8月の終わりに 2008・8・31(日)
 月初めは孫たちと楽しい時間を過ごした。猛暑の中をあちこち出かけたが、子供や孫は元気、ジジはぜいぜい言っていた。喧噪の後は静かで寂しくなったが、高校野球やオリンピック観戦で楽しんだ。印象に残るのはボルト、北島、上野、レベルの高い闘いは素晴らしい。
 ところで、今年の鈴虫は雄が多いようだ。嫁ぎ先3か所から、雌が少ないと言ってきたし、我が家の水槽の中も雄が多い。今日、雄だけを50匹ほど庭に放した。良く鳴いている。

プリンター複合機 2008・8・30(土)
 パソコンのプリンター、10年以上使っていたので連続した紙送りができず、カラーもだめになり、時々途中で止まる。一枚づつモノクロでプリントしていたが、限度なので新しいインクジェット複合機を購入した。スタンダードなものだが、その進化に驚いた。
 まず、パソコンとつなぐことを前提にしていない。メモリカードからの直接印刷や、スキャンしてメモリカードへ取り込むことが最初に紹介されている。コピー機能あり、 赤外線通信などでワイヤレスプリントが可能、 ケータイなどから直接プリント&文字入力 ができる。正面にはカラー液晶の操作パネルがついていて使いやすい。コピー機が壊れてから、コンビニでしていたが、今日は仏像の手(製図)のコピーを自宅で出来たので、早く買えばよかったと思った。

豪雨 2008・8・29(金)
 深夜、テレビやラジオで愛知県の豪雨、とりわけ、1時間146ミリと激しく降った岡崎の情報がたくさん入ってきた。最後は午前2時頃に、岡崎市民全体の避難勧告が出た。早く就寝する人たちにはどう伝えるのだろう?また、避難場所はどこなんだろう?と心配しながら寝た。
 今朝はうららに早く起こされた。テレビのニュースは次々と被害を映している。水害の被害を恐れれるが、その時は仕方がないと思う。自然の力は凄い、被害を少なくすること以外にはないだろう。岡崎の知人を心配しながら、もう一度寝た。

磯長御陵(しながごりょう) 2008・8・28(木)
 大阪府南河内郡太子町にある磯長御陵は聖徳太子(厩戸皇子)と母と妃、3人が葬られている。母・穴穂部間人皇女(あなほべのはしひとのひめみこ)は621年12月20日、妃・膳部大郎女(かしはでのおおいらつめ)は622年2月21日、太子はその翌日に亡くなっている。磯長御陵で八一は聖徳太子を想う。
   河内国磯長の御陵にて太子をおもふ 
       やまと より ふき くる かぜ を よもすがら 
                   やま の こぬれ に きき あかしつつ 
      八一
        (大和より吹きくる風をよもすがら山の木末に聞きあかしつつ)

社会の現状(超資本主義)1 2008・8・27(水)
 “・・・途方もない格差、大量消費・廃棄のシステム、「力」への信仰といったマクロの側面のみならず、中心部の荒廃や街の味わいのなさ、自動車中心社会、食の異様さ等々、日常のあらゆる面に及ぶ・・・”これは広井良典千葉大教授のアメリカ生活3年間の感想だ。
 1980年以降、アメリカが邁進する「超資本主義への道」のすぐ後ろを日本は歩いてきた。年収200万円に満たないフリーターを含む非正規雇用者(35%)と長時間労働を強いられる正社員たち、そこでは私生活など無視されるどころか「人間性」などと言うことはほとんど度外視される。なぜ、こうなったのか?


退職 2008・8・26(火)
 同級生たちが相次いで定年になって退職した。慰留があったらしいが、第2の人生を始めたようだ。
 東京の友人は「長年の務めを悔いなく終えた」と挨拶状に書いてきた。早速電話でいろいろ話したが、身辺整理がついたら希望しているところに引っ越して、長年の趣味を本格的にやるそうだ。名古屋の友人は管理職だったのが、病気もあって決心した。現役のころの威厳がある(あるいは怖い)顔が全くなくなり、柔和になっていた。もう一人、名古屋の女性の友人も退職した。落ち着いたら、またみんなといろいろしましょうと言っているが、今度会う時の顔が楽しみだ。

涼しくなって 2008・8・25(月)
 うららが元気になった。猛暑中は、散歩好きのうららなのにいつも銅メダル、親子3人で出かけると最後をだらだら歩いてくる。ところが涼しくなったとたんに、リードをぐんぐん引っ張って先頭を行く。室内では保冷剤を枕に寝てばかりいたのに、おもちゃを銜えて一緒に遊べと言う。
 うららにつられて、体調不良だったSUも元気になってきた。あれもこれもといろいろ計画が浮かんでくる。ところが、週末から半月ほど猛暑が復活すると言う。もう暑さはいいんだけど!

