8月の終わりに 
2006・8・31(木)
 甥の長男・創志や孫・ココロがやって来て賑やかな8月だった。墓参りも無事済ませた。やっぱり8月だな!と言うのが正直な感想。
 新たに取り組んだ仏像作り、やっと地蔵菩薩立像が完成した。随分時間がかかったので、今はほっとしている。今度は釈迦坐像に挑戦している。
 高校野球決勝の白熱のドラマはとても感動的だった。スポーツの持つ素晴らしさを再認識した。それにしても、わが横浜ベイスターズの低迷は目を覆うばかりだ。牛島監督辞任は当然の流れなんだろう!

同窓会 
2006・8・30(水)
 小中高と同窓会の案内や開催のための会議の通知が相次いできた。どうも、来年が節目の年になるので行うらしい。随分年をとったので、同窓の人にばったり会っても名前が出てこなくなった。人の名前だけでなく、固有名詞が時として出てこなくなるので困る。思考回路にはガタが来ていないので、屁理屈はまだまだ健在だが。
 大学ではホームカミングデイが開催される。何か知らなかったが、「卒業生がキャンパスへ戻り、同窓生や先輩・後輩と旧交を温める日を指す言葉」らしい。HPには「本年も卒業後25年・35年・45年・50年目の交友と・・・」なっているが、なぜかSUには案内が来ない。

のうぜんかずら 2006・8・29(火)
    こころは つる草のよう 弱く細いくせに 
    とんでもないところまで伸びる
    身をよじるほど 後悔もするけれど 
    やっぱり冒険が好き 豆の木を登る ジャックの夢
    行き先は知らない草ばかり ふりむけば いくつかの花 
    私の心はつる草のよう 
       (星野富弘カレンダーより)

テブクロ姫 
2006・8・28(月)
 ハンカチ王子が評判だが、我家にはアイドル・テブクロ姫がいる。SUの作業用の薄手の手袋をくわえて逃げる。それも口の幅にたたんでくわえる。その上、ただ逃げるのではなく、追いかけろと要求する。姫と遊ぶのも大変なのだ。
 ところで、早実優勝では、いろいろお祝いコメントを頂いた。パズルランド雑記8・18、同掲示板8・28、この場でお礼したい。同窓の友人・鹿鳴人もことのほか喜んでいる。
 ハンカチと同時に高気圧カプセルも有名になった。激しい運動の後に酸素スプレーが欲しいと思うが、まだ購入した事は無い。ただ、酸素の取り過ぎは、過呼吸(喚起)症候群と言う病気を起こすかもしれないので要注意。

うららの天下(うららより) 
2006・8・27(日)
 お盆はココロちゃんが主役、とっても可愛かった。美人のうららもココロちゃんの頭の天然の○には負けたよ。
 もう千葉に帰ったので、またうららの天下になった。チチが南部丘陵公園のミニ動物園に連れて行ってくれたけど、暑くって保冷剤にしがみついていた。はじめて、ヤギに会い、なかなか手ごわかった。うなっても逃げないんだ。今日は歯磨きをする動画を撮った。 

ハイビスカス 
2006・8・26(土)
  気象予報士・根本美緒さんが「東京・代官山ではハイビスカスが自生しています。水蒸気量が増え、今後、強力な台風が発生しやすくなるとも考えられる。日本は亜熱帯化しつつあるのでは」と言っていた。
 昨日、お隣から2鉢目のハイビスカスをもらった。3年前にもらい、冬場に戸外に放置して、枯れ果てたと思っていたハイビスカスから沢山の葉が出てきた。不思議に思っていたが、亜熱帯化(?)なら理解できないことも無い。ただ、亜熱帯化が自然の摂理であるなら甘受できるが、人間の傲慢な営みの結果なら困る。自然を大事にし、共生を考えたい。

東京 
2006・8・25(金)
 ありとあらゆる人と物が集中、混在し、ドラスティックにうごめく大都会東京は、宝石箱のように魅力的だ。求め続け掘り進んで行けば、それなりの物が手に入るかもしれない。
 ところが、コンクリートとアスファルトに囲まれ、大量の人の群れの中にぽつんと一人たたずんだ時、「東京は人の住む所ではない」と思った。場所は新宿駅東口、スクランブル交差点。
 故郷に帰ってのんびり過ごしながら思う、「あらゆる分野で、質の高いものは東京に集中している。そこは捨てがたい」。ただ、その後の交通と通信(メディアやネット)の飛躍的発展が、地方と大都会の格差を縮めてくれた。そのことに感謝している。

