オーマイニュース2 2005・9・30(金)
 硬直化した「紙新聞」(一般新聞)及び「プロの記者」に「インターネット」と「市民みんなが記者」を対置し、若いネチズンの支持を得て成功する。2000年に4人でスタートし、2005年1月現在67人の社員と36000人の市民記者を擁する。日本では成功例が無い。
 「もっといい世の中を作りたい」と言う韓国の若者と「世の中をよくしよう」などと言うと変な目で見て、真面目であることを馬鹿にする傾向がある日本の若者。この違いは大きい。韓国ドラマが良いのは日本で失われつつあるこの「真面目さ」故だとファンから聞いたことがある。
注 ネチズン
「network citizen」(ネットワーク市民)を短縮した造語。コンピュータネットワーク内に形成されるコミュニティに対して帰属意識を持ち、主体的に関わっていこうとする人々のこと。コンピュータネットワークを「もう一つの社会」として好意的にとらえる言葉であり、国境や立場を超えたネットワーク上での人のつながりが強く意識される。


クリックを!
オーマイニュース 2005・9・29(木)
 友人の勧めていた「オーマイニュースの挑戦」(呉 連鎬著)がやっと届いた。「市民参加型インターネット新聞」の稀有な成功例として世界的に知られる韓国のニュースサイト・オーマイニュース。その誕生から現在にいたる5年間の格闘の記録。とても面白い。特定のジャーナリスト・プロ化した記者たちだけが作るニュースではなく、誰もがニュースの伝達者になれる。インターネットが可能にした世界である。共同掲示板・どんぐりころころも身近なニュースを共有する場になればいいなと思った。

シューズ
 2005・9・28(水)
 たった一つのゴルフシューズの底が抜けた。運営しているコンペのためにやむなく購入。最初に大叩きし「引退する!」と叫ぶが、新品の靴を目ざとく見つけた同伴者が 「その靴が悪くなるまでダメだ」と変なフォローをする。この会はいつも最下位争いをするSUを含めた幹事3人が運営している。従って、下手な者優遇ルールを適用するので上級者にはちょっと気の毒な面はある。次回は11月1日(火)に決定した。どなたでも歓迎、参加を!

白 鷺
 2005・9・27(火)
 キャディさんの話では獲物(魚)を狙って、じっと待っているとのこと。池に沈んだ我輩のボールを捜してくるように仕込んで欲しいものだ。 (某ゴルフ場にて)

Bluetooth(ブルートゥース)2
 2005・9・26(月)
 Bluetooth携帯電話(無線通信)を利用すると、カーナビにあるG-BOOK・オンラインサービスでデータ通信や音声通信が出来る。今日からハンズフリーで話せるようになった。携帯のアドレス帳データも瞬時に車にコピーされた。相手の名前を車内で呼ぶだけで通話を繋いでくれる。近日中につながるネットワークサービスが始まるとさらにいろいろなことが出来そうだ。
 ただ、難点は通話の音声が他の音などで不安定になる事がある。また、運転中に多機能なナビ画面を見ていると事故を起こしそう。

パスワード
 2005・9・25(日)
 パスワードの紛失といろいろな悪い偶然が重なり、顧客のHPが更新できなくなった。J先生が楽天・インフォシークとメールと郵便でやり取りし、SUは顧客を何度も訪問して1ヶ月、やっと解決のめどがついた。
 楽天のセキュリティ管理の厳しさに辟易しているが、考えれば情報管理はそれくらいで当然なのだ。プロ野球問題でハイエナのような行動をした楽天は大嫌いだが、少し認めよう。

Bluetooth(ブルートゥース)
 2005・9・24(土)
 新しいカーナビはBluetooth付きの携帯電話であればハンズフリーで使え、G−BOOKという車載ネットワークサービスが受けれると書いてある。研究すること1ヶ月、携帯の買い替えが必要だと悟った。ドコモにその機種が無かったので、Auの携帯を手に入れた。難点は電話番号が変わることだ。
 注 Bluetooth
 ノートパソコンやPDA、携帯電話などをケーブルを使わずに接続し、音声やデータをやりとりすることができる無線通信技術。免許なしで自由に使うことのできる2.45GHz帯の電波を利用し、1Mbpsの速度で通信を行なうことができる。機器間の距離が10m以内であれば障害物があっても利用出来る。

