よ の ひと を みる 
        (心なき老が彩る埴猿の眼怒りて世の人を見る)

 「こころなき」は“無心なる。素朴なる。”自註鹿鳴集。情趣を解さない、無風流である、よりこの言葉を使ったと思われる。“こころなき身にもあはれは知られけり鴫(しぎ)立つ沢の秋の夕暮れ”(西行法師)
人中 2014・5・29(木)
 “にんちゅう、じんちゅう”と読み、鼻と口との間にある縦の溝。水溝穴(すいこうけつ)ともいう。仏像彫刻で苦労する場所であるが、名称は初めて知った。これも「人の首」(高村光太郎)の中に出てくる。
 『・・・鼻と口との関係は人の本性を一番多く物語る。鼻の下である。長さ短かさ出張り方、円さ、厚さ薄さ。千種万様で、実際、人が想像しているよりも以上の変種に富んでいるのは此部分である。鼻の下、口の上を見るとその人がまる出しかと思う時がある。一番人間の生物としての方面を示している。又その人の天性の美も此所に多く無意識に出ている。「人中にんちゅう」の特に美しい人は忘れられない。女優サラ ベルナアルの人中は少しつれていて其為め前歯がちらちらと見え勝である。其魅力は無比であった。・・・』
 さすが大彫刻家である。見る眼が違う。同じように彫刻に携わっても見方も腕も全く違うから、かなり落ち込んでしまう。
 ところでサラ・ベルナールはフランスの舞台女優(1844年~1923年)と言うことだ。
お変りは(朝日新聞・あのね) 2014・5・28(水)
 歯医者さんの定期検診で、先生に「何かお変わりないですか」とたずねられた。
 「えーっと……髪の毛を切りました」 (東京都練馬区 山口 菜緒・9歳)

 定期検診の時、歯医者さん聞かれて、うろ覚えでこのあたりが痛かったといつもこたえている。この時は正常なのだ。そう言えば今度は6月2日になっている。
値札の違い 2014・5・27(火)
 知人が乾電池売場の前で首をかしげている。全く同じものが右左のケースで価格が違うのだ。一緒になって、手にとったりして2人で考えた。しばらくしてわかった。隣にあった別の乾電池の値札が前にあったのだ。値札がずれたのではなく、乾電池の種類の置き間違えのようだ。
 そんなことで落語「はてなの茶碗」の枕で出てくる二つの壺の話を思い出して一人で笑っていた。
 「色、形、模様から釉薬(うわぐすり)の具合まで見たところまったく同じ壷がふたつ並んでおりまして、値札が、大きい方が二十万円、小さい方に四十万円としてございます」で始まり、不思議がる相方に知ったかぶりが「素人目には違いはわからんでも、これには四十万の値打ちがあり、こっちのには二十万の値打ちしか無い、ちゅうことやな。・・・まあ、じっくりと心を落ち着けて、このふたつの壷を見比べてみなはれ。そしたら違いっちゅうもんが見えてくるもんでおます 」・・・「ほんに...なるほど...四十万でんなぁ、こっちはなるほどよう見るとどことなし品がある。こっちは大きい分どことなしに間延びしてますなぁ、・・・」と言っているところに係員が飛んできて「すんまへん、値ふだが入れ替わってました! 」

お詫びと訂正
 5月26日のブログに「放浪唫草・第44首」をアップしましたが、既に22日に掲載したもので重複しました。「第45首」に書き変えるとともにお詫びいたします。また、連絡いただいた方にお礼申し上げます。
放浪唫草・第45首(會津八一) 2014・5・26(月)
 木葉(このは)村にて(第3首)       解説
 ほし なめて かず も しらえぬ さにぬり の
          ましら が かほ は みる に さやけし
    (乾し並めて数も知らえぬさ丹塗りの猿が顔は見るにさやけし)

