5月の終わりに 2004・5・31
 今月はテンションが低い月だった。独り言を書くのに四苦八苦し、挙句にできたものは駄文ばかり、泣けてくる。去年の5月、新潟の春スキーで腰痛になったことを思い出してしまった。
  目には青葉山ほとぎす初鰹 
 この句のように素晴らしい5月だと思ったけど、世の中は「年金問題」「拉致問題」「戦争」で明け暮れた。若い人たちに「希望を持って!」などととても言えない。そんな状況を作ってしまっている一人だから余計に悲しい。
 でも6月はいい月になると思おう!本業で大きな設備投資をした。そのためにも、6月が良くなることを願っている!

天気予報 2004・5・30
 雨の予報が外れた。桂枝雀がこんなことをまくらで語っている。
これだけ気象庁の予報が外れると下駄の天気占いのほうが確立が高いですよ。表が晴れ、裏が雨でしょ!どう転んでも当たる確立は50%もある
 いろいろ話した後の落ちは
先日、気象庁の運動会が雨で中止になったそうです」(落語・日和違いより)
 雨は降らなかったが今日は蒸し暑く、梅雨の到来を思わずにはおれなかった。5月ももう終わり、群生して美しい花菖蒲から梅雨に似合う紫陽花の季節へ動いていく。

狐忠信 2004・5・29
 NORIKOさんのことを話題にして話していたら、どうも会話がちぐはぐする。お互いの思っているNORIKOさんは別人だった。こんなことはよくあるが、20分ほども気づかず話していると滑稽だ。
 「TACHIさん(生徒さん)みえてる?」 SU(電話で)
 「(PPSに)みえてますよ」 I先生
 ところがPPSに行く途中でTACHIさんに会った。TACHIさんという生徒さんは1人しかいない、まるで狐忠信のようだと思い、急いでPPSへ行くと生徒さんが「私はTAKIなのに先生は電話口でTACHIさんと返事、不思議だなと思っていました」とネタあかしをしてくれた。

デジカメ講座2 2004・5・28
 デジタルカメラは便利さと人気でフイルムカメラ(従来のカメラ)を追い越した。高度な画質を争えばフイルムカメラに負けるが、利便性は圧倒的に勝っている。デジカメで撮って写真屋さんに持って行き、プリントすれば従来のカメラと同じに使えるようになった。ただ、パソコンやプリンターと連動した作業は高齢者には難しい。講座ではデジカメ以前のパソコンの基礎知識もおさらいしなければいけないので、授業の進み方は遅い。
 でも撮ってある写真は素晴らしいものが多く、講座を離れて見入ってしまうことがある。パソコンの扱いは不慣れでも、長年カメラを扱ってこられた先輩たちの撮影される写真の腕はセミプロに近い。

へ ま 2004・5・27
 今朝は独り言が消えていたので、あちこちから指摘をいただいた。有難いことだし、拙文を読んでいただいていることに改めて感謝しています。
 原因はアップロードの途中でトラブルがあったのに、結果を確認(インターネットを開く)せずにパソコンを閉じてしまったことにある。こんなことも想定して、予備のパソコンからもアクセスできるようにしてあるが、今朝はあせったので再アップではなく、消えたページをダウンロードしてしまった。修正できないショックは大きかった。
 パソコンは便利だけど侮ると怖い。油断大敵!この言葉を座右の銘にしなければと思っている。

総会 2004・5・26
 諏訪西組合(パズルランド)の第25回総会があった。どうしたわけか今回は総会から懇親会まで真面目に参加した。感心したのは、役員さんたちの落ち着いた運営だ。これが商店の旦那さん?と思うほど、マイクの前の姿が堂に入っていた。「商店街をどう活性化して行くか」に尽きる当面の課題に尽力している役員さんたちの努力には頭が下がる。来賓の行政担当者や政治家が語った「支援する」の言葉を信じたいが・・・
 ともあれ、ネット上でおなじみの「周平さん」(理事長)をはじめとする面々の努力と活躍に心から感謝したい。彼らの活躍があれば、商店街は安泰だ。デジカメを持っていかなかったので、写真のプロSさんが撮っていた総会風景が素敵な画像に掲載されると良いのだが!
 
