10月の終りに 2007・10・31(水)
 9月下旬に改装に入り、10月1日に仮営業所に移ったが、工事は床の下地ができただけでまだまだかかる。1ヶ月の予定だったが11月後半までかかりそうだ。仮営業所は良いところに恵まれたが、それでもいろいろ不便なことがある。身の回りのものをほとんど倉庫に入れたので、辞書一つない状態だ。あと十数首残す八一の南京新唱の解説を完成させたいが、この環境では難しい。
 今月は同窓会などがあり、懐かしい友人達と旧交を温めることができたのは良かった。来月は行楽に、再来月はスキーへとなれば良いのだが!!

豆腐を切るような 2007・10・30(火)
 彫刻刀は使っているうちに切れ味が悪くなる。水に浸した砥石(荒砥、中砥、仕上砥)を使って丁寧に研いで、切れ味を良くする事が基本である。だが、この基本がとても難しいし、彫刻刀を使うことにばかりに気を使って、研ぐ事がおろそかになり上達しない。
 そこで、登場するのが研磨機だ。これは楽だと大枚をはたいて購入した。ルンルンしながら、砥いでいたがやっぱり切れなくなる。原因は研ぐことが下手なのは間違いないが、やり過ぎて焼いてしまい、なまくらにしてしまうことだ。
 嗚呼!豆腐を切るような切れ味鋭い刀に研ぎ上げてみたい。

大役 2007・10・29(月)
 ママの妹の結婚式で、花嫁にお花を渡す大役を、従姉妹の綾香と共に仰せつかったココロ、その前の発声練習? ママからのメールによると “ いつも午前中、毎日外にでるのですが、今日のお散歩中、こんな写真を撮りました。一枚目が「ま」で次が「まぁー」って感じかな!
 花嫁さんからの電話では、その大役をココロは見事に成し遂げたとのこと、そんなことでもジジは大喜びなのだ。式の写真も届いているので、また今度、ココロの部屋に上げよう。

関(三重県)出身の同級生 2007・10・28(日)
  今日、関出身の高校の同級生A(京都在住)から、昨日の関西同窓会(50歳以上)の報告が来た。47人参加、同年生参加4人、名簿上の関西在住同年生は37人との事だった。
 ところで、昨日使った「関の山」の意味と語源を下記に! ー三省堂 Web Dictionnaryよりー
 これ以上は無理だという限度。精一杯。中世の時代、疫病をしずめるための祭りが各地の祇園(ぎ‐おん)社(八坂神社)で行われた。真夏に祇園社の山車(だ‐し)を引回せば疫病は退散するという祇園信仰に基づいて、各地の祇園社は競って立派な山車を作ったという。その中でも、伊勢の国(三重県)の関町八坂神社の祭礼祇園会の山車がとびきり立派であったため、これ以上ぜいたくな山車は考えられない、と評判になった。「関の山車」が「関の山」に縮まったものとされる。

代表幹事 2007・10・27(土)
 中学の同窓会代表幹事は、親の不幸で同窓会を欠席した。高校の代表幹事は、いくらか元気が無いなと思っていたら、風邪をおして運営した同窓会後、39.6度の熱を出し、静養先の木島平のセカンドハウスから肺炎で飯山日赤に緊急入院した。166名出席の会の企画・運営が如何に大変かと言うことだろう。改めて、感謝!
 幸い程なく完治したそうで、来年、ヒマラヤの6千m峰に挑戦するため、この冬は日本の山でトレーニングするそうだ。登山には危険が伴うので、名簿を幹事全員に送っておくとある。
 日帰りスキーが関の山のSUとはスケールが違った。登山の成功を祈る。

四日市市美術展覧会 2007・10・26(金)
 先輩が市展に地蔵菩薩立像(檜・1尺)を出展し、奨励賞を受賞した。2年前には大日如来坐像で文化協会賞受賞を受賞している。制作過程をずっと間近で見てきたので、地蔵菩薩の素晴らしさに、改めて心を打たれた。
 最近、会津八一の書道論を中心に本を読んでいるので、書道の部も時間をかけてみてきた。「力強く躍動感があり、かつオリジナリティがある」書はわからなかった。

宝珠を取られる 2007・10・25(木)
 最近、うららはチチと昼間ずっと一緒にいるので、ハハべったりから、チチよりになった。
 今日、地蔵菩薩をうっかり倒し、差し込んである宝珠を持った左手を床に落とした。あっという間にうららに奪われる。新しいものは大事な獲物なので、返せと言っても唸って離さない。おやつと脅しでやっと取り上げた時は、歯型が五つ付いていた。明日はうららと絶交することにした。

