3月の終わりに  2014・3・31(月)
 散る花を惜しむのではなく、ゲレンデの雪が溶けて流れるのを惜しみ続けた3月だった。暖かくなって雪質が悪くなったので3月19日を最後にした。
 暖かくなって草木は息吹く。そのことはとても素晴らしく楽しい。我家ではギンモクセイ、ボタン、シャクヤク、クレマチスその他が一斉に新芽を伸ばしている。新芽が何となく素空に活力を与えてくれる。
 寒さをよけて室内に置いた月下美人や君子蘭、サボテンを庭に出した。
 パンジー、ビオラ、オキザリス、石竹、シクラメン、ヒヤシンス、クリスマスローズ、水仙、アネモネ、君子蘭等が咲き続けている。きっと一年で一番花が沢山咲き、美しい時だろう。
 さて、4月は?やっぱり、青空の下に出かけて行きたい。
   
放浪唫草・第33首(會津八一) 2014・3・30(日)
 耶馬渓(やまけい)にて (第6首)          解説
  あさましく おい ゆく やま の いはかど を
               つつみ も あへず このは ちる なり
     (あさましく老いゆく山の岩角を包みもあへず木葉散るなり)  

  老いたる人に似た岩、落ち葉がその岩を隠せないと言う。八一の視点と表現の素晴らしさを想う。
春の花は忙しい 2014・3・29(土)
 ここのところ一気に咲きだした木蓮、暖かいところでは花びらが散りだした。梅が終わり、三滝川の慈善橋下の雪柳が満開だが、もう小さな花吹雪が始まっている。
 三滝通りの桜は咲きだした。この暖かさでは1週間後は散り始めているだろう。去年の4月3日に海蔵川で美味しい弁当を食べながら花見を楽しんだことを思い出す。
 昨日出かけた尾高高原では木蓮も雪柳もしっかり咲いていた。時折、聞こえてくる鶯の声に春を実感した。もうゲレンデの雪解けはとどまることが無いだろう。
   
展示交流会2・仏像の値段は? 2014・3・28(金)
 四日市地域まちかど博物館5周年記念・展示交流会小山田美術館・3月28~30日)の準備を28日午前中にしてきた。用意してもらったテーブル二つでは仏像が置けなかった。困っていると担当者が親切にもう一つ用意してくれたので程よく展示出来た。
 代表者の久安さんを中心に打合せを行い、午後の開場に備えたが、その前の設営中にも来館者があり、いろいろと作品の説明をした。
 担当者が「この仏像は値段はどれくらいですか?質問があると困るので」と聞いてきた時は一瞬戸惑った。
 「まん中にある安達先生の子安観音は300万かな?」と答えてきた。有名な仏師ならそれ以上なので妥当だと思うけど、先生は苦笑するかな?
   
愛称(朝日新聞・いわせてもらお) 2014・3・27(木)
 カナダの語学学校に通っていた姉が、デブラ・ブラウンという女性と友達になった。初対面の時、「私デブラよ。デブ、の愛称で呼んでね」と明るく言われたそうだが、ややぽっちゃりした彼女に最後まで「デブ」と言えなかった。    (東京都日野市・日本人はだれもデブと呼べなかった・32歳)

 面と向かって「デブ」とは言えないよね。素空は若い時に「骨」とか「骸骨」と呼ばれたけどね。
父の闘病 2014・3・26(水)
 父が亡くなってから36年が経つ。4年ほどの闘病を経て亡くなった。命日は2月24日である。
  病む吾の手と妻の手を紐に結び夜半用あれば紐ひきて呼ぶ
       松田 一 (昭和萬葉集・巻十六 昭和四十五~四十六年)
 脳梗塞で倒れ、半身不随で口もきけない父の看護を母が病院に泊まり込んでしていた。週に一度母と代わっだ。父は他人の介護を拒否し、母でなくてはいけなかったが、息子の場合は例外で大人しくしていた。
 仕事で睡眠不足気味、その上ウイスキーを持ち込んで寝入ってしまうので、深夜は手と手を紐で結んだ。父が引っ張っても起きなかったので、その後は上半身を壁に当てて寝たが、それでも用を成さなかった。最後は紐を素空の首に巻いて解決したが、これでは歌にもならない。
 介護の用を為さない息子にあきれていただろうが、親子だから許してくれていたと信じている。
 親に反抗し何度も喧嘩し、勘当されたりした不肖の息子だが、親の庇護のもとで育ったことは間違いない。母親っ子だったが、喧嘩するほど情が深まると言う通り大きくなってからは父が好きだった。 
放浪唫草・第32首(會津八一) 2014・3・25(火)
 耶馬渓(やまけい)にて (第5首)          解説
  しぐれ ふる やま を し みれば こころ さへ
               ぬれ とほる べく おもほゆる かも
     (時雨降る山をし見れば心さえ濡れとほるべく思ほゆるかも)