 一面に並ぶ猿の顔は赤、八一は赤を印象的に使った歌が多い。
鈴虫孵化とインターネット 2014・5・25(日)
 5月の初めに、4個の水槽を物置から部屋に持ってきて観察を始めたがなかなか孵化しない。小バエの方が早く出てくる。いつ頃孵化かと思って過去のブログを調べると5月23~30日の間になっている。いよいよと思っていたら23日、温度の高い棚の上に乗せておいた水槽で誕生した。また今年も鳴き声を楽しむことができそうだ。
 ところで最近は物忘れがひどくなって、いろいろなことをなかなか思い出せない。知識は辞書やスマホ、パソコンでフォローできるが私的なことを思い出すのは難しい。ただ、独り言(HP)を書き出してやがて13年、ネットの検索で「素空(SURUME)の部屋 ・・・」と入れると大まかな形で出てくる。検索できる点が日記よりいい。
 同時にHP作りを始めた友人たちは、過去のマイページを懐かしく大切なものだと思っているようだ。一つの財産と言える。
 HP作りより、鈴虫飼育はもっと長い。他に芸がないから長続きすると言えるのか?生き物好きだけどね。
大人の会話に入りたい私(朝日新聞・あのね) 2014・5・24(土)
 難しい話をしているママとばあばに言った。「ひらがなでいってくれないと、あーちゃんわからない!」    (広島市 秦 彩由美“あゆみ”・3歳)

 なるほど言葉は面白い。ひらがなで書くことはできるけど、言うのはどうしたらいいのだろうとしばらく考えてしまった。 
サラリーマン川柳ベストテン発表 2014・5・23(金)
 第1位は5,204得票の
  うちの嫁後ろ姿はフナッシー           段みっつ
 連れ合いは肥えてきたとはいえ、「段みっつ」までではないので、トップの句はピンとこなかった。残念ながら素空が選んだ7句の内、ベストテンに入ったのは以下の2句だけ。
 第2位(4,969得票)
  もの忘れ べんりな言葉 「あれ」と「それ」    政権はママのもの   
 第8位(2,147得票)
  「オレオレ」に 爺ちゃん一喝 「無礼者!」   ビート留守
 句を作る能力は無いが、川柳はとても楽しい。明治牛乳の川柳募集に句を義姉に頼んで作ってもらい応募したけど、どうなるかな?掃除機の懸賞に惹かれてだけど!
                         サラ川ベストテンへ
放浪唫草・第44首(會津八一) 2014・5・22(木)
 木葉(このは)村にて(第2首)        解説
  かはら やく おきな が には の さむしろ の
               かぜ に ふかるる さにぬり の さる
        (瓦焼く翁が庭のさ莚の風に吹かるるさ丹塗りの猿)

  心と体の病を癒す目的もあった八一の九州の旅だが、ここでは穏やかな安堵が感じられる。木葉猿は無病息災、子孫繁栄の守り神という。
抜衣紋 2014・5・21(水)
 恥ずかしいがこの言葉を知らなかったし、最初「ぬきいもん」と読んだ。調べるとこう書いてある。抜衣紋(ぬきえもん)は、和服の着付け方のひとつである。 後襟を引き下げて、襟足が現われ出るように着ること。
 「衣紋かけ(えもんかけ)」と日常使っているじゃないかと叫んでしまった。ついでに「衣紋」は以下のように解説してある。
 1 衣服を形よく、着崩れしないように着ること。また、着用のしかた。
 2 和服の襟の、胸で合わせる部分。
 この言葉は「人の首」(高村光太郎)の中に出てくる。
 「・・・水々しい若い女の首すじの美は特に私が説く迄もあるまい。色まちの女が抜衣紋にするのは天然自然の智慧である。恋する女に向って最後の決心をする動機の一つが其の可憐な首すじを見た事にあるという話をよく聞く。自然は恋人と語る若い女性を多くうつ向かせる。其を見つめている男の眼は女の一番いじらしい首筋に注がれる。致命的なわけである。・・・」
 “恋人とうつむいて語る若い女性”より「女前」の人が多くなったような気がするけれど!
春の悩み(中日新聞・つれあいにモノ申す) 2014・5・19(月)
 花粉症で毎年、鼻水やくしゃみに苦しむ。「あまり難しいことや細かいことは言わないで。集中力が続かないのよ」と夫に言うと「おまえにそんなものがあったのか」だと。失礼ね。   (花粉症知らずの夫の妻・55歳)