谷川九段4連敗 2007・10・24(水)
 将棋の谷川浩司九段(十七世名人資格者)がA級順位戦(全9戦)で4連敗中、ファンとしては気が気ではない。中学生棋士として登場し、21歳で名人に就任後、B1降級の危機など全く無く、常に第一線で活躍してきた関西を代表する45歳の棋士である。魅力は謙虚で強いこと、切れ味の良い終盤の「高速の寄せ」にある。
 「高速の寄せ」とは心理的な駆け引きなどを嫌い、最短手順で勝敗を決しようとする終盤の事、その強さと美しさを誰もが賞賛する。また様式や美学を重んじる姿勢はとても粋である。
 「兄達は頭が悪いから東大へ行った。自分は頭が良いから将棋指しになった」とは、才気溢れる米長邦雄(将棋連盟会長)の言葉だが、谷川九段の兄さんも東大に行った。

2度目の年金加入記録のお知らせ 2007・10・23(火)
 欠落していた二つの年金手帳が復活し、3つが繋がった。問い合わせを出したのが6月はじめだから、返事が来るまで4ヵ月半かかっている。こちらが送った手帳のコピー等を住民票(転居記載)等で確認すれば、すぐに済むはずの簡単なものにこれほどかかるとは!こんなことでは5千万件の記録処理などいつになるかわからない。
 ところで、初期の時代に年金未納があることがわかった。連れ合いは多分納めていないだろうというが、こんな杜撰な扱いだと信用できない。ネットで年金の個人情報を得ることができるので、ID等の申請をした。2週間ほどで郵送してくるという。果たして2週間??

地鎮祭おめでとうございます 2007・10・22(月)
 よつばの会が念願の「社会福祉法人よつば会」の法人化を7月に実現し、昨日(10月21日)生活介護施設「よつばの里」建設の地鎮祭を行った。関係者の皆さん、おめでとうございます。心よりお祝いいたします。本当に良かったですね。
 法人化と建設を記念して、「チャリティー・おおたむコンサート」が11月18日(日)14時から開催される。出演はMUSIC BOX(ミュージック ボックス)、川越町あいあいホールにて、入場料は大人500円、子ども300円です。皆さん、どうぞご参加ください。

上海 2007・10・21(日)
 パソコンを始めた頃、先輩から紹介されたのが上海ゲーム、このソフトはFD・フロッピーデスク(1.44mb)1枚に入らないので、2枚に分けて入っていた。FDは容量が少なく、今では使えないパソコンが主流になっている。
 先日FDを片付けていたら、その2枚がでてきたのでちょっと楽しんで、その後Sさんに届ける。うまくクリアできているだろうか?ネット上で楽しむ上海もあるが、これはBGMがよくない。
 ところで、今までこのネット上海で遊んでいたので、今日の独り言はここまで。
        この上海プログラムに著作権があるかないかは定かではない

瞬間冷凍 2007・10・20(土)
 知人の店の作ったばかりの和菓子を、○○冷蔵製氷(株)に運ぶ手伝いをしたのは随分昔の年末。個人の和菓子屋さんにとって、品質を落とさない瞬間冷凍の登場は、正月の大量注文に応える救世主だった。ただ、運びながら、あの繊細な和菓子が冷凍?!と凄いショックだったことを覚えている。以来、大晦日に解凍済みの和菓子(元旦用)と冷凍のままのもの(2日以後用)をそのお店から買い、美味しく食べている。
 ところが赤福にはびっくりした。全てが詐欺に等しく許されない。商店が企業化し、組織が大型化する時はよほどの企業倫理が要求される。こんなことでは中国に笑われかねない。

クライマックスシリーズ 2007・10・19(金)
 パリーグは日ハムが日本シリーズ進出を決めた。セリーグは中日が連勝して進出に大手をかけた。リーグ3位チームが進出するとリーグ優勝の価値が下がる等批判もあるが、シリーズはシリーズで楽しめばいいと思う。
 ところで、中日のビジター用ユニホームは青、見ていると横浜(やっぱり青)が戦っているようだ。この連勝は、横浜のパワーが中日に加わっているかもしれないので、中日ファンにはわが横浜に感謝してもらおう。

ドーハの悲劇再来 2007・10・18(木)
 深夜に五輪アジア最終予選日本対カタール戦を見ていた。日本は終了間際のロスタイムにハンドからPKを受けた。見ているのが嫌だったので、その時点でテレビを切って寝た。
 目ざめたらやっぱり“ドーハの悲劇”が起きていた。PKで得点され、カタールに1−2で逆転負けしていた。勝てばほぼ手中にした出場権を、自力で勝ち取るには、残り2戦連勝と大量得点が必要になった。ドーハに魔物が住んでいるのか、はたまた選手達に悲劇の再来が頭を過った上でのミスか、残念だが、真剣勝負の上にあるドラマはそれはそれで楽しいものだ。
ドーハの悲劇
 1993年10月28日、カタールのドーハで行われた日本とイラクのサッカーの試合(1994年アメリカワールドカップアジア地区最終予選の日本代表最終戦)において、終了間際のロスタイムにイラクの同点ゴールが入り、日本の予選敗退が決まったことを指す。