 1人旅の心情が伝わって来る。
いなべ梅林公園(いなべ農業公園) 2014・3・24(月)
 今日、兄夫婦と出かけた。満開の梅は素晴らしく、梅見とは思えないほどに暖かい日だった。
 東海地区最大級100種類4500本の梅林公園は一見の価値がある。まだ2,3日は良さそうである。   梅見写真集(3・18、3・24)へ
     
  
ビットコイン 2014・3・23(日)
 ネット決済ツール・仮想通貨「Bitcoin(ビットコイン)」、取りたててこれを使用することは無いだろうが、仕組みは理解しておきたい。
 新聞などの解説をもとに仕組みの一部が「金」に似ていると考えると分かりやすいことが分かった。
 円やドルのように中央政府の保障があるわけでないビットコインの価値は金(採掘作業と有限で希少な埋蔵量)と同じ側面を持っている。金の価値は、世界中の誰もが「金には価値がある」と考えるから認められ、完全に市場の判断にゆだねられている。
 ビットコインは取引所で既存通貨と両替することができるが、誰かが作ったビットコイン電子鉱山で採掘(複雑な採掘管理ソフトで生産しビットコインを入手)することもできる。そのため、流通量が自動調整されるとともにあらかじめ埋蔵量の限界(<2100万BTC)も設定されている。「流通量の自動調整と埋蔵量の限界」はまさしく金と同じである。
 貨幣制度の殻を破って大きく飛躍する要素はあるが、前提になる約束事の脆弱性やネットの脆さを考えると我々一般庶民には必要なさそうだ。
だれの特等席?(中日新聞・つれあいにモノ申す) 2014・3・22(土)
 猫二匹が電気ストーブの前で、気持よさそうに寝ていた。それを見た夫が「人間をさしおいてなんだ」と怒り、自分の部屋にストーブを持っていった。自分さえよければいいのね。かわいそうな猫ちゃん。
                        (猫と温まりたい妻・74歳)

 我が家では部屋に入って暖房をつけておかないと叱られる。「くるみが可哀想でしょ!」
展示交流会 2014・3・21(金)
 四日市地域まちかど博物館・80館が5周年を記念して展示交流会小山田美術館(四日市市山田町)で開催する。(3月28日~30日)
 師事する安達正秋先生が運営する安達微笑仏館も出展する。先生の作品以外に三重刻友会のメンバーの作品も展示する。
1  子安大師 安達 正秋
2  木喰自刻像(木喰) 安達 正秋
3  十一面観音(円空) 安達 正秋
4  宝生 大黒天 近藤  稔
5  童地蔵 近藤  稔
6  聖観音(円空) 中澤 泰博
7  護法神(円空) 中澤 泰博
8  白鬼(木喰) 安藤 宣朗
9  寿老人 安藤 宣朗
10  地蔵菩薩(円空) 杉本 茂次
11  薬師如来(円空) 内田 得志
12  庚申(円空) 服部 素空
13  お地蔵さん 服部 素空




  

     (素空は3月30日(日)午後1時~2時頃に館内にいる予定)
妻の悩み(中日新聞・つれあいにモノ申す) 2014・3・20(木)
 ノーメークだったので、マスクをして出掛けようとしたら、夫が「待っててあげるからお化粧したら」と言う。私ってノーメークだとそんなに見られない顔なの、それとも美しい顔を皆に見せたいの。どっちの意味?
                       (鏡台の前で悩む妻・60歳)

