3月の終りに 2004・3・31
 3月は事が多い。週一スキーを目指すが、1回しか行けなかった。反省!?? 反省といえば、メイン講師の不調で明らかになったことは、己のPCの学習度の低さだった。日頃の不勉強が如実に現れた。(でも講師が元気に復帰したので安堵、不勉強が続きそう)

熱海・坪内逍遥宅の
八一書の扁額「双柿舎」
 会津八一(秋艸道人)の学規に「学芸を以て性を養うへし」がある。学芸(学問)を自己目的化するのではなく、その過程で「本性・性分・性根」を磨けと諭す。学習だけでもしんどいのに「性を養う」のはほとんど絶望的だ。先人の教えだけをなぞるだけにしておこう。
 学規の紹介に始まった3月が、28日熱海で撮った「双柿舎」(扁額)を最後に掲載できる事はとても嬉しい。明日からの4月を楽しもう。

落花生 2004・3・30

 高齢の叔母から届いた美味しい千葉の落花生は、我家の宝物。家人は喜んで食べている。ラクダさんが涎を垂らして(?)掲示板に書いていたけど、彼に届けるまでには無くなりそう。
 ラクさんと一緒で、四日市の駅前商店街で育ったので、落花生がどう出来るかは全く知らなかった。(ラくさんは去年畑作りをしていたから、よく知っていたかな?)早速ネットで調べてみた。雌しべが受粉後伸びて地中で実を作るんだ。世の中知らないことばかりだ。随分生きてきたのに!
 「落花生は高カロリーなので食べ過ぎは厳禁。1日に30粒の摂取が健康に良い」とネットに書いてある。やっぱり、痛風気味のラくさんには、食べ過ぎそうなので届けないでおこう。

昼寝あるいは朝寝 2004・3・29
 走行距離600km、14時間走行はきつかった。昼前に起きたが朝食後また寝てしまった。午後の得々店の会議を知らせるメールのアラームも全く聞こえなかった。以前の全体写真撮影も参加しなかったので、申し訳なく思っている。
 千葉の叔母がピーナツを送ってきたので「事業を推進するNさんによしなに!」と言って、一袋をそっとN夫人に渡した。N家は食後のデザートにピーナツもあると聞いたので、賂(まいない)になってくれればと密かに思っている。
    メールのアラーム
        ヤフーのカレンダーに予定を記入しておくと携帯電話にメールが送信される。
        SUは予定の30分前にメールが来るようにセットしてある。
           (ただし、また寝てしまったのではせっかくのテクニックも役立たないが!)

熱海2 2004・3・28
 花の博覧会は「博覧会」と言うにはちょっとと思われるが、人は沢山いた。残念ながら、12時半の西條秀樹まではいなかった。
 花博を早く出て、坪内逍遥の旧邸「双柿舎」で、門にかかる会津八一の扁額をみることが出来たこと、名邸「起雲閣」(熱海の3大別荘の一つ」を見学出来たことは収穫だった。
 春休みの週末なので、行き帰りの道路の渋滞はひどかった。熱海から帰宅するのに7時間もかかったが、救われたのは刻々と姿を変えて現れる美しい富士山の姿だった。

熱海 
2004・3・27
 熱海と言えば「金色夜叉」あるいは「新婚旅行」を連想するのは余程の年齢かな?バブルの頃の影響でホテル街は壊滅的な打撃を受けているらしい