精進 2004・5・25

30回コンペ
 今日は天気に恵まれて快いゴルフ日和だった。「よかったね!」と言えるのはそこそこのゴルファー。我々最下位を争うグループは、調子が悪いと「だれそれさんがいるから、今日はBB賞が狙える」と慰めあいながらコースをうろうろする。
 ところが、その「だれそれさん」が、スコアを前回より25打以上縮め、優勝して20人の頂点に立った。精進の賜物だろうが、我々には晴天の霹靂!大きく口を開けて、表彰を見入っていた。我が仲間の1人は、同じ池に4回も入れて大叩きし「だれそれさん」の代わりにBB賞の人に感謝されていた。
 
めだか 2004・5・24
 我が家のめだかの数が少なくなった。めだかのお腹は卵で大きくなるのだが繁殖はいつも失敗。郊外の川から頂いてこようと考えていたら、親切な隣の娘さんが沢山持ってきてくれた。感謝!!
 このめだか達、PPSで育てるとパソコンが使えるようになるかな?!
 ところで諏訪神社の池にはめだかがいる。「鯉の子供じゃないの?」と神主さんに聞いたら、めだかだと言う。ついでに「獲ってもいい?」と聞いたらどうぞと言っていた。近々、キリンに長靴を履かせて獲らせよう。
 
鈴虫の孵化 2004・5・23

松川村の
リンリン&リン太

 数日前から孵化しだした。今年は天候不順だったからか、いつもより一週間ほど遅い。鈴虫のように年1化の生活史を営むものは気温の低いときに形態変化を伴わない休眠発育(卵等)し、その後、一定の暖かい温度が続くと孵化してくるという。
 我が家で育った鈴虫はあちこちの親善大使となるが、京都の華厳寺(鈴虫寺)では1年中鳴いて、寺を有名にする。信州・安曇野の松川村では村おこしとして「すずむしの里」をアピールしている。
 過日、諏訪神社でもどうだ!と提案したら、鈴虫よりは蛍がいいと言ったが、蛍飼育をする気はなさそうだ。

パフォーマンス 2004・5・22 
 事務レベルで拉致家族の子供たちの帰国は約束されていたと思われるのに、その作業を年金問題と参議院選のためのパフォーマンスに使い、さらに過度の期待を持たせたコイズミさんは「シマッタ」と思っているかもしれない。
 「理性、判断力はゆっくりとあるいてくるが、偏見は群れをなして走ってくる」 ルソー
 派手な言動でマスコミを動かし、世論を操作できると考える「タレント・ソウリ」は「偏見の群れ」に乗って突っ走ったが、流れが変わると「偏見の群れ」に足をすくわれる。「理性、判断力」を兼ね備えた為政者になっていただきたい。

ペリーメイスン 2004・5・21
 「ペリー・メイスン」は、アメリカで1957年9月から66年5月まで271話作られた。日本では60分ドラマとして放映された人気番組、食い入るように見入ったものだ。
 彼は決断力と行動力に富む敏腕弁護士で、有能な秘書のデラ・ストリート、調査員ポール・ドレイクとともに、数々の難事件を解き、陪審員を説得しながら無実の人々を助けていく。
テレビも面白かったけど、後年、創元推理文庫で読んだメイスンシリーズは最高だった。
 今日、日本の裁判員法が成立した。68人に1人が一生に1回、裁判員になる。司法の世界に沢山の人が触れる。期待と危惧を持って、新しい制度の行方を見ていたい。

デジカメ講座 2004・5・20
 PPSの生徒さんの中には、定期コース以外のことを望む人がいる。隙間の講習みたいなものだが、夕方なら何でも受けるよ!と言ったら、デジカメ講座が始まった。デジカメを長く扱っているので、何とかなると思ったけど、意外に大変。
 基礎になる部分は同じだが、持ち込まれるデジカメはメーカーも機種も違う。それに伴う関連アプリケーションも異なる。その上、パソコンのOSが98からME、XPとばらばら。OFFICEも2000から2002、2003と違うので付属の画像修正ソフト(フォトレタッチソフト)も変化している。
 安易に考えて深みにはまったようなもの。明日の講座の生徒さんの追求が怖い。