 連れ合いはいつの頃からか化粧を丁寧にしているようだけど、メークとノーメークの区別が素空には分からない。美人だからと言っておこう。

                     奥伊吹へ    くるみの仕事へ 
しだれ梅・呉服枝垂 2014・3・19(水)
 昨日は予定していた奈良・月ヶ瀬梅林行きを雨のため中止、四日市の日永の梅林(南部丘陵公園)と新しくできた鈴鹿のしだれ梅まつり(鈴鹿の森庭園)に出かけた。
 先日、友人が鈴鹿の森庭園のしだれ梅が話題になっていると言った時、「わずか200本ぐらいの梅では1万3千本の梅が咲く月ヶ瀬にはかなわないよ」と答えた。ところが昨日園内に入ってしだれ梅(呉服枝垂・くれはしだれ)の美しさに圧倒された。案内にはこう書いてある。「八重咲き品種の代表”呉服枝垂”は早春にいち早く桃色の大輪の花を多く咲かせ、その大きく美しく艶やかに枝垂れる姿は圧巻です」
 友人には今日不明を詫び、素晴らしかったと報告した。お勧めの場所である。
 ただ、園内に他の施設が少なく、すぐに見終わってしまうので入園料1000円は高いような気がする。
       
  
日録 20世紀(1913・大正2) 2014・3・17(月)
 1914年のグラビアは“「東洋一の大停車場」東京駅、開業!”、“「東京大正博覧会」が大成功!”である。
 この年7月に勃発した第一次世界大戦でドイツに宣戦布告した日本はドイツの支配する青島を攻撃、11月7日に陥落させた。その時の総司令官・神尾中将の凱旋が12月18日に、その日開業された東京駅で行われた。この大戦は三国同盟(独・墺・伊)と三国協商(英・仏・露)との間の帝国主義的対立や民族的対立などを背景したものだった。日清・日露戦争後の日本も国家の威信をかけた「中央=東京=皇都」の象徴として「首都・東京駅」の開設が必要だった。そして、世界の列強の中に後進帝国主義国家として入り込んでいくのである。
 大正天皇即位記念と銘打った大正博覧会は3月20日に、東京・上野で開催され、初めてエスカレータが披露されたと言う。
 この頃の東京の学生下宿は畳一畳70~80銭ぐらい、素空が東京にいた1970年頃は畳一畳1,000円ぐらいだったと思うのだが。
             (明日第3火曜日は独り言を休みます)
    日永の梅林(南部丘陵公園)、しだれ梅まつり(鈴鹿の森庭園)、
    花ひろば、トミジャス
放浪唫草・第31首(會津八一) 2014・3・16(日)
 耶馬渓(やまけい)にて (第4首)          解説
  ひと みな の よし とふ もみぢ ちり はてて
               しぐるる やま を ひとり みる かな
    (人皆の良しとふ紅葉散りはてて時雨るる山を一人見るかな)

 「大正十年十二月十二日雨を冒(おか)して耶馬渓に入り・・・」の寒々とした情景である。
鼻白む 2014・3・15(土)
 この言葉は何となく苦手である。多分、自分の持っている語彙の中に定着していないからだろう。最初は読みに戸惑った。“はなじろむ
と読むが音調が今一である。
 辞書によると意味は
    1 気分を害する、あるいは興ざめする。
    2 きまり悪そうなためらった様子をする。
 ずっと「興ざめすること」と思っていたけど、2の意味もあるのだ。ともあれ殆ど使うことは無いだろうが、一昔前の文章にはよく出てくるので再確認しておいても良さそうである。
 語源に鼻が白くなって(健康を害し)興ざめすると言う説があるそうだが、それなら「白ける」と言えば良さそうである。ともあれ、読む人に鼻白まれないうちに書くのを止めた方がよさそうだ。
新メニュー(中日新聞・つれあいにモノ申す) 2014・3・14(金)
 料理教室で生パスタを作ったが、持ち帰る間にくっつき、できそこないの平たいうどんのようになった。でも夫は「うまいね。山梨のほうとうみたい」と喜んで食べてくれた。(失敗がばれなくて良かった妻・59歳)

 我が家も新メニューには出来不出来がある。たとえ不出来でも黙って食べるのが礼儀だし、どうこう言えば「あなたが作りなさい」と言われそう。
星野富弘3~4月の詩画・エンドウくん 2014・3・13(木)

  エンドウです
  5人兄弟のまん中です
  特技は木登り
  マメなほうです


 「ジャックと豆の木」(イングランド民話)を連想した。
 アンデルセンの童話には「とび出した五つのエンドウ豆」がある。それぞれの豆たちの行く末の話だが、この中では5番目の豆が主役になっている。
放浪唫草・第30首(會津八一) 2014・3・12(水)
 耶馬渓(やまけい)にて (第3首)          解説
  よひ に きて あした ながむる むか つ を の
               こぬれ しづか に しぐれ ふる なり 
    (宵に来て朝眺めむるむかつをのこぬれ静かに時雨降るなり)