 集中力ねえ~!もともと乏しいが年を取るにつれて皆無に近くなった。

                 (明日第3火曜日は独り言を休みます) 
                                  障子貼り
女前 2014・5・18(日)
 「女前」と言う言葉は無いと思っていた。「男前」「江戸前」「腕前」などよく使う言葉の「前」は前面に出して見せると言う意味で、「男前」は鑑賞に値する男=美男と言うことである。
 「女前」と言う言葉がなかったのは、男尊女卑で女性は前に出すものではなかったのかと思うが、これは素空の勝手な解釈。
 ところが最近「女前」と言う言葉があるらしい。もちろん辞書などには無いのでネットで調べると以下のようだ。
 ・男も女も支持して、本人も充足しているキャリア女性
 ・男にも女にもモテる3つの条件「かわいい」「色っぽい」「華奢」な女
 ・女の子が憧れてしまうような度胸がすわっている感じの女の子
 頼もしくて可愛い(美しい)女性を想像するが、時代の変遷と新語の登場にはいつもびっくりする。「男前」には確か「頼もしい」は含まれていなかったと思う。
放浪唫草・第43首(會津八一) 2014・5・17(土)
 木葉(このは)村にて              解説
 肥後国木葉村に木葉神社あり 社頭に木葉猿といふものを売る素朴また愛すべし われ旅中にこの猿を作る家これを売る店のさまを見むとて半日をこの村に送りしことあり
 このごろ の よる の ながき に はに ねりて
               むら の おきな が つくらせる さる
     (この頃の夜の長きに埴練りて村の翁が作らせる猿)

 心が沈みがちな九州の旅で自ら「戯歌」と言った歌6首を作る。八一は郷土玩具にも造詣が深かった。 
日録 20世紀(1915・大正4) 2014・5・16(金)
 1915年のグラビアは“「アラビアのロレンス」の実像”、“「ゴンドラの唄」大ヒット!”である。
 映画で見たアラビアのロレンスはアラブのトルコからの独立をアラブ人と共に闘った英雄だった。しかし、記事を読むとイギリスの帝国主義戦争政策を隠ぺいするために作られた「英雄物語」とも書いてある。わかっていることはイギリスの諜報部員として中東に深くかかわったと言うことだ。
 「命短し 恋せよ乙女・・・・・・」は子供の頃によく聞いた懐かしい歌である。作曲は中山晋平、歌は松井須磨子である。
 この年の大きな事件は日本の中国に対する21ヵ条要求である。第1次世界大戦でドイツに勝った日本が武力を背景に火事場泥棒的に中国に多くの権益を求めたものである。これを中国が受諾したのが5月9日で、中国はこの日を国辱の日としている。日本の強引な行動が日中関係のその後を作っていることをよく考えて、隣国との融和と協力をしなければいけないと思う。現在の首相は歴史の勉強をしたのかと疑いたくなる。
我が家は温泉(中日新聞・つれあいにモノ申す) 2014・5・15(木)
 風呂の湯を入れ始めたが、忙しかったので夫に「タイマーが鳴ったら止めて」とお願いした。その後、タイマーは鳴りやんだが案の定、湯は流れっぱなし。頼んだ私がばかでした。おかげでその日は“掛け流し”気分が味わえました。           (夫を信用できない妻・67歳)

 そうだよね。相手が不得手なことは頼まない方がいい。我が家では連れ合いは相方を信用していないので、重要な頼み事はされないので、ある意味安堵。
300万円の猫2  2014・5・14(水)
 愛犬・くるみの不調の原因が頚椎のヘルニアの可能性がある事が分かった。投薬で元気を取り戻しているが、激しい運動や入浴は禁止されている。そのために、ボディシャンプータオル(消臭・除菌のペット用のからだふき)と胴輪(首への負担軽減)を買いに出かけた。
 「300万の猫はまだいるかな?」と話しながらペット売り場に行くとあの可愛い三毛猫が何匹かの猫と戯れていた。あれから20日経っているので一回り大きくなっていた。「やっぱり売れないんだ」と話しながら、今度は仕入れ値がいくらなんだろう?売れなかったら、ここはどれだけの損があるのだろうと心配になる。
 たった一匹の猫に300万は常軌を逸していると思うが、くるみだってそれなりに高い値段で引き取っている。初代の我が家の犬・チコは知人から無料で譲り受けてきて、長生きした。その頃は有料の犬などは別世界のものと思っていたので、隔世の感がある。
放浪唫草・第42首(會津八一) 2014・5・13(火)
 自性寺(じしようじ)の大雅堂にて(第4首)    解説       
  いにしへ の ひと に あり せば もろともに
          もの いは まし を もの かか まし を
     (古のひとにありせば諸共にもの言はましをもの書かましを)