上村松園展 2004・5・19
 5月23日までなので早起きして三重県立美術館まで出かけた。平日なのに駐車場が一杯、人気の凄さに驚いた。人が多くてなかなか進まなかったが、80点ほどの作品は素晴らしく
時間がすぐに経ってしまった。これほどの数を一度に見る機会はないだろうから、まだの人はぜひお出かけ下さい。
 定休日なのに午後大事な仕事があったので、常設展も見ずに急いで帰った。美人画を想い起こしながら、作業が終わったのは深夜、ちょっとちぐはぐな一日だった。

 上村松園(1875-1949)は、日本近代で最もその名が知られた女性の日本画家です。京都に生まれた松園は、幼少時から画才を発揮して、十代半ばから作品を発表して注目を集めた。大正期に入ると《花がたみ》(大正4年)・《焔》(大正7年)など女性の情念を強く表現した松園前期の代表作を残した。昭和に入ると、《母子》(昭和9年)や《序の舞》(昭和11年)に代表される格調高い女性像を製作し、74歳でこの世を去った。 (美術館案内より抜粋)

第三火曜日 2004・5・18

 今日は定休日独り言も御休み。

    民衆の中には忍耐強い無言の悲しみがある。 ドフトエフスキー 「カラマーゾフの兄弟」


ブルータス・・・・! 2004・5・17
 代表就任寸前でオザワさんが、年金未加入で辞退した。大事なことは破綻している年金制度を抜本的にどうするかだけど、未納・未加入がこうも続くと嫌になるね。制度上の不備があるとはいえ、法をつくる政治家達の自覚のなさにはびっくりする。
 支出が大きく収入を上回っていれば、支出(年金支給)を減らすか、収入(年金納入)を上げるかしかない。しかも、公平な形でみんなが納得するように!このまま年金法案が成立したら、どうなるのだろうね。
 ところでこんなに未納・未加入議員がいると首を切られたカンさんが哀れに見えてくる。

バラバラバラ 2004・5・16
 友人の見事なバラの庭を仲間と鑑賞し、ティータイムをご一緒した。御夫婦で応対してくださり、話に花が咲いた。遅くなったので慌てて帰ろうとしたら友人が切りバラを土産にくれた。

 うっかりデジカメを忘れたので、翌日取りに行ったら、またくれた。我が家の生け花はクレマチスから、バラの世界に代わった。大小7つの花瓶で生き生きと咲いていて、奥さんのご機嫌麗しい。こんなことなら、デジカメを取りに行った時に、また何か忘れてくれば良かった。 

心の病 
2004・5・15
 「イラクで人質になった高遠菜穂子さんが当時のことをうまく言い表している」と郡山総一郎さんが週刊誌に書いている。
  「イラクで危険な目に遭うのは覚悟していたからいい。でも、日本に帰ってきて
   マスコミに対応する覚悟はできていなかった
」(高遠)
 現在、彼女は不安定な精神状態で苦しんでいると聞く。破廉恥な政治家達は戦争を後押しし、他方自らの年金未納などを知りながら、平然と不備のある年金法案を可決しようとしている。この図太い心臓だけ切り取って高遠さんに進呈したい。
   
ナゴヤドーム 2004・5・14
 横浜・中日戦をネット裏の特上席で観戦した。何時見ても球場の世界が美しいのに感心する。中日の最下位が影響してか、観客席の空席が目立つ。(発表では27000人) 圧倒的な中日ファンに囲まれて、わが横浜は善戦!はるか彼方、外野の横浜応援団も3本の旗を立てて頑張っているが、多分100人に満たないだろう。次ぎはそこから見たいなと思った。
 まわりのムードに飲まれて、一瞬中日の応援をしてしまった信念のない横浜ファンは2対2の途中で帰路についた。結果は横浜の勝ち、中日ファンの知人に「勝ってごめんね」と言って、買ってきた「落合のハンカチ」を渡した。