 12月半ば、季節外れの耶馬渓に降る時雨、1人旅の憂愁が漂う。
                             奥伊吹へ
安田刻粋展・3月8日(土)~18日(火) 2014・3・11(火)
 安達仏像教室でほぼ同じ時期に共に学んだ安田刻粋(興光)氏の個展(パラミタミュージアム)に同門のS氏と出かけた。能面を手掛けて40年近くになる彼の見事な作品が壁一面に並んでいた。以前に拝見したのは数点だったので圧倒される。制作上の苦労や鑑賞する視点などを聞きながら時間はあっという間に過ぎた。仏像、根付、板彫り、人物像なども部屋いっぱいに並び、即売している能面の根付が目の前で売れていた。
 個展を開催できるとは羨ましいことだが、素空は殆どの作品を手放しているので展示するものが無い。同道のS氏に個展をめざしてくださいと食事をしながら勧めた。
   
  「木彫りに魅せられて」(安田氏のコメント)
 能面、狂言面、仏像、根付、板彫り、人物像 等々、、、手当たり次第に彫っています。特に能面、仏像の何とも言えぬ美しさに感じ入って挑戦の日々をおくっています。未だ作品は稚拙ながら古希を迎えて、これを一区切りとして、次のステップを踏みたく思っています。少しでも、その美しさが皆様に伝われば至福の限りです。即売もあります。ご来場をお待ちしております。
    
朝日町中3殺害事件と仏像2  2014・3・10(月)
 事件から半年ぶりに18歳の少年が逮捕され、ほっとしている。仏像教室の仲間で訪れたのは去年の9月5日、改めて仲間3人で現地を訪れ冥福を祈ってきた。
 逮捕直後であるためか、花などのお供えが沢山あった。仏像教室の安達先生がお供えになった十一面観音菩薩にピンクの毛糸の肩かけが掛けられていた。きっと心の優しい女性が編んだのであろう。
 「この仏像は事件が解決に向かっているので、時期を見て引き取る」と先生はおっしゃっている。
  
冷徹な一言(朝日新聞・いわせてもらお) 2014・3・9(日)
 実家の母が特別養護老人ホームに入ることになった。介護施設にも入居者同士のいじめがあるらしいと聞き、「いじめられたらどうしよう」と心配したら、「逆の立場(いじめる側)になるってこともありますよね」と義妹は冷静にいった。          (静岡県長泉町・確かにそうだだけど・62歳)

 なるほど、そうだよね~~!物事はあらゆる角度から見ないといけない。
サラリーマン川柳 2014・3・8(土)
 第一生命保険のサラリーマン川柳入選100作品が応募は3万3605句の中から発表されている。
   倍返し!言えずに今日も おもてなし       まめまろ
 新聞やネットで秀作の一つとして紹介されている。
 素空も選んでみたが、自分の環境と知識に影響される。
   「オレオレ」に 爺ちゃん一喝 「無礼者!」    ビート留守
   えっ わ・た・し? 席を譲られ 聞き返し      ゆうこりん
   もの忘れ べんりな言葉 「あれ」と「それ」     政権はママのもの
   ままごとも ゴミ出し役は 男の子         鰆の佐助
   同窓会 食後のくすりに 花が咲く         竹の子
   たまにはさ スマホじゃなくて 僕見てよ      眠気に連敗中
   大掃除 どこからやるか? 居間でしょ!     拳シロー
 投票(2月18日~3月18日)は以下のページで!発表は5月下旬。
                私が選ぶサラ川ベスト10へ
放浪唫草・第29首(會津八一) 2014・3・7(金)
 耶馬渓(やまけい)にて (第2首)          解説
  やまくに の かは の くまわ に たつ きり の
               われ に こふれ か ゆめ に みえつる
    (山国の川のくまわに立つ霧の我に恋ふれか夢に見えつる)

 川霧が今度は夢に出てきたという。昔は夢に現れる人が恋しているとした。霧を恋人と仮定する説もある。
葉ボタン  2014・3・6(木)
 葉ボタンが盛り上がって富士山のような姿になった。周りのビオラとオキザリスも盛んに咲いている。
 庭ではアネモネが咲きだし、チューリップが芽を出した。差し穂した皇帝ダリアも芽が出て来ている。雪が積もるほど寒い日があるのに花は日々成長している。紅梅はもう終わりかけているが、今度の休みの月ヶ瀬の梅林を楽しみにしている。 
  