中宮寺の仏 2008・8・24(日)
 弥勒菩薩半跏像として有名な中宮寺の仏像は宝冠、瓔珞(ようらく)等の装飾品が全て失われている。そのため、尼僧たちが拭き磨いたため、黒光りする美しい姿になった。それを尼寺の朝の光の中で絶妙に八一は表現した。
 中宮寺にて 
       みほとけ の あご と ひじ とに あまでらの 
             あさ の ひかり の ともしきろ かも
      八一
          (み仏の顎と肘とに尼寺の朝の光のともしきろかも)


地蔵菩薩 2008・8・23(土)
 安達正秋微笑仏展に出品した地蔵菩薩{素空(SU)作}を、その時友人が望んだのであげた。今日、本職の漆職人が漆黒に仕上げ、その友人が丁寧に手をかけ修正し見違えるように変身した円空仏が目の前に現れた。返して欲しいと思うほど見事だ。彼も作ったSUに返すと言ったが、押し戻した。彼が所望してくれた時の喜びは今でも覚えているし、仏像作りは沢山作れるようになったら、いろんな人にあげたいと始めたことだから。
 ただ、写真を撮るのを忘れたので、悔いが残る。

短距離初メダル 2008・8・22(金)
 男子陸上4百メートルリレー、日本は38.15秒で銅メダルを獲得した。アメリカの失格など幸運に恵まれたとはいえ、日本勢が五輪の短距離種目でメダルを獲得したのは史上初、トラック種目全体では、女子8百メートルで2位になった人見絹枝以来、80年ぶりだと言う。
 オリンピックの花は陸上、なのに日本はこの種目、マラソン以外は弱い。ボルトに代表されるジャマイカが羨ましいが、銅メダルを取った4百リレーの活躍をともに喜びたい。星野ジャパンもこれに続いて銅メダルを獲得して欲しい。

413球 2008・8・21(木)
 エースの上野由岐子選手が投げ抜いて、アメリカから金メダルをもぎ取った。野球では考えられない3連投413球を投げ抜いたその姿に圧倒された。
 彼女は「マウンドで鳥肌が立った。このために4年間やってきた。肩、ひじの調整がうまくできた。点をやらないことだけを心掛けた」と言い、 斎藤春香監督は「エースと心中するつもりだった。自分は銀が最高だったけど、この子たちには金を取らせたかった。上野は苦しい練習を乗り越え、最後は素晴らしかった」と語る。エースと監督の強いきずなが優勝を引き寄せた。
 優勝、おめでとう。明日の星野ジャパンも頑張ってほしい。

19.30秒 2008・8・20(水)
 陸上男子200m決勝で、ウサイン・ボルト(ジャマイカ)が19.30秒の世界記録を樹立し、100mと2冠を達成した。12年前、アトランタオリンピックで、マイケル・ジョンソン(米国)がマークした19.32秒の世界記録を塗り替え、1984年のカール・ルイス(米国)以来の五輪男子短距離2冠だ。予想し、期待していたが目の当たりに、その偉業を見て、感動で震えた。
  今回のオリンピックでは、ウサイン・ボルトの走りを見ただけで満足である。毎日、オリンピックをテレビで楽しんでいるが、日本のスポーツ報道の偏り(実力以上の評価その他)には閉口する。テレビタレントがわけもなく囃すのはみっともない。

第3火曜日 2008・8・19(火)
         今日は定休日独り言も御休み。
         
      廃駅を くさあじさいの 花占めて ただ歳月は まぶしかりけり     
小池光

フェンシング男子フルーレ・銀メダル 2008・8・18(月)
 「詐欺とかけてフェンシングと解く、その心は?一瞬の隙を突かれます」(NHKラジオ)
 銀メダルを持った太田雄貴選手が今日帰国した。遠い西洋のスポーツと思っていたので、この快挙を喜びたい。企業寄付で集めた5000万円を使い、集中強化を行った日本フェンシング協会の努力が功を奏したのだろう。
 ところで、あの開会式などを見ていると北京オリンピックはどれだけの費用をかけているのだろうかと思う。1964年の東京オリンピックでは、当時の国家予算の3分の1強である1兆円が投入されている。(8割は新幹線や高速道などの交通網の整理)

