世界人権宣言(1948年) 2014・1・31(金)
 中日新聞に世界人権宣言・第1条が紹介されていた。
「すべての人間は、生まれながらにして自由であり、かつ、尊厳と権利とについて平等である。人間は、理性と良心とを授けられており、互いに同胞の精神をもって行動しなければならない。」
 フランス革命の「自由、平等、博愛」は絶対主義体制に対する市民(ブルジョア)革命の理念であるが、上記の人権宣言はもっと進んで「すべての人間」を中心にかつ「互いに同胞の精神」と悪しき民族主義的な行為を否定している。
 「(悪い)他国との争いに軍事力を強化しなければ」などと考える前に「互いに同胞の精神」に立って、相互理解の努力をすることが大事だ。民族的な立場を横に置いて、地球人、宇宙人として世界を俯瞰すれば世界のもめごとはコップの中の嵐に見えると思うのだが。

 世界人権宣言は、1948年12月10日の第3回国際連合総会で採択された、すべての人民とすべての国が達成すべき基本的人権についての宣言。
見送るのは…(中日新聞・つれあいにモノ申す) 2014・1・30(木)
 知人の通夜の帰り、夫が「おれは、あんな上手にあいさつはできないなあ」とつぶやいた。えっ、それが本音?
 私より五つも年上なのに、後で逝くつもりなのね。
                 (夫より長生きしたい妻・53歳)

 我が家も五つ違いだが、当然素空が先に逝くことが暗黙の了解事項。但し、いろいろ都合があるから「もう少し逝くな!」と連れ合いは命令する。
 
                    スキー、めいほうへ(1・29)
淡然忘世榮 2014・1・29(水)
 淡然世榮ヲ忘ル、世俗の栄華を超越してさっぱりとした心境。
 恩師に頂いた今年の書である。下にカレンダーがあり、居間に一年間掛ける。
 世俗の栄華を超越することは難しいが、止むなく栄華と無縁の地にあって年月を経ると「淡然忘世榮」の境地に似た面もあるやもしれない。素空の好きなものに「竹林の七賢人」あり。
放浪唫草・第21首(會津八一) 2014・1・28(火)
  鬼の岩屋といふところにて         解説
  ゆふ されば ほとぎ の さけ を かたまけて
          いはや の つき に おに の ゑふ らむ
    (夕さればほとぎの酒をかたまけて岩屋の月に鬼の酔ふらむ)

 「鬼の岩屋」から鬼たちの酒盛りを連想する。
星野富弘1~2月の詩画・福寿草 2014・1・27(月)
 風花がやって来る
 冬が
 好き

 白い雪
 宝石のような氷
 大地を押し上げる霜柱

 みんな私の仲間
 大好きな幼友達
         
 別名「元日草」「朔日草」(ついたちそう)と言い、花言葉は「幸福」「幸せを招く」「永久の幸福」「回想」「思い出」「悲しき思い出」
 赤倉の春スキーで自生の福寿草を見た。とても嬉しかったが、腰痛でスキーを断念した時だったので「悲しき思い出」でもある。
理不尽な妻(中日新聞・つれあいにモノ申す) 2014・1・26(日)
 妻が「夜十一時のテレビ番組が見たいから、起してよ」と言う。声をかけたら「うるさい」と怒るので、そのままにしておいた。翌朝、「なんで起こさなかったの」と再び怒られたのは言うまでもない。(納得いかない夫・59歳)

 最近はビデオ予約ができるので「テレビの予約をしておいてね」と言う依頼が多いので楽だが、忘れたらやっぱり文句を言われる。
何匹いるかな? 2014・1・25(土)
 去年11月にオープンしたイオンモール東員に出かけた。自宅から車で30分弱で行く。くるみをドッグショップに預けて2時間ほどショッピング。連れ合いが気にいったので、定休日はイオンモール四日市北(トミジャス)を裏切ってここになりそう。トミジャスのドッグショップのおねいさんが悲しむかな?
 ドッグショップでは一つの座布団の上に集まって子犬が寝ていた。最初の写真は何匹いるかな?可愛いくるみも、この子犬たちには負けそう。
   