ヘ ボ 2004・5・13
 ゴルフを始めて20年以上になる。始めた頃から「ヘボ」ずっと「ヘボ」で年を取ってしまった。そうなると余裕がないのか、楽しむよりプレーがしたくない。でも、いつも世話役でうろうろしているから参加しなければいけない。
 第30回ニューアルバの会コンペは5月25日(火)に開催する。上手なNさんが参加するというので、飛ばし屋のK医師の組に入れておこう。SUは義兄と下手同士の組で廻る。
 友人のメールにこう書いてあった。
 「持ってる卓球のラケットが安物だから、フォームが安物用になる、と元オリンピック選手のコーチに言われた」 う〜〜ん!SUのゴルフクラブ、安物を20年近く使っている。ヘボの言い訳が出来る嬉しい言葉だ。

Winny(ウィニー) 2004・5・12
 ファイル共有ソフトWinnyは便利なソフトだ。世界中のパソコンでありとあらゆるものが共有できる。新作を発表する新人アーティストたちが、作品を世に問うためにはなくてはならないものだ。そのほか、匿名性が確保されているので、隠蔽されそうな真実が世に出やすい。反面、大半が著作権のあるもののコピーに使われており、また守られなければいけない個人データなどの流布に使われているから問題なのだ。
 以前、キリンと一緒にWinnyを使って音楽や落語を入手していたが、多分著作権の侵害に触れていただろう。ただ、ウイルスなどのことを考えて閉鎖した。
 今回の開発者の逮捕は、生活の補助として「刃物」を発明した人が、その刃物で殺人が行われたといって罪に問われるのと同じ。ダイナマイトを発明したノーベルは犯罪者?

誤算2 2004・5・11
 前期ビジネス講座の受講希望者の出足が悪く、あせった。結局、通常通り開講(15日)できるが「前期は希望者が多い」とのんびり構えたのが誤算だった。誤算にもいろいろある。連休および連休明けは本業が暇なのだが、変に客足がいい。これは嬉しい誤算だ。
 誤算で大泣きしているのは菅さんだろうね。意図的でない年金未納ぐらいでと高をくくったのがいけない。圧倒的多数の国民、庶民の即時的な怒りを見くびったのだろう。人を導くものは人の気持ちを理解し、その代弁者でなければ!健全な野党が育たないと国家は危うい。 

誤算 2004・5・10
 確信を持ってあることをしていた。随分時間をかけて行って、最後に「穴」があるのに気がついた。こんな時は消耗する。昨日今日の雨も追い討ちをかける。
 こんな日は全て放棄!早く帰って録画した映画でもみて寝るに限る。でも、自宅には6代目圓生の落語「火事息子」の編集が途中になっている。困ったな〜!東の空が白んでくる頃まで起きていると明日がしんどい。

雨の日曜日 2004・5・9
 雨が降ると花の水遣りをしなくていいが、休日は困る。友人と出かける予定がなんとなく中止になり、家の中でのおしゃべりに変わる。万古祭に出かける予定も一人が反対して中止、雨だから仕方がないとなる。万古祭は毎年雨になる気がする。ということは母の日も雨が多いのかな?
 五月雨(さみだれ)は梅雨の雨だから、この雨はなんと言う雨なんだろうね?
 時雨(しぐれ)・春雨(はるさめ)・秋雨(あきさめ)・氷雨(ひさめ)・長雨(ながめ)・霧雨(きりさめ)・叢雨(むらさめ)と雨の種類もたくさんあるが、どれにも当てはまらない。この際、万古祭雨と名付けよう!!母の日雨の方がいいかな?

速度 2004・5・8
 身内が新しいパソコン(WinXP)とデジカメを買ったので、手伝いに遠方まで出かけた。作業はWin98のPCからのいろいろな移転。もう一台のWinMeのバックアップやアンチウイルスソフトの作業。3台のPCに囲まれて4時間半ほどかかった。おしゃべりタイムもあるしね。
 手順はほぼわかっているのだが、困ったことはWin98の速度の遅さとフリーズ。WinMeのフリーズも(Meの欠陥?) 速度が速ければ半分以下の時間で出来たと思うが、以前はそんな速さでいろいろしていたのだと変に感心していた。
 ご褒美は夫婦で作ってくれたカレーライス。らっきょとほうれん草も美味しかった。

未練 2004・5・7
 ペット禁止のマンションに移ることになった知り合いの娘さんが悩んでいる。2匹の愛犬を育ててくれる人を探しているのだが、二つの条件がある。
 ・なるべく近い人
 ・時々会いに行く事を認めてくれる人