ウサイン・ボルト 2008・8・17(日)
 世界新記録9.69秒、「人類最速の男」(100m覇者)はジャマイカのウサイン・ボルトだった。レース終盤の余裕の走りは驚異的である。その昔、人類にとって100mで10秒を切る領域は別世界、神の領域だと物語で読んだことがある。
 200mは1996年にマイケル・ジョンソンが世界新を出し、その19秒32は「向う100年は破られない」と言われている。200mが専門のウサイン・ボルト(19秒67 2008年7月13日) 明日の予選から20日の決勝でどんな記録を出すのだろうか?オリンピックは目が離せない。

セイタカシギ 2008・8・16(土)
 8月8日の中日新聞と毎日新聞で掲載されたセイタカシギの親子の写真を撮ったのは、日本野鳥の会会員の安藤宣朗さんだが、安藤さんは三重刻友会の実質的な世話人で、SUの仏像作りの大先輩である。2か月かけて2万枚の写真を撮ったそうだが、その間に手間のかかる仏像を次々と仕上げるのだから、超人的だ。いい先輩持って幸せである。ネット上でニュース記事を見つけたので紹介する。
セイタカシギ写真 yahooキッズ図鑑より)

8月15日 2008・8・15(金)
 終戦から63年、戦後生まれなので直接の戦争は知らないが、物心ついた頃に見た原爆の悲惨な映像が脳裏に残っている。どんな理屈を持ってしても人を殺すことや戦争は許されないが、日本が曲がりなりにも63年間も平和な社会を維持できたことは素晴らしい。
  すでに高齢になったので、もし戦争という状況になったとしても強制的に徴兵されることもなかろう。団塊の世代は、平和な時代を生きることができたと言える。このことを心から感謝し、世界の平和を願っていきたい。

お盆 2008・8・14(木)
 お盆には故郷に同級生たちが帰ってくる。Mが中心の「Sの会」のメンバーの二人が立ち寄ってくれた。今日は会食、明日はゴルフとのこと。仕事のことや学生時代のことを話すうちに、鬼籍に入った仲間のことにも話は及んだ。身近にも不幸があり、そんな年代になったのだとつくづく思う。
 気力充実した友人は、まだまだ10年20年、現役で活動したいという。いささか気迫に欠けるSUは彼のエキスを少しもらわないといけない。

流れ星 2008・8・13(水)
 昨夜はペルセウス座流星群があると言い聞かせていたが、夜には忘れていた。深夜、家が近くなってから思い出し、雲のない東の空を眺めながら自転車で走っていたら、左から右へ斜めに大きな流れ星が走った。その幸運に思わず止まる。ここ数年は、意識的に流星群を見に出かけたがだめだったので、余計に嬉しかった。しかし、流れ星が消えた後、本当に現実だったのかと思ってしまった。その後、1999〜2001年のしし座流星群の時を思い出しながら、ゆっくりと自転車を引いて家にたどり着いた。

宗教を離れて 2008・8・12(火)
 7月の独り言で、帝政ローマのキリスト教国教化によるイエスの教えの変質にふれたが、世界を見渡しても、現実社会の諸問題を根本的に解決できえない既成宗教に対する失望は大きい。こうした状況が、あのテロ集団化して行った新興宗教に、現状に悩む若く優秀で思索し行動する青年を参加させていったと考えることができる。
 心(形而上)の問題としての宗教はさておいて、労働の格差や高齢者に関するあまりにも殺伐とした現状を、「働きすぎの時代」(岩波新書)を参考に考えていきたい。

大切なのは人の愛 2008・8・11(月)
 奈良女子大学卒業の向野幾世さんのロータリークラブでの講演内容を友人が筆記した。一読してとても感動的な話なので、友人の了解を得て掲載する。
 障害者だったゆえに苦労した向野さんのお父さんの言葉はとても重い。
   「このからだで生まれてきたから、心の値打ちの高い人がわかる
 “大切なのは人の愛”を読んでみてください。

パラミタ陶芸大賞 2008・8・10(日)
 大賞は白磁を出品した新里明士、ここで紹介した陶芸家・柴田眞理子は次点に終わった。残念だが、確固とした存在感を示す彼女の作品を多くの人が支持したことは嬉しい。お礼のメールが届いたので一部を紹介する。
展覧会をご高覧いただき、またブログの中で、パラミタ陶芸大賞展を紹介、宣伝していただき有難うございました。今までこうした陶芸作品をご存じない方々が足を運んでくださり現代陶芸に興味を持ってくださった方がひとりでも増えたのではと思います。それは、私個人だけでなく、現代陶芸の作家にとりましてとてもうれしい事です。本当にありがとうございました。・・・
 パラミタミュージアムに足を運んでいただいた皆さんに感謝。