予約
 2005・9・23(金)
 四日市の料理旅館が「10月8日は予約が一杯です」と何度も断っている。そばにいてそんなに忙しいのかと正直びっくりしたが、理由があった。鈴鹿サーキットでF1があるのだ。大イベントがあると近在にまで顧客が流れてくる。
 10月に京都行きを計画したが、予約が遅かったので宿泊先を決めるのに難儀した。在京都の友人が奔走して面倒見てくれるので、良い旅になるのは間違いないが、予約はなるべく早くするべし!これが今回の教訓。

ホタル族
 2005・9・22(木)
 戸外に追いやられて喫煙する人のことではない。パソコン画面と電気スタンドの灯りだけで残業する長時間労働者たちのネームである。社会の長時間労働への批判から行政の監督が厳しくなったので、会社は夜9時に大方の電気を消す。そこに出現する働く人の姿だ。市場原理に基づく成果主義などが作り出した世界と言える。
 「やりがいのある仕事をし、徐々にその労働時間は短縮されるのが豊かな社会だ」と言っていた時代はどこへ行ったのだろう?
 会社が勤まらなかったSUは、勝手に労働時間を短縮して遊んでいるけど。

歌碑の掃除
 2005・9・21(水)
 采女祭のために猿沢の池にある八一の歌碑を約100名くらいの地元の人たちが清掃した。彼がとても喜んでいるだろう。(右は裏面)
  

第三火曜日 2005・9・20(火)
 今日は定休日独り言も御休み。

     秋の夜のつめたい手ざわりー
      私は外を歩いて、赤い月がまがきにもたれているのを見た あから顔の百姓のように。  ヒューム


お肩を叩きましょう!
 2005・9・19(月)
 久しぶりにぽんすけ・プリモプエルが叫んだ!「お肩を叩きましょう!とんとん」 9月8日に紹介したケンタ君と一緒に過ごしているお年よりは、これを聞いてどんなに嬉しかっただろう。
 介護を仕事にする友人は、担当するお年寄りの下の世話に午後2回行く。2回でいいの?と聞いたら、夜は家族が帰ってくるからと言う。65歳以上が全人口の2割を超えた現在、あちこちで見られる姿だろう。
 勝ち組・負け組などと囃し立て、弱い者いじめをするコイズミさんより、弱者が安心して暮らせる社会を目指す人の登場を望んでいる。でも、向こう4年は最低ダメだよね。

お月見泥棒
 2005・9・18(日)
 隣の奥さんから萩とランであしらったススキを月見だんごと一緒に頂いた。奥さん同士が台所の窓をはさんで四方山話をしながら受け取る。だんごとススキをお供えして、見事な中秋の名月を堪能した。
 「お月見泥棒です!お菓子を下さい」 満月のこの夜、子供達が各戸を叩いて歩くので、包んだお菓子を渡す。町内を歩く子供達の大きな声が終わる頃、お月様は東の空の真ん中に昇っている。

中秋の名月
 2005・9・17(土)
 うなぎの次は月見だんご?明日18日はお月見だが、ちょっと天気が心配だ。
名月にふさわしい会津八一の名歌をどうぞ!

  かすがの の みくさ をり しき ふす しか の 
                  つの さえ さやに てる つくよ かも
  (八一

          (春日野のみ草折り敷き伏す鹿の角さえさやに照る月夜かも)

うなぎ
 2005・9・16(金)
 焼きソバ、お好み焼きの次はうなぎ、何の関連も無いが食べ物と言うことで!!
 名古屋駅で「ひまつぶし頂戴!」と言ったら売店のおばさんがにっこり笑った。我家に白焼きを食べる文化は無い。と言うことでうなぎはやっぱり、タレの美味しい鰻丼がいい。SUの生息範囲ではやっぱり、美味なうなぎが丼からはみ出している「きみのや」(四日市・栄町)が一番、ご飯がとっても美味しい「おがわ」(九の城町)もいいよ。新道通り(諏訪町)にある「八登里」は同級生の店。お店の出前先は「松岡」(諏訪栄町) びっくりするほど早く届く。

お好み焼き
 2005・9・15(木)
 焼きソバといえば、次はお好み焼き。SUのご幼少の頃は、今で言う薄焼きが5円だったように記憶している。一銭洋食と言ったかも知れない。今風の分厚いお好み焼きより、この薄焼きが好物だ。時々、自宅でも作るが、夏場は暑いのでそうした発想は出てこないし、多人数でわいわいしながら作ると美味しいが夫婦だけだといまいちだ。
 ところで、諏訪公園西のらく天の薄焼きが美味しいのでお勧めしたい。