   
くるみの肩たたき? 2014・1・24(金)
 夕食の時、ハハの肩をトントンする。孝行娘の見本に見えるがそうではない。
 椅子の上のくるみの食事が気にいらないともっと美味しいものを混ぜよと要求するのだ。前日に鶏肉や卵など好物を食べるとメインのドッグフードを食べなくなる。この日は夕食をカットした。しかし、2時間後に同じものを出したら食べだした。
 嫌いな物の前で四苦八苦した子供のころを思い出す。 
放浪唫草・第20首(會津八一) 2014・1・23(木)
  別府にて(第7首)            解説
  つきよみ の かげ は ふたたび みつれども
         たび なる われ は しる ひと も なし
    (つきよみの影は再び満つれども旅なる我は知る人もなし)

 旅に出て一月が過ぎ、深まる旅愁が詠われる。

                    スキー、ホワイトピアへ(1・22)
平和憲法にノーベル賞を 2014・1・22(水)
 平和について友人といろいろ話したが、戦争反対の確たる根拠、あるいは理論(理屈?)が浮かんでこなかった。「非暴力、不服従」のガンジーや「革命的祖国敗北主義」のレーニンの話などしたが、しっくりしない。

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 感覚的には太平洋戦争の敗北とその反省の上に立った戦後教育、そして憲法9条がある。「反戦」を自覚したのはベトナム戦争(1960~1975)反対運動だった。
 中日新聞に「9条にノーベル賞を」の記事が載った。びっくりしたし、アイデアを思いついた主婦(37歳)に脱帽する。ノーベル賞は個人か団体に与えられるとのことなので「9条を保持している日本国民」として実行委員会を作ったと言う。(詳細は写真を参照)
 受賞はともかくとしてその発想のユニークさと宣伝効果の大きさを思った。頑張って欲しい。
 蛇足だが都知事選の細川・小泉さんの「脱原発」も東京都民のお叱りを覚悟して言えば、とてもインパクトの強い宣伝効果がある。この両者に好意を持っているわけではないが、「脱原発」は支持する。
仲良しの理由?(中日新聞・つれあいにモノ申す) 2014・1・20(月)
 毎年、近くの神社に夫婦で初詣に出掛ける。大混雑していたので夫が手をつないでくれた。「優しいね」と言うと「ママは背が低いし、迷子と間違われて保護されたら、恥ずかしいからな」だって。(前から見ればオバサンの妻・65歳)

 幼い頃、同級生の女の子達に親切にしてもらった。とても身体が小さかったので、赤ちゃんや小さな子供を扱う感覚だったのかな~~?

             (明日第3火曜日は独り言を休みます)
                イオンモール東員からカインズ四日市
パソコントラブル、陰謀?(ウインドウズXP) 2014・1・19(日)
 知り合いのパソコン(WinXP)の動きが物凄く遅くなった。原因が解らず、随分てこずったが、最後に「svchost.exe によって CPU使用率100%になる」現象だとわかった。
 CPUはパソコン全体の処理・計算を行う「頭脳」なので、これが100%使用になると全く動かなくなる。
 svchost.exeとはマイクロソフト社からセキュリティ対策等の更新プログラムをインストールするWindows Updateを実行する時に使われるプログラム。これ(svchost.exe)がパソコンを動かなくしているので最新のセキュリティ対策のプログラムもダウンロードできない。
 この不具合は、昨秋までにダウンロードされた更新プログラムによって起こっていた。マイクロソフトが12月にそのためのプログラムを作ったが、 CPU使用率100%で動かないのでそれがダウンロードできない。一時は新しいPCへの買い替えを考えたが、なんとか直した。
 WinXPは2014年4月8日でセキュリティ対策等のサポートが終わる。そのため買い替えが行われているが、個人のパソコンではアンチウイルスソフトもあるのですぐに使えなくなるわけではない。WinXPは素晴らしいので廃棄するのはもったいない。
 解決後、このことはマイクロソフトの陰謀だったのではと思ってしまった。「世界のウイルスはアンチウイルスソフト製作会社が作っている」と言う俗説を思い出して!。
大学入試センター試験 2014・1・18(土)
 2014年度の大学入試センター試験が今日、全国一斉に始まった。来年からは受験科目数が多くなり、出題範囲が広くなる。友人の子息が挑戦中、良い成績で目的を達して欲しいと心から願っている。

放浪唫草・第19首(會津八一) 
  別府にて(第6首)             解説
  うなばら に むかぶす やへ の しらくも を
        みやこ の かた へ ゆめ は ぬひ ゆく
     (海原にむかぶす八重の白雲を都の方へ夢は縫いゆく)