 池大雅に対する最大級の賛辞と言える。
健康基準値 2014・5・12(月)
 人間ドッグ学会が4月に発表した基準値は大幅に緩められている。週刊誌は「今まで病人扱いで薬漬け」されてきたのか?と書き、「患者」を量産したい医者・製薬会社と「医療費」を減らしたい役人という構図を提示している。
 こんなに変わると確かに迷ってしまう。素空は従来、医者から指摘されていた基準から外れていたものが全て基準内になり正常となる。
 医者を信頼しているが、無駄に薬を飲むのは嫌だ。次回の血液検査の時に聞いてみようと思うが、どういう答えが返って来るのだろう。
 ただ、通院する人が少なくなり、薬の売り上げは落ちるに違いない。
微妙な2秒(朝日新聞・いわせてもらお) 2014・5・11(日)
 小学2年の長女が「かたたたき むりょうけん」を何枚もくれた。「1枚でどれくらいやってくれるの?」と聞くと、小学5年の息子が、ストップウオッチを持ち出して一言。「1枚で58秒です。消費税の関係で、中途半端な時間設定になっております」 
       (東京都中野区・こんなところにも増税の影響が・42歳)

 なるほど、消費税は子どもの日常にも影響しているのだ!今日は母の日、全国のよい子の肩たたきはどうだっただろう? 
母の日 2014・5・10(土)
 ジュニア一家からプレゼントに帽子が届いた。早速、かぶってうららの散歩に出かけた。帰ってから、母子で帽子のツーショット、くるみの帽子は300万円の猫がいた店で買ったもの。散歩中は首を振るので頭の上に乗っていない。
 写真を撮っていたら、またジュニア一家から宅配便が届く。
 「父の日のプレゼント?」「そんなことは無いでしょう」と話しながら開けるとまっちゃんの小学校入学の内祝いだった。みんな元気で贈り物が届くのはいいね。
車で分かる?(中日新聞・つれあいにモノ申す) 2014・5・9(金)
 夫婦でスーパーへ行った。車を駐車場に止めたが、斜めになってしまった。「目が悪くなったかな」とつぶやくと、助手席の夫が「そういう性格なんだわ」と笑った。       (一人なら真っすぐに駐車できる妻・65歳)

 車の駐車は難しい。わが家の駐車場はすこし台形になっているので、右を並行に合わすと左が合わず、左を合わすと右が斜めになる。
星野富弘5~6月の詩画・風ぐるま(カザグルマ) 2014・5・8(木)
 風ぐるまが
 音を立てている
 鯉のぼりが
 空をかけ上がってゆく

 二千年の時を超えて
 吹いてくる風を
 私は全身に受けている


 「風ぐるま」の花と書いてある。「えっ!テッセンでしょ。今、庭に咲いているのと同じ」と連れ合いが言う。調べると「テッセン(鉄仙)およびカザグルマ(風車)はクレマチス(センニンソウ属)に属する種の名前」 だから、これらはクレマチスと呼べばいいのだ。
放浪唫草・第41首(會津八一) 2014・5・7(水)
 自性寺(じしようじ)の大雅堂にて(第3首)     解説     
  なほざり に ゑがきし らん の ふで に みる
            たたみ の あと の なつかしき かな
      (なほざりに描きし蘭の筆に見る畳の跡のなつかしきかな)