新宿駅東口 2006・8・24(木)
 60年代後半、新宿は政治経済文化の中心、ビルが林立し、デパートや文化施設が集まる巨大商業地として24時間ダイナミックに動いていた。そんな中で新宿駅東口は、入り乱れる人と出来事で混沌としていた。ヒッピーがたむろし、左翼・右翼が折り重なるようにして政治活動を展開する。東口から道路1つ隔てて巨大な歓楽街が広がっているのも新宿の特徴だ。
 新宿がホームグラウンドだったので、よく徘徊したが、貧乏学生にはせいぜい深夜喫茶で時間を過ごすのが関の山だった。今なら、末広亭に日参して落語三昧するのだが、当時はそんな文化すら持っていなかった。
 懐古趣味ではないが、心に残っている遠い日々を折々に書き出してみたい。

慈悲 2006・8・23(水)
 仏像と書を紹介する7回目。滋賀県大津市の円城寺(三井寺)福家俊明さんの書と同寺の「如意輪観音座像」です。
 『書「慈悲(じひ)」・・・・・鎌倉将軍 源実朝は 「物いわぬ 四方(よも)の獣(けだもの) すらだにも あはれなるかな 親の子を思ふ」と慈悲の心を詠んでいる。いつの時代も親子の情愛こそ全ての始まりである。』(福家俊明)
 この寺や大阪・観心寺の美しい如意輪観音に会いに行きたいと思っている。

ステーキ 
2006・8・22(火)
 田舎出の学生にとって東京は何もかも新鮮で、あちこち出かけたが、巨大都市の一角を恐る恐る撫でるだけだった。その頃、母が様子見に上京した。何を話したかは覚えていないが、母に連れられて、銀座のステーキを食べ、帝劇で山本周五郎の「さぶ」を見た。
 貧乏な時代もあったが、商家の長女に生まれた母は大胆で柔軟な思考の持ち主だった。ほとんど経験が無かったであろう東京で、思うままに自由に行動し、子供を楽しませた。
 初めてのステーキと芝居、自然に墓参りで浮かんできた。母が亡くなって10年余になる。

早実優勝 
2006・8・21(月)
 とてもいい試合だった。ラジオを聴きながら、緊迫した場面はテレビを見ていた。素晴らしい2投手の力投の中で、早実・斉藤投手のワンバウンドを、全て身体で受け止めた白川捕手の好守備が光った。
 ヤフーの掲示板でも、さわやかな両チームに温かい投稿が並んでいた。ついでにボクシングの掲示板を覗いたら、カメダ批判の投稿ばかりだった。
 ところで獲得した賞品、ちょっとした食事ができるぐらいだが、友人からお祝いに極上の寿司がネット上で届いたから、他のことに使おう。

決勝戦の引分け再試合 
2006・8・20(日)
 早稲田実業と駒大苫小牧が延長15回1−1で共に譲らず再試合となった。息詰まる投手戦に午後はテレビに釘付けだった。決勝戦の引分け再試合は1969年以来と言う。
 ところで、優勝校予想を50人ほどにしてもらった結果、駒大苫小牧を8人、早稲田実業を3人が選んだ。その3人の中にSUも入っている。そのことも入れて、明日も観戦に力が入るだろう。ただし、優勝校予想の賞品は全てSUのポケットから出ている。

本箱の交換 
2006・8・19(土)
 学生時代、父に送ってもらった教科書その他の本代を流用して、自分の好きな本を買って並べていた。ところが、突然下宿にやってくると言う。これには慌てた、教科書が無いのだから!面識の無い隣室の真面目な学生に頼み込んで、本箱ごと取り替えてもらった。
 東京を案内し、何事もなく四日市に帰ってもらったが、そのことも含めて、随分親には迷惑をかけた。盆に墓参りをして、そんな昔のことを思い出した。父が死んでから、やがて30年経つ、欠かさず墓参りしてきたから、もう許してもらえるだろう。     琴音の部屋更新

道の駅・針テラス 
2006・8・18(金)
 四日市から奈良まで車で2時間余で行ける。巨大な道の駅・針テラスは1時間20分ぐらいのところにあり、往路はほとんど立ち寄る。昼時だったので、いつもは麺類だが昨日はカレーライスにした。平均的な味、値は530円。
 ここのアジア雑貨の店が気に入っている。大半は2級品だが、それでも何となく楽しいのだ。小さな木彫りの普賢菩薩を買って、叔母にプレゼントしたらとても喜び、何度も拝んでくれた。
 復路は出発が遅れたのでSUお薦めの針テラスには寄らず、2時間弱で帰ってきた。

奈良博物館 
2006・8・17(木)
   つと いれば あした の かべ に たちならぶ 
                 かの せうだい の だいぼさつ たち
      八一
         (つと入れば朝の壁に立ち並ぶかの招堤の大菩薩たち)