 旅にあっても活動の場所である東京への思いは深い。
ソプラノ&混声合唱3 2014・1・17(金)
 ソプラノの渡部純子は素晴らしい。その深い声、豊かな表情と動作に圧倒された。はなのき会会長が◎で推薦した意味がよくわかった。
 コンサートチラシにはこう紹介されている。(抜粋)
「国立音大卒。2001年渡米。マンハッタン音楽院にて修士号およびディプロマ取得。渡米中、’05年アーティスト・インターナショナルコンクール特別賞受賞、カーネギーホールにて記念リサイタルを開催。‘11年及び‘12年国連代表部主催天皇誕生記念祝賀会にて『君が代』独唱を務める。’12年より名古屋を拠点に活動を開始。名古屋二期会会員。名古屋芸術大学および名古屋音楽大学非常勤講師」
 今後を注視したい。
  
冬の風物詩(中日新聞・つれあいにモノ申す)
             
2014・1・16(木)
 この時期、毎晩こたつでゴロゴロ寝ている妻。「こたつはおまえの体の一部だな」と嫌みを言うと、「そう、私はコタツムリよ」と言い、布団の中にもぐり込んだ。そのまま寝たのは言うまでもない。(寒さは平気な夫・60歳)

 「コタツムリ」、言い得て妙である。こんな風に寝ている孫たちはコタツムリズというところか。
ソプラノ&混声合唱2 2014・1・15(水)
 混声合唱を聞いたのは10年前、友人・鹿鳴人が歌った奈良だった。今回一緒に行ったPONDAさん(ポンちゃんの連れ合い)は四日市のユーミー混声合唱団の団員である。
 チャリティコンサートの混声合唱団は「名古屋コール・ハーモニア」。比較的有名な歌を選んでくれたので、音楽に疎い素空も楽しめた。ただ、音楽を聞きながら参加者の表情や動作もしっかり眺め、さらに心情を思ってみたりした。最初の緊張した面持ちから次第に表情が豊かになり、動作も自然に動くようになる姿を歌い手の気持になりながら見ていた。とりわけ、ソプラノ歌手との合唱のクライマックスでのそれぞれのメンバーの姿は美しい。歌いきったその瞬間の心情は如何ばかりかと想像した。
 他の合唱団で活動していた従姉は数年前に亡くなったが、きっとこんな姿で歌っていて、充実した時間だったのだろうと思った。
    
妻は不用品?(中日新聞・つれあいにモノ申す) 2014・1・14(火)
 今年こそは「断捨離」を実践したい。まずは洗面台にごちゃごちゃ置いてある化粧品。「何かいらない物があったら捨ててよ」と夫に声を掛けたら、即座に「おまえ」だと。(身辺を整理したい妻・62歳)

 遠い昔の「家父長制」を憧れる友人Oではないが、一度こんな言葉を言ってみたいが裏口から追い出されそう。
ソプラノ&混声合唱1 2014・1・13(月)
 1月13日、名古屋で行われたコンサートにメルヘンメンバーのポン夫婦と出かけた。主催は「あいち国際交流はなのき会」、目的は「東日本震災支援」のチャリティである。(コンサート案内 
 この会は国際協力、支援など国際理解と男女共同参画にかかわる活動をしている。
 渡部純子の素晴らしいソプラノと混声合唱を堪能してきたが、はなのき会の会長はメルヘンメンバーでスキー仲間のちゃーちゃんである。普段は一緒に遊ぶ仲間が、私欲のない献身的なボランティア活動をナンバーワンとして仕切っていることにポンちゃん夫婦と「頭が下がる」と話し合った。ともあれ、ちゃーちゃん!本当にご苦労様。
  
    
いろはかるた・以呂波骨牌(歌留多) 2014・1・12(日)
 百人一首の後に兄が「犬も歩けば・・・」と「いろはかるた」を声を出して言い始めた。しかし、すぐに続かなくなった。周りの皆も思いだせない。気になったので「いろはかるた」についてネットで調べた。
 かるたは「百人一首かるた」と「いろはかるた」が代表する。「いろはかるた」は幕末の頃に京都で作られ、大阪、名古屋、江戸にひろがったといわれる。「色は匂へど散りぬるを、我が世誰ぞ常ならむ、有為(うい)の奥山今日越えて、浅き夢見し酔(ゑ)ひもせず」(涅槃経)47文字と、「京」 を合わせた 48文字を句の頭に置く。
 覚えていたのは江戸いろはかるたで、その他大阪、京都のものもある。大阪は「一を聞いて十を知る」京都は「一寸先は闇」で始まる。
 我が身に似合った札は「年寄りの冷や水」かな?
        (「いろはかるた」についてはこのページを参照!)
放浪唫草・第18首(會津八一) 2014・1・11(土)
  別府にて(第5首)             解説
  わが こころ つくし の はま の たちばな の
            いろづく まで に あき ふけ に けり
      (我が心筑紫の浜の橘の色づくまでに秋ふけにけり)  