 畳の目の跡を南画の中に見る書家会津八一の眼。
 蕪村は和紙を畳の上に直において描き、岩肌の感じを出したと言う。
公共交通機関無料 2014・5・6(火)
 少し前だが、ネットのブログにこう書いてあった。
 「朝、ピラティスに行くためメトロに乗ろうとしたら、なんと“今日から日曜日まで大気汚染の為、車をあまり使わないようにメトロやRERが無料”」
 3月14~16日限定だったが、ニュースではこう報じている。
 「パリと近郊の公共交通機関を運営するイルドフランス交通公団(STIF)は13日、今週末はパリ市内の地下鉄やバス、電車を無料にすると発表した。パリでは数日前から大気汚染が深刻な水準に達しており、排ガスの原因となる自動車ユーザーに公共交通機関の活用を促すため、異例の対策を講じた。14日朝から16日夜まで実施する」
 行政が営利ばかり考えずに公共交通事業の本来的な在り方を考える良い話かもしれない。
飼い主です(朝日新聞・いわせてもらお) 2014・5・5(月)
 毎日、犬(ダックスフント)の散歩で会うので、いつの間にか自然にあいさつを交わすようになった近所の男性。その人もダックスを連れている。先日、私一人の時にあいさつしたが、私だと分かってもらえず、無視だった。
      (京都府宇治市・犬とセットじゃないとダメ?・54歳)
 
 ペットの散歩友達はどんどん増える。おしゃべりをするようになると飼い主も良くわかるが、会釈ぐらいだとわからないかもしれない。仲良くなった人がすぐ近くでびっくりしたり、「困った時は助けてね」と冗談?が言えるほど親しくなった人もある。
高速道路料金 2014・5・4(日)
 4月になって、朝日インターから鈴鹿インターで料金が1.44倍になっていたのでびっくりした。原因はETCの昼間割引が無くなり、消費税が適用されたことだ。残った割引は深夜割引と土日祝日割引、朝夕(通勤)割引だが、この朝夕割引は時間制限の上に5回以上走らないと割引が無い。しかも1ヵ月限定で5~9回30%、10回以上でやっと50%割引である。
 5月の平日に長距離を走る友人夫婦は困ったと言い、スキー仲間が突然電話してきてどうなっている?と聞いてきた。
 とにかく、平日の昼間の長距離は大変である。来シーズンのスキー、一人の時は高速を走らないようにしようと思うが、それでは滑りたい所へは行けない。
放浪唫草・第40首(會津八一) 2014・5・3(土)
 自性寺(じしようじ)の大雅堂にて(第2首)   解説
  いにしへ の くしき ゑだくみ おほ かれど
            きみ が ごとき は わが こひ やまず
     (古の奇しき絵だくみ多かれど君がごときは我恋ひやまず)

 池大雅こそ私が認める稀なる芸術家だと言う。
ザ・落語 桂歌丸・春風亭小朝が語る三遊亭圓朝の世界落語 
                               2014・5・2(金)
 4月29日、四日市市文化会館に出かけた。桂歌丸は病気のため林家木久扇が応援出演した。歌丸がなにを演じるつもりだったか分からないが、小朝は圓朝がグリム童話から作った「死神」を演じた。さすが実力者の小朝、とても面白く、会場全体が笑いに包まれる。サゲが小朝なりに工夫されて洒落ていた。寿命を示すロウソクの火が消える瞬間、バッタと舞台に突っ伏す三遊亭円生のサゲしか知らなかったので、帰ってから調べるといろいろなサゲがあるようだ。
 昔は下手だった木久扇(木久蔵)もとても楽しかった。年齢と場数にもよるのだろうけど、テレビの笑点での活躍が芸を深めている。
 車で聴いているCDを、円生から随分昔に録音した小朝と木久蔵(現木久扇)に代えて聞きだした。先ずは小朝の「たいこ腹」から。
わが家の特定秘密(中日新聞・つれあいにモノ申す) 
                             2014・5・1(木)
 テレビCMに出ていた女優・吉永小百合さんを見た夫が「いつまでも若いな」と感心している。「私も同じ年よ」と言うと「それは外で言わない方がいい」だと。どういう意味?       (年齢を隠さない妻・68歳)
 
 兄も同い年だが、男だから問題ないかな。若くて美人で知的な彼女と比較されてはかなわないだろう。
 サユリストではないが、ボランティアで20年以上も原爆詩の朗読会を行い、反戦・反核運動をライフワークとする彼女を評価している。
     
 昨日は寝てばかりと心配され、今日は元気過ぎるから心配とチチハハが言っている。チチの膝の上で一緒に新聞を読むぐらいに回復したよ。
 チチ宛に心配メールを頂いて感謝しています。      くるみ
 
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