 この歌の解説のため、朝の奈良博物館の写真を友人に送ってもらった。昨日、博物館のホームページで、どうしても見たかった子島曼荼羅(こじままんだら)の特別陳列を知り、8月20日までなのですぐに出かける。「大菩薩たち」にも会い、帰りに叔母宅にも寄ってきた。

世相 
2006・8・16(水)
 友人(テレビ・ウオッチさん)に所感を要望したら、東京の大停電(13日)、コイズミ靖国参拝(15日)について送ってきた。更新が途切れがちなSUのブログ(団塊のつぶやき)に掲載した。今後もいろいろ書いてもらおうと思っている。
 摩訶不思議なことや不合理なことが大手を振ってまかり通る時代、意見があったらメールで送ってください。ブログに掲載します。        メール

8月15日 2006・8・15(火)
 終戦記念日の今日は、日本が先の大戦で起こした過ちを2度と起こさないための象徴的な日である。無知で粗野なコイズミ首相の靖国参拝が、アジア外交に悪影響することなどは、ある意味で些細なことだ。
 問題は日本人310万人(以上)、アジアの人々2000万人以上を死に追いやったことなのだ。それこそが、天皇ヒロヒトとA級戦犯に代表される当時の日本の指導部が、ドイツ(ヒットラー)イタリア(ムッソリーニ)と連携しながら起こした戦争の凄惨な「成果」なのだ。ならば、A級戦犯を公的に崇拝することなどは論外で、多くの死者達の思いを我が物として、戦争の無い平和な世界を作ることこそが求められている。
 いつまでも野蛮な殺戮に狂奔する人類の進歩の無さに失望する。戦死した叔父達も、せっかくのお盆なのに、コイズミ首相には呆れているだろう。

お宮参り 2006・8・14(月)
 太鼓の音や祝詞が珍しいのか、ココロは良い娘にしていた。諏訪神社の宮司夫妻に抱かれて機嫌よく笑っている。その後、スワ写真家へ。赤ちゃんの気を引くために、写真館の奥さんがオモチャを持って動き回るので、ココロは上機嫌、撮影も順調に進む。ところが、最後の一枚の時、どうしても寝てしまう。大声で動いて汗だくになっている奥さんには悪いが、「動と静」 とても楽しい光景だった。

墓参り 
2006・8・13(日)
 田舎の墓は明治時代に作られた。父が存命中に手を入れたのでしっかりしているが、字が読みづらくなっている。読めなくなるといけないので、拓本を取ろうなどど騒ぎながら、皆で掃除し、お参りをした。カコバーは孫のココロを抱きて、3箇所のお墓に参りながら何か言っていた。「先祖を大事にね、ココロがお墓を守ってね!」と言ったかどうかはわからないが、墓を守ってくれる次の世代の候補ができたのは間違いない。
 法律上、墓は相続の対象ではなく「墳墓の所有権は、習慣に従って祖先の祭祀を主宰すべき者がこれを承継するもの」と特例扱いになっている。

初孫・ココロ 
2006・8・12(土)
 生後6ヶ月、初めて四日市にやってきた。今日はあちこちお披露目、明日は墓参り、明後日は諏訪神社でお宮参り、カコバーはとても忙しい。

芙蓉 
2006・8・11(金)
 今年も芙蓉が咲き始めた。一日花だが、花の少ない真夏に次々と咲く。この芙蓉は随分昔に庭に自然生えした。芙蓉とは知らずに育てたら、数年で見事な花を沢山つけるようになり、根元の幹は10cm以上になった。今では我家の人気者だ。
 こぼれた種から育った鉢の芙蓉は、小さくてまだ蕾がつかない。川辺に「盗人植え」した芙蓉もまだまだのようだ。
 もうすぐ酔芙蓉も咲く。心を潤す真夏の花に感謝!

唐招提寺にて(八一の歌) 
2006・8・10(木)

       せんだん の ほとけ ほのてる ともしび の 
                   ゆらら ゆらら に まつ の かぜ ふく   
  八一
          (栴檀の仏ほのてる灯火のゆららゆららに松の風吹く) 

昨日の答
 1 親不幸() 2 脂肪(死亡)届 3 無心()論 4 電灯(伝統)芸能 5 自宅大器(待機) 
 6 国債(
国際)会議 7 仮装(下層)階級 8 強要(教養)講座 9 家()事見舞 10 和魂洋裁() 
 11 宴会(
沿海・遠海)漁業 12 口臭(公衆)衛生 13 無痛糞便(分娩) 14 深窓(深層)心理学 
 15 論理の秘薬(
飛躍) 16 うなぎの洋食(養殖) 17 悪の恩賞(温床) 18 低調(丁重)な扱い 
 19 列の最交(
)尾 20 婚期(根気)が続かない 21 正妻(制裁)を加える

漢字の間違い 
2006・8・9(水)
 ワープロは思いがけない漢字の変換をしてくれる。それだけではなく、本当に勘違いして書く場合も多い。ある本から引用する以下の漢字の間違い探しを!