 前歌(第17首)では橘を眺めて古代憧憬の思い、ここでは色づく橘に季節の推移を感じて詠う。
                ダイナランド・高鷲スノーパーク(1・10)
口笛 2014・1・10(金)
   晴れし空仰げばいつも
   口笛を吹きたくなりて
   吹きてあそびき

   夜寝ても口笛吹きぬ
   口笛は
   十五の我の歌にしありけり
                          (一握の砂 石川啄木)
 今は口笛を吹かなくなった。口笛は若い時の思い出の中にある。初めて吹くことが出来た時の喜びは今でも覚えているが、口笛は誰もいない田舎の野原か孤独な都会の下宿で吹いた。
 啄木の歌の口笛は故郷の少年時代を想い起して詠んだものだが、口笛は都会の狭い一部屋にも似合う。
 人との交流が多くなり、また結婚してからは吹かなくなった。啄木の歌を読みながら、そんなことを思いそっと口笛を吹くと膝の上にいた愛犬・くるみがびっくりして飛び降りていった。
 啄木の歌もしみじみとした思いも一度に吹っ飛んでしまった。 
大事なのは(中日新聞・つれあいにモノ申す) 2014・1・9(木)
 雑煮を食べながら「少し味が変じゃないか」と妻に尋ねると、「あら大変、ワンちゃんにあげられないわね」と鍋にあった残りを捨てた。でも目の前にある二人の雑煮はそのまま。今年も犬優先なんだな。
                       (犬がうらやましい夫・60歳)

 年末年始に美味しいものをもらったせいか、くるみの食べ物のえり好みがひどくなった。昨日の残り物など近寄りもしない。連れ合いも昨日の物は殆ど食べないので、おせちの残りをせっせと食べていたのは夫婦ではなく素空だった。
新春の富士 2014・1・8(水)
 友人から、いつものように富士の写真が送られてきた。
 「年明け6日目にしてようやく快晴になり、鮮明な富士山が撮れました。1枚目は、いつもの国際湘南村(葉山町)から。2枚目は長者ヶ崎の砂浜 (同じく葉山町)からで、左が長者ヶ崎の岩場、右が江ノ島、そのはるか先の雪山は丹沢。今年もお元気で」
  
  


放浪唫草・第17首(會津八一) 
  別府にて(第4首)            解説
  たちばな の こぬれ たわわ に ふく かぜ の
            やむ とき も なく いにしへ おもほゆ
     (橘の木末たわわに吹く風の止む時もなく古おもほゆ)

 八一の関心は古代ギリシャから日本の古代へと向かって行く。
百貨店と勝負?(中日新聞・つれあいにモノ申す) 2014・1・7(火)
 おせち料理を手作りしている。ただ一度だけ、しゅうとめが亡くなった年の暮れ、夫が「今年はデパートへ頼め」と言った。私の苦労を考えたのか、それとも私の味に飽きたのか…。翌年からは二度と「買え」とは言わない。私の勝ちね。(料理には自信がある妻・70歳)

 わが家のお節料理は質素なものになってきたが、唐辛子の良く効いた手綱こんにゃくとたっぷりと牛肉が入った金平ごぼうは無くてはならない。今は亡き母と義母の思い出の味がするからだ。しかし、今年は金平ごぼうが無かったので、義兄はがっかりしていただろう。
イマドキの正月(中日新聞・つれあいにモノ申す) 2014・1・6(月)
 三が日は孫たちが遊びにきてにぎやかだ。でも、今の子は、おせち料理も雑煮もお好みじゃない。やれハンバーグだ、ピザだ、焼そばだと、結局は食事の支度に忙しい。まあ夫婦二人よりはいいが。
                (正月には自信がある妻・70歳)