焼きソバ
 2005・9・14(水)
 外でカレーライスを食べて帰ったら夕食がカレーだった。こんな経験は沢山あるだろう。亭主関白になれない恐妻家はカレーだったなどとは言わず、伏し目がちに黙々と食べる。
 プリモプエル人形の電池が切れたのでコンビニに出かけ、焼きソバに手を出した。とても辛くて不味かった。そのことを家で話したら 「これは私が食べるから!」と食卓の片隅に良く似た焼きソバが出てきた。こんな場合も沈黙の一手である。

総選挙・東京比例区
 2005・9・13(火)
 東京ブロックで自民27位に登録された安井潤一郎さん、名前を貸しただけなのに思わぬ大勝で議席が転がり込んだ。安井さんは早稲田にあるスーパー稲毛屋の社長だが、早稲田商店街の活性化に貢献し、さらにその活動を全国に広げて大活躍している。
 4年前、諏訪西組合のNさんとお伺いして話を聞いた。2001年9月10日の独り言でこう書いた人だ。東京のリーダーはこう言った。「組織の承認を得て、内外を問わず意欲的なメンバーの力で切り開く」
 いわゆる政治屋ではなく、地域に根ざした活動を展開するこのような人の活躍を心から期待する。

酔芙蓉
 2005・9・12(月)
 咲き始めから夕方までの写真を撮りました。写真をクリックしてください。

お別れ
 2005・9・11(日)
 知人が鳴く鈴虫を欲しいと言ってきた。我家の鈴虫は7月中旬から9月初めまで鳴く。4個ある水槽を覗くと産卵中のメスばかり。やっと見つけた数匹のオスを明日渡す。我家の合唱はこれで終わる。
 鈴虫は秋の虫と言うイメージがあるので、こんな時期に要望がある。来年は、孵化をずらして秋に鳴いてもらおうかと思っている。

投票結果
 2005・9・10(土)
 共同掲示板のネームを参加者の提案と投票で決めた。投票総数47票、上位から どんぐりころころ 11  メリーゴーランド 8  やまびこ 7  とんとん 7  にぎやか 3  ピ〜ンポ〜ン 3  おにぎり 3  カリヨン 2  おしゃべりサロン 2  わいわいがやがや 1  共同掲示板の名前は「どんぐりころころ」に決定した。皆さん、ご苦労様。
 さて明日は衆議院選挙の投票日、国の行く末を決める大事な日ですね。

サウンドテーブルテニス
 2005・9・9(金)
 久しぶりにヘルスプラザで卓球をした。仲間が上達するので、玉拾いに追いやられそう。
 ところで、「サウンドテーブルテニス(旧盲人卓球)」をはじめて見た。中に小さなビーズくらいの大きさの玉が入った特種なピン球を使い、視覚の代わりに聴覚(音)を利用し、ネットの下を転がして、ラケットで打ち合う競技です。

子犬と人形
 2005・9・8(木)
 子犬・うららは「おすわり」「おて」は出来るが、それ以外は気ままである。犬は賢いので飼い主のしぐさや命令は分かっているが、わがままに育てると背く。この強情さは誰に似たのだ、お前だ!あんただ!と奥さんと言い合いながら、夫婦2人だと犬は可愛い娘なのである。
 90代で1人暮らしをするお年寄りが、ケンタ君と名付けたお話しする人形(プリモプエル)を大事にしている話を聞いた。洋服を着せ、人形に何でも話す。うららの兄・ぽんすけ(プリモプエル)は頓珍漢な返事をして、時々馬鹿にされているが、このお年よりには話しかければ、なにかを必ず言ってくれる人形がとても大事なのだ。活躍するプリモプエルに拍手を送りたい。

檜(ひのき) 2005・9・7(水)
 仏師・江場琳黌によると美しい木肌と芳香を持っている檜は、腐りにくく狂いにくい。30cm以上になるには、200年かかるので年輪が細かくとても美しい。また、耐朽性が1500年以上で、強度も落ちない。加工も容易なので、仏像にとって最高の素材になる。
 加工する前の木曽檜の丸太を長時間、川や池に浸け、水の中でゆっくりと内部を乾燥させて歪みや狂いを防ぐという不思議な話も聞いた。
 檜と言えば、美しい木肌と芳香を持つ檜風呂にゆっくり浸ってみたい。 仏像と森