アスレチック 2008・8・9(土)
 創志と四日市スポーツランドのフィールドアスレチックに行く。途中からきつい下りになり、その後の急激な上りであごが上がる。40分程のコースだが、SUの年では厳しい。創志は前日の川泳ぎに続いてスポーツランドのちびっこプールで泳ぐ、さらに長い滑り台も2回滑った。同道の大人はぜいぜい、小学一年生は元気で疲れを知らない。

まっちゃんはよく笑う 2008・8・8(金)
 まっちゃんは誰があやしてもよく笑う。スワ写真館では、笑いすぎるとお宮参りの写真にならないと言われていた。創志とココロは6歳と2歳でもすぐに仲良くなり、遊んでいた。せっかく仲良くなったけど、まっちゃんとココロは夜、帰路についた。一週間は長いようで短かった。

モクモク手づくりファーム 2008・8・7(木)
 小学校に入学した鳥取の創志(甥の長男)も昨夕やってきた。0歳、2歳、6歳を満足させる場所は難しい。大人が涼を取る木陰も必要なので、行き先を伊賀にあるモクモクファームに決める。大きくなった創志は活動的ですべてを楽しむ、2歳のココロは創志の後を追いながらもいろいろ躊躇する。0歳のまっちゃんは大物、ほとんど寝ていた。
 写真は義兄とまっちゃん、活躍する創志と直前に乗馬拒否したココロ、イカダ乗りは参加した。 

広島 2008・8・6(水)
 「核兵器は廃絶されることだけに意味がある」と63回目の原爆の日に秋葉忠利市長が言う。広島、長崎は一瞬にして21万人余を失った。
 しかし、国際社会ではアメリカ、ロシア、中国、フランス、イギリスの5カ国の核兵器保有を容認し、それ以外の国の保有を制限する核不拡散条約なる矛盾したものがあり、それが機能しているから不思議だ。最初に保有国すべてが廃棄を宣言し、恐るべき核兵器の全廃を目指すべきだ。被爆死ではないが、戦死したおじ達や戦争で苦労した父母を想いながら、今日墓参りしてきた。

お宮参り 2008・8・5(火)
 今年生まれた孫・まっちゃんのお宮参りを諏訪神社でした。宮司は同級生である友人、SUの息子は若いころ、よく神社の手伝いをしたので、まるで家族のようなもの。宮司はまっちゃんを抱き、宮司夫人はココロのプレゼントを用意してくれ、沢山の写真を撮ってくれた。
なばなの里 2008・8・4(月)
 夏季はイベントがない。よって料金が1000円(イベント時1500〜2000円)である。猛暑の場内はほとんど人がいない。静かでゆっくりできるという意味で穴場だ。クーラーがほどよく効いたレストランで時間をかけて昼食、温室内28度の美しいベコニアガーデンを数年ぶりに鑑賞する。
 帰路、ジャズドリームナガシマに寄る。人の多さにびっくり、駅中心商店街との落差を実感する。

四日市祭2 2008・8・3(日)
 日中はとても暑く、孫たちには厳しかったので、CTYのテレビ中継で大入道などを見る。
 写真は四日市の陶芸家・林克次さんの大入道、もう一枚はお稲荷さん前での生後5か月のまっちゃんとカコバー。
 さて、孫たちとの明日は??


 四日市祭
 2008・8・2(土)
   朝4時半、ジュニア家族が到着。一眠りしてから、散歩、水浴び、
  買い物 を済ませて、四日市祭に出かける。三滝通り会場でおどり
  フェスタを見学 し、夜店を楽しんで帰った。
 







8月 
2008・8・1(金)
 8月の声を聞くと夏本番が始まると思ってきたが、今年は7月の猛暑で気分はもうへとへとである。でも明日から子供や孫たちと一緒に夏休みを過ごすので、楽しい時間を持てそうだ。
 2日からは夏の甲子園、オリンピックももうすぐ、スポーツ観戦も楽しみだ。ただ、打率ではなく勝率3割3分の横浜ベイスターズの低迷には、落胆以上に怒りさえ起こってくる。内閣改造で福田さんの支持率がアップするのは難しそうだが、横浜は指導部の徹底的な改造で勝率が上がるのではないか?と期待するファンとは辛いものだ。
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