 わが家でも孫たちだけでなく、大人たちもおせち料理を食べなくなった。焼き肉、寿司、刺身、ビールなどが一番喜ばれる。おせちを減らしたが、それでも残るので夫婦でせっせと食べる。ノブ君の家ではさすがで、古式豊かに3が日はお節料理だけと言う。            くるみの顎置き
難しい駅名3(完) 2014・1・5(日)
 記事の筆者は30年前の釧路から根室への旅での駅名をあげて、不思議な名前の駅が続いたと紹介する。
 厚床(あつとこ)初田牛(はつたうし)別当賀(べつとが)、アイヌ語に由来する地名だと言う。
 そして、全国の難読の駅名、動橋、調川、美談、大嵐をあげる。
 動橋は石川県加賀市動橋町にあるJR西日本の駅で、読みは「いぶりはし」。地名の「いぶる」は「ゆする」という加賀の方言。昔、川に架かる橋が一本木で、人が渡れば動き、命がけだったということに由来する。
 調川は長崎県松浦市調川町下免にある松浦鉄道の駅で、読みは「つきのかわ」。地名は租庸調のうち、調の皮を納めたことに由来する。
 美談は島根県出雲市美談町にある一畑電車の駅で、読みは「みだみ」。地名は「御田(天の御領田)」を「見る(監督する)」ことに由来する。
 大嵐は静岡県浜松市天竜区水窪町奥領家にあるJR東海の駅で、読みは「おおぞれ」。由来は富士山の噴火を嵐と間違えたとか、「それ」が急な山の斜面など崩れやすい地形も指し、「嵐」という字を当てたと言うものがあるが、詳しくは分からない。この駅は難読駅名として有名だと言う。
 筆者はその土地に根差す駅名(地名)を読みにくいからと言って名前を変えて欲しくないと書いている。
 四日市では「旧四日市を語る会」が新地名に替わった町々に、旧地名の立て札を設置している。地味な仕事だが頭が下がる。
今年もわが家は…(中日新聞・つれあいにモノ申す)
                           
2014・1・4(土)
 元日の朝、おせち料理と雑煮を前に、夫に「まずはわが家の大黒柱から今年の抱負を」とお願いするが、照れてなかなか言わない。結局、しびれを切らし、私が「夫婦円満、健康に過ごせますように」と言ってしまう。毎年頼りないけど、今年も頑張ってね。(大黒柱兼大蔵省の妻・44歳)

 素空は大黒柱と言うほどではないが、それなりに一家の主であり、挨拶もできる。以前、法事の席で連れ合いが先に挨拶を始めて、大笑いになった事を思い出す。
一年に一度は会いたい 2014・1・3(金)
 もらった年賀状の言葉。連れ合いと愛猫を亡くし、失意のうちに郷里・四日市に帰ってきて独り住まいをしている同級生がいる。彼からの賀状の一言は深い意味がある。
 心を病み、姉の世話で住まいを確保したが、日常は深い鬱の世界に住んでいる。動物好きなので愛犬・くるみを連れてときどき訪れ散歩をするが、会話は極端に少なく、遠慮気味で別れ際に「もう来なくていいよ」と言う。欝病の経験者に聞くと、ひどい時は人とは会いたくないし、話したくもない、迷惑に思うだけだと言う。
 週に一回訪問していたのが、月一になり、11月には2ヶ月ぶりだと言われた。「2ヶ月ぶり」と数えていたことは「お出で」と言うシグナルだと思ったが、その後去年中は訪れていなかった。だから、賀状の言葉は重い。
 彼をあれこれ面倒見ることではなく、普段は空気のような存在(酸素は必要だが見えない)で目に見えて困った時だけフォローする、そんな友人でありたいと思っているが、現実はなかなかうまくいかない。
新年 2014・1・2(木)
 改めておめでとうございます。孫を中心に親族が集まって楽しい年越しと正月を祝った。但し、いつもの記念写真を撮り忘れてしまった。
 今年は愛犬くるみが親善大使のように皆の膝の上に乗っっていく。去年は孫や嫁の上には行かなかったのでびっくり、乗ってくれれば親近感が湧くので皆がくるみを可愛がる。また、百人一首奉行(?)をした義姉に孫たちがその後すり寄っていったことも面白い。
 皆で仲良く年明けを過ごせて、良い1年になりそうだ。
  
新しい年になりました! 2014・年初
         

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