結婚式の衣装(ココロより) 2007・10・17(水)
 ココロの叔母さんが今度の日曜に結婚式を挙げるの。ココロが式に着る服に父母が苦労していたけど、ぴったりのブラウスがやっと見つかった。だから、いつもの椅子に座って写真をとってもらった。可愛いでしょ!
 1年7ヶ月のココロ、いい子で叔母さんのお祝いに行ってくるわ。年上の従姉妹がいるけど、また親戚が増えるといいな。まだ、内緒の話だけど、ココロは来年お姉さんになるの。男の子か女の子かわからないけど、早く弟か妹が欲しい!

第3火曜日 2007・10・16(火)
 いつもは定休日だが、14日(日)を臨時休業にしたので今日は営業、暇かと思ったが忙しい。もう何年も休みは第3火曜日なので、定休日は浸透していると思っていたが、お客さんはそんなことにはお構い無しなのだ。
 14日(日)の臨時休業は随分前からお知らせを掲示していたが、当日改装中の店と仮店舗を往復している人や、電話で問い合わせてくる人がいた。貼紙ぐらいでは、なかなか用件は伝わらないものだ。

日曜日の休み 2007・10・15(月)
 いつも火曜日が定休なので、日曜の休みは嬉しい。とにかく人の多いところに行ってみたいという贅沢な希望なのだ。
 と言うわけでうららを先頭に「おちょぼさん」へ行く。平日の午後、全く人のいないときに2度ほど行ったが、日曜の人の多さにびっくりする。
 いろいろ買い物し、三川公園のコスモスを車窓に見て、桑名の「花ひろば」へ。その後大府の兄宅を訪問、夕食を共にし夜帰る。日常は寝てばかりいるうらら、帰ったらワンも言わずに爆睡!

臨時休業 2007・10・14(日)
 今日は臨時休業、独り言も御休み。

     わが背子を 大和へ遣ると さ夜深けて 暁露(あかときつゆ)に わが立ち濡れし 
                                           大伯皇女(おおくのひめみこ)


恥ずかしい 2007・10・13(土)
 何が恥ずかしいかと言うと醜悪なWBCフライ級世界戦を見てしまったことだ。とっくの昔に、スポーツとはかけ離れた劣悪なショーマンを気取るカメダなど論外で、見ることも話題にすることもないと思っていた。なのに試合をところどころ見てしまった。ああ、嘆かわしい。
 年長の王者を「ゴキブリ」とののしる全くの無礼な態度、試合での頭突き、ヒジ打ち、タックルなどなど反則のオンパレードにこちらが逆上しそうになる。
 ボクシング人気を上げたとカメダ一族になびく評論家や関係者の無節操、見る目の無いファンはふえても真のスポーツファンは激減した。一番悪いのはカメダを使って稼ごうとするTBSである。影響力の大きい放送界の猛省を促したい。カメダは「あられ」だけで結構だ。

案内状 2007・10・12(金)
 今年の藤牧先生スキーツアーの案内状が届いた。1月18〜20日、白樺湖ロイヤルヒルスキー場。ファミリー向きのスキー場のようだ。初挑戦の若い看護士さんのために選んだのかな?リフト券シニア割引53歳以上、嬉しいやら悲しいやら。
 白樺湖周辺には車山高原スキー場やエコーバレースキー場などがある。3日の間にスキー場を転戦するのも面白そうだ。参加者募集中、一緒に行きましょう。

ウォーターレタス 2007・10・11(木)
 園芸店などで売っていたウォーターレタス(和名・ボタンウキクサ)が店頭から姿を消したのでどうしてかな?と思っていたら、カダヤシと同じで、平成18年2月に特定外来生物に指定されていた。
 神社のメダカ?は宮司と二人で、平成16年にカダヤシだろうと推定した。もし特定外来生物なら駆除の対象である。
外来生物法 平成16年5月27日成立、平成16年6月2日公布。政令で指定された
        「特定外来生物」は、原則として、飼育・輸入・譲渡は禁止される。但し、
        指定以前からペットとして飼育していた生物については、条件付きで飼育は許可される。

カダヤシ 2007・10・10(水)
 諏訪神社の池のメダカは一昨年、昨年とほとんどいなかったが、今年は沢山繁殖しているので、神社に断って網ですくっていた。境内で遊ぶ子供が「神社の池の魚を取っていいの?」「うっ!・・・・・ おじさんはこの神社の友達で、メダカを取る許可をもらったんだよ。亀や鯉や鮒は取ってはいけないけど」と苦しい返事をする。ところでこのメダカ、本当はカダヤシと言う特定外来生物に指定された魚、大きな顔をして捕ってもいいのだ。
             カダヤシ アメリカ・メキシコ産の小魚。繁殖力旺盛で蚊の幼虫を好んで食する事から「蚊絶やし」と呼ばれ、
      日本・アジア一帯に移入された。悪水質にも強く、日本原産のメダカと入れ替わる様に増殖した。
      2006年2月には外来生物法の特定外来生物に指定された。 

