鈴虫の孵化について

1 雌が卵を産み、鈴虫が死に絶えたら、死骸やその他を捨て、水槽内をきれいにする。
2 土をぬらした状態で、ナイロンの袋などをかぶせて乾燥を防ぐようにする。
  密封はやめて、穴をあけておく。(端に直径5cmぐらいの穴など)
3 日陰に保存、縁の下、倉庫など。寒すぎて凍る場所はいけないかな?
  (卵は一度、寒い時期を過ごさないと孵化しない)
4 春までに一月に一度ほど、点検し、乾燥していれば土を水でぬらす。
  (2で保存しておくと冬中、点検を忘れても大丈夫)
5 孵化の準備のため、4月には目の届くところに出してきて、土の水分だけを注意する。
    ・孵化は八十八夜を目処、あるい5月の連休明けが定番。
    ・我家では、昔は5月10日だったけど、この2年は5月23日に孵化している。  
6 孵化の条件
  春の温かい温度が一定の期間続けば、多分、もう安心と思って孵化してくる。
  だから、早く生まそうと思ったら、冬明けに温かいところにおいてやれば生まれてくる。
7 孵化の時期になったら、水槽を見るようにし、出てきたら、水分と蛋白源を与えれば成長する。
  (雌は50個ほどの卵を産むだろうから、鼠算式に増える)
8 何年も同じ鈴虫で生ませていると奇形が生まれたりするので、他所の鈴虫が手に入るようだったら、
  育成中に混ぜるといい。


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