 こんな条件は、新しい飼い主には迷惑な話だが、ぴったりなのはSU家。近いし、認めてくれるだろうし、親戚みたいなところだから。奥さんが随分考えたが、やはりペットは乳飲み子の時から育てた方がいい、ということで断った。
 「愛犬だけを飼うアパートを借りたら!」 優しいSU(?)の娘さんへのアドバイス。

No Smoking 2004・5・6
 「泣きたくなった2」への復讐を考えた。トイレトラブルの原因にタバコのフィルターの投げ入れがある。禁煙のポスターをトイレに貼った。
 高山にある道の駅「パスカル清見」のトイレの入り口に「禁煙」の表示があり、トイレ休憩のスキー仲間がくわえタバコで入れなかった。彼らが寒い雪の中で震えながら吸っていたのを思い出したからだ。店内全部禁煙にするといいが、それでは客がいなくなる。
 出勤したキリンはポスターに気がつかず、堂々とくわえタバコで済ました顔をしていた。 

泣きたくなった 
2004・5・5
 兄夫婦が新しいパソコンとデジカメを持ってきた。デジカメ講座用に簡単な学習とレジュメが作ってあったので、いろいろ説明し必要なことを教えることが出来た。新しいOS(WinXP)と新しいデジカメは全く簡単で便利になった。おかげで、何年もかかって培ってきたデジカメの知識は全く無駄になりそうだ。泣きたくなった!!
 この夜、店のトイレがトラぶった。営業中なので翌日まで待てない。一人で1時間以上奮闘して直した。臭くて、情けない「泣きたくなった2」

母 2004・5・4
 亡くなった母も義母も孫には目が無かった。小学校から帰ってきた孫に、母達の方から真っ先に近寄って行ったものだ。「磁石に引き付けられるみたいだね!」と揶揄しても全く気にせず、「孫三昧」だった。
 息子が大きくなって家を出た後、母が倒れた。意識が混濁する中で、駆けつけた彼をSUと呼んだので気落ちしていたが、通夜の晩に「おばあさんが夢に現れた」と喜んでいた。

     まだ母は 私娘と知っている   刀子

 刀子さんの川柳が週刊朝日の「知る」という兼題の新子座に入選した。

連 休 2004・5・3
 サラリーマンの頃は連休が楽しみだった。商いを始めてから連休は無い。勤め人・キリンはさっさと三連休を取ってどこかへ行ってしまった。商いの楽しみは「儲け」だけど、随分前から連休だからといって、売上げが上がるわけでは無くなった。景気が悪いのは辛いね。
 それでも休みは別の意味で楽しい。今日やって来た義兄と他愛無い話をして来週の会食を約束した。明日は兄夫婦がやってくる。久しぶりに身内と会えるのは連休のおかげ、メールでは話せるがやっぱり会って話をするのは格別だ。

強者の論理 2004・5・2
 「都市部に住み、年収が1000万円以上ある人間が、マスコミでも政府の審議会でも集まって、地方の・・インフラを、構造改革の美名のもとに、・・・破壊しようとする・・・」(野中広務)
 岩見隆夫が引用して「年収1000万円以上、つまり強者の論理だけで政治をさばこうとするから・・・・」と書いている。「金持ち」が政治や経済をリードする、これは事実に近いが、年収
1000万円未満の大多数の人たちが、立場も考えも違うはずなのに、金持ちと同じように判断するから世の中がおかしくなる。テレビなどの影響も大きい。政治討論などの出演者は年収1000万円以上が圧倒的に多く、庶民ではない。
 ちなみにネットでは彼らのことを高額年収世帯と分類している。

初 鰹 2004・5・1
 目には青葉山ほとぎす初鰹 山口素堂
 素堂の句は初夏を見事に表現し、なおかつ心を弾ませてくれる。生き物達の成長・変化はダイナミックで目を見張るばかりだ。だから5月は楽しい。
 分け入っても分け入っても青い山 種田山頭火
 新緑も美しい季節になる。旅する初夏の山並みを「青い山」と詠んだ山頭火、しかし「」から読み取れる「(旅への)とまどい」がこの句を際立たせている。心弾ませながらも、何かを「とまどう」心を常に持っていたい。
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