日本シニアスキー連盟会員 2007・10・9(火)
 同窓会で久しぶりに会ったK、名刺を見るといろいろ変わった組織が列挙されていて、最後に日本シニアスキー連盟会員と書いてある。聞けば、超難関コース(八方尾根)の頂上から麓まで一気に休まず滑り降りてくると言う。スキーに誘おうと思ったが、レベルが違うとあきらめた。仕事は何だと聞くと百姓と主夫だととぼける。三次会・麻雀までして別れた。
 別の友人が言う 「Kさん、ゴルフを一緒にしたけど下手だったよ、スキーも?」 ネットで日本シニアスキー連盟を検索しても出てこない。どうも煙に巻かれたようだ。現役で東大に入り、定職に付かずに世間を渡ってきた男、名刺までも人を食っている。

名札(同窓会) 2007・10・8(月)
 うん十年ぶりでは同年同窓でも全くわからない人が多く、名前を忘れている人もいる。14クラスもあったので、クラスメイトはわかるが、他クラスの人はよほど目立った人しかわからない。「○○君、覚えてる?」と問いかけて「誰だっけ?」と言われるとがっくりするし、わずかなプライドも傷つく。幹事会が名札を用意してくれればよかったのにと思った。かくいうSUは、幽霊?幹事なんだけど。
 旧交を温め、新たな知人と出会う。わが同窓で盟友の乙女達と共に、京都から参加したAを歓待した。そんな中で、名前だけ知っていた有名な画家とも2次会で話し込む。訥々と話す彼の姿から、絵が想像もつかないほど高い値段の画家とはとても思えなかった。


          
 同窓会 
2007・10・7(日)

  170人ほどの出席だった。3次会まで行く。
 写真は宇宙開発事業で有名な
 春山君の挨拶



 



運動会(うららより) 2007・10・6(土)
 「運動会しよう!一等だよ、きっと!」ぽんすけ兄さんが昨日から、何度も叫んでいる。兄さんは走れないのに運動会、運動会と言うんだ。うららはいつも家中を走り回っているよ。ぬいぐるみを持って逃げるとチチハハが追っかけてくれる。逃げるのは早いから、いつも一等だよ。最近はぬいぐるみを投げてもらって拾ってくる。渡すのはいやだけど、また投げて欲しいからしぶしぶ渡すんだよ。
 いつも楽しいけど、言葉が通じない時があるので、バウリンガル(犬語翻訳機)が欲しいな。その点、兄さんは言葉がしゃべれるからいい。  

夢 2007・10・5(金)
 仏像と書を紹介する2007年10回目。京都・知恩院の門跡・中村康隆さんの書と同寺の「勢至観音像」です。
書「夢」……有名な中国の「邯鄲(かんたん)の夢」の話は、皆様も御存知と存じます。廬生が趙の都邯鄲で栄華にふけった生涯を夢みて目覚めたところ、僅か黄粱の一炊の間だったという、人生の儚さ空しさを説く説話である。そんな果敢ない栄華を求めるより、この短い生命の真実の貴さを求めるに如(し)くはないとの諭(さと)しなのである。この「夢」の字を見る度に邯鄲の夢枕のことを偲び、真実の生の貴さを求める心を強く持って欲しいものである。(中村康隆)

鹿児島のK君 2007・10・4(木)
 数年前、諏訪西組合のNさんと上京し、大学構内で同級のK君とばったり出会った。クラスメイトの中で彼だけと年賀状の交換をしていたが、会うのは在学以来だからうん十年ぶりで、その偶然にお互いびっくりしたものだ。
 彼とSUは入学そうそう大きな顔をして、同級生を引っ張っては赤提灯に出入りした。安酒を飲んでわいわいがやがや、お金が足らない時は2,3人が腕時計を外して支払いの形によくしたものだ。クラス担当は故植田重雄先生だったが、授業よりも夜の居酒屋の方が記憶によく残っている。土曜日に再会する。 

10月のはじめに 2007・10・3(水)
 仕事場を移転したのでしばらくパソコンが仕えなかった。猛暑が嘘だったかのように涼しくなったので移転作業は幾分楽だったが、それでも随分働いたような気がする。
 さて、10月は快い秋の到来である。週末は鹿児島在住の学生時代の同級生がやってくる。翌日は高校の同窓会、ループKで再会した京都在住の友人も初めて参加する。しばらく旧交を温める日が続きそうだ。

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