 1 親不幸 2 脂肪届 3 無心論 4 電灯芸能 5 自宅大器 6 国債会議 7 仮装階級
 8 強要講座 9 家事見舞 10 和魂洋裁 11 宴会漁業 12 口臭衛生 13 無痛糞便
 14 深窓心理学 15 論理の秘薬 16 うなぎの洋食 17 悪の恩賞 18 低調な扱い
 19 列の最交尾 20 婚期が続かない 21 正妻を加える


パソコンの設定 
2006・8・8(火)
 知人が初めて購入したパソコンの初期設定をSUの師匠Yとした。ネットの配線とアンチウイルスソフトの申し込みは手配済み。ダンボールからパソコンと周辺機器を取り出して、3人で始める。必要な全ての作業をYが1時間半で終える。知人の特殊な仕事上の設定もOK。
 作業前、Yに頼んだ。「SUがメモ書きした全ての初期設定を行う。しかも知人に必要なことを教えながら」 さすがに師匠の仕事は速く、説明も適切だ。昔はこの速さに面食らったが、最近はなんとか理解できるようになった。
 作業中、この世界の変化の速さに驚く。努力しないとついて行くのは大変だ。


 鈴鹿サーキット 
2006・8・7(月)
  今日は鈴鹿サーキット、平日なので         創志君と一緒に大人も楽しんだ。
 程よい混み具合だった。                お薦めはサーキットカート









大四日市まつり 
2006・8・6(日)
 2日間、鳥取の創志君(甥の長男・4歳)と祭を楽しんだ。うららもママに抱かれて参加。獅子舞を怖がった創志君だったが、大入道には果敢に挑戦、最初はびくびくしていたが、最後は目を輝かせて見ていた。
 パズルランドの仲間たちも神輿や商店街テント村で大活躍、皆さんご苦労様。
 注 大入道
 昔、四日市の土蔵に古狸が棲み、大入道に化けて人々をたぶらかした。町の人は退治するために大入道の人形を作って狸と対決した。戦いは大入道の大きさ比べになったが、人間の知恵が勝り、狸は退散した。この伝説に由来する。

地蔵菩薩 2006・8・5(土)
 会津八一の歌に触発されて仏像好きになった。歌を口ずさみながら、地元や奈良の仏像を訪ねる内に自分で作ろうと思った。しかし、それほど簡単ではなかった。四苦八苦して、やっと檜の地蔵菩薩立像・9寸を彫った。
    はつなつ の かぜ と なりぬ と みほとけ は 
             をゆび の うれ に ほの しらす らし
  八一

    

    
横浜、涙の5位浮上!!ばんざ〜〜い! 2006・8・4(金)

長島さん 
2006・8・3(木)
 長島が球界のエースとして巨人で活躍した頃、彼の等身大の写真を部屋に飾っている中日の若手投手がいた。写真を貼って長島を崇拝する投手が、バッター長島に気後れや遠慮が無いとは言えなかった。そのことは不正に繋がる可能性があった。しかし、そうした危惧が問題にならないほど長島が偉大で不正には縁がなかった。
 亀田のボクシングに抗議が殺到しているという。速やかに王座を返上して、ボクシングの威信を守らなければいけない。ファンや視聴者の抗議で、今頃批判を始めたテレビや新聞の情けなさは今に始まったことではないが、あらためてふがいないと思う。

王監督 
2006・8・2(水)
 胃がんの手術を終えた王監督が会見 「皆さんに支えられて、地上に帰還した。生還した気持ち・・・・・私には野球しかないものですから、野球とともに生きていくのが私の喜び。・・・・」 王さんらしい誠実ですがすがしい会見だった。団塊の世代は王・長島の活躍に憧れて野球をし、観戦もしてきた。また、この二人の飛びぬけた野球への情熱、マナー、品格が日本のスポーツに与えた影響は計り知れない。
 ところで亀田興毅がボクシングでチャンピオンになった。どう見ても負けていた試合だと思うが、どうだろうか?マスコミに作られた品格のかけらも無いこの選手に感動は起こらない。

夏 
2006・8・1(火)

    夏は来ぬ相模の海の南風にわが瞳燃ゆわがこころ燃ゆ  吉井勇
 
 耽美的享楽的な境地を歌った吉井勇の処女歌集「酒ほがひ」より。夏の海を歌って、若者の心を力強くリズミカルにあらわす。8月のはじめに快く響くいい歌だ。
 灼熱の夏の浜辺に出かける年ではないが、この歌の気持ちで夏を謳歌しよう。

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