頭の中(朝日新聞・いわせてもらお) 2014・3・5(水)
 5歳になる孫が、「おばあちゃん、ちょっと難しいけど新しいゲーム覚える?」と聞くので、「頭のなか、いっぱい詰まっていて、もう新しいこと覚える所ないわ」と答えた。すると、後ろから私の頭をのぞき込んで、「大丈夫、すきまいっぱいあるで!」とうれしそうに叫んでくれた。 
           (京都府長岡京市・薄毛に悩むバアバ・71歳)

 新しいことを覚えたり、実行することが難しくなってきた。孫に頭の中をのぞかれたら「隙間だらけだよ」と言われそう。
 ところで明日は千葉の孫・ココロの誕生日、8歳になる。
法定速度(道路の最高速度)  2014・3・4(火)
 いつも安全運転の友達が山陽自動車道で速度違反で捕まったと言い、不満を漏らしていた。
 普通自動車で言えば、最高速度は一般道が60km、高速道路は100kmが普通である。ところが、標識・ペイント等による規制速度(40kmなど)が表示されている場合がその速度が優先される。
 友人は高速道路は100kmだと思い走っていて、60kmとか80kmとか表示してあるのを見落とし、過度の速度超過になったようだ。
 一般道で言えば、60kmで走ると危険だと思われるところはほとんど低い値が表示されている。高速道路は道路の形状その他で100kmになっているところは少なく、80kmが多い。場所によっては60km(中国自動車道・北房IC~新見IC)の場合もある。ただ、高速道路は最低速度が50kmと決められている。理由は後続車に追突されないためである。
 名阪国道(一般道)で特殊に80kmと言う所があったりするので、法定速度は難しい。ハイスピードは事故の確率が高いし、被害が大きくなる。安全運転が大切だ。          ダイナランド・高鷲スノーパークへ 
放浪唫草・第28首(會津八一) 2014・3・3(月)
  耶馬渓(やまけい)にて (第1首)          解説
 大正十年十二月十二日雨を冒(おか)して耶馬渓に入り二日にして去る時に歳やうやく晩(おそ)く霜葉すでに飛びつくしてただ寒巌と枯梢(こしよう)と孤客の病身に対するあるのみ䔥条(しようじよう)まことに比すべきものなかりき

 耶馬渓 山国川の谿谷。「山」の字を「耶馬」と訓読して、かく命じたるは頼山陽(1780-1832)なり。今日にいたりては、原名の方かへりて耳遠くなれり。

  あしびき の やまくにがは の かはぎり に
               しぬぬに ぬれて わが ひとり ねし
    (あしびきの山国川の川霧にしぬぬに濡れて我が一人寝し)

 新緑でも紅葉でもない12月半ばの氷雨の耶馬渓で11首詠う。この作品群は高い詩的世界を作っている。
ブランシュたかやま  2014・3・2(日)
 「しらかば2in1」の由来を書いたので、さらに前日2月22日に滑った「ブランシュたかやま」(長野県小県郡長和町大門鷹山)の由来を調べてみた。
 まず勘違いしていたのは高山と思っていたこと。本当は地名で「鷹山」だった。「ブランシュ」とはフランス語で「白い」と言う意味なので、「白い鷹山」スキー場だった。
 3年前の早朝の山頂はー17度で震えあがったスキー場だが、好天と午後の滑り出しだったので山頂はー7度だった。ここはスキーヤーオンリー(ボーダーはいない)なので気持よく滑れるし安全である。しかし、ゲレンデで他のスキーヤーと接触して飛んだ。怪我はないが、しばらく首が痛かった。
運のいい妻(中日新聞・つれあいにモノ申す) 2014・3・1(土)
 神社でおみくじを引いたら、夫は大吉で大喜び。小吉だった私が悔しがっていると、夫が「おまえは夫で大吉を引いただろ」だと。よく言うわ。
              (結婚生活で吉も凶もあった妻・59歳)

 なかなかのジョークだ。連れ合いにそう言ってみたいが「私は凶を引いた」と言い返されそう。
 ところでおみくじは細かくは以下のようになっている。
   大吉  中吉  小吉  吉  半吉  末吉 
   末小吉  凶  小凶  半凶  末凶  大凶
 小吉は歓迎されてないようだが、3番目に良い運勢と考えれば幸せ。 

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