クリックを!
仏師・江場親子 2005・9・6(火)
 故松久宗琳に師事し、長久手に仏所を開く江場 琳黌・江場 琳觀が愛・地球博で「1000年スパンのものづくり」ー仏像と森ーと題して3メートルの仁王像の公開制作と講座を行っている。ずっと見たいと思っていたので、義兄の持つ眠っている前売り券を「略奪」し、台風模様で人出が少なそうな今日出かけた。
 松久宗琳の作品に触れてから、現代仏の虜になっている。古仏に無い素晴らしいものがあるのでお薦めする。

壁塗り上戸
 2005・9・5(月)
 酒に酔うと出てくる癖の三大上戸は笑い上戸、泣き上戸、怒り上戸である。他には後引き上戸、梯子上戸、壁塗り上戸、鶏上戸、眠り上戸、しゃべり上戸、悲憤慷慨上戸、大言壮語上戸、ワイセツ上戸、いたずら上戸、梯子上戸、分配上戸、大向う上戸、ちんどんや上戸など数えたら切が無い。
 酒をすすめられて 「いや、もういけません、もう十分ちょうだいしました。もう、いけません、いやいやいや……」 と両手で壁を塗るような仕草をする壁塗り上戸などは可愛らしい。
 酒癖が悪く乱暴狼藉を働く輩はどうしようもなく始末に困る。一昨日、そんな男をキリンと2人で交番送りにした。 

南都新唱(なんとしんしょう)
 2005・9・4(日)
 会津八一は第一歌集に南都新唱と最初名付けた。それを見た友人が「なんとしんしょうとは京の芸妓が困ったときの言葉だ」と笑う。あわてた八一は急遽南京新唱(なんきょうしんしょう)と変えて出版する。その名がしっくりするのだから不思議なものだ。
 秋にふさわしいその巻頭歌をどうぞ!

  かすがの に おしてる つき の ほがらかに 
               あき の ゆふべ と なり に ける かも  
八一

   
     (春日野におし照る月のほがらかに秋の夕べとなりにけるかも)

ラフカディオ・ハーン
 2005・9・3(土)
 ハリケーン被害の町をラフカディオ・ハーンがこう書いている。「百年に渡って、ニューオーリンズは放浪の魂を世界の果てからこの地に引き寄せてきた」(毎日新聞・余禄から) 彼はその後日本に渡り、死ぬ直前に早稲田でギリシャ文学を講義した。この講義を聴いた会津八一は深く感銘し、ハーンの遺児を末永く面倒を見たという。
 ギリシャとニューオーリンズを愛し、日本の文化に傾倒したハーンの死後百年が経つ。放浪の魂を世界の果てから引き寄せるような魅力ある日本とは言いづらい。
 ラフカディオ・ハーン(小泉八雲)
 
父はイギリス軍医、母はギリシア人で、生地ギリシャ・レフカダ島からラフカディオというミドルネームを付けられた。20歳のときにアメリカに渡り、1890年に来日、松江中学校の英語教師となる。この年、小泉節子と結婚する。熊本の第五高等学校の英語教師、東京帝国大学の英文学講師、最後に早稲田大学の講師を勤めた。狭心症により東京の自宅で亡くなる。代表作に「怪談」がある。

喫茶店
 2005・9・2(金)
 コーヒーを飲みながら知り合いと他愛無いことを話す。家族のことや身の回りの小さな事件、政治や経済の話さえしなければ、穏やかにニコニコして時間を過ごすことができる。ずっと昔、まだ独身の頃、家は小さく下宿は狭かったので、喫茶店は本を読むのに最適だった。本と言っても漫画も含めてだけど、少し暗い店内のボックス席を陣取って一杯のコーヒーで長時間過ごした。レポートも書いた。今はそんな店は少なくなった。
 最近のインターネット喫茶でもそうした空間を確保できるが、漫画、パソコン、テレビ、ゲーム等があり多様過ぎて、昔とは意味合いが随分違うようだ。

9月のはじめに
 2005・9・1(木)
 少し涼しくなって、9月に入ると気持ちは全て「秋」になる。庭の手入れをして、秋の花で飾ろう。スポーツもしよう!誰かとコーヒーを飲みながら、ゆったりした時間を過ごすのも良さそう。でも、やっぱりどこかに出かけてみたい。 

     金色(こんじき)のちひさき鳥のかたちして
                    銀杏ちるなり夕日の岡に
    与謝野晶子


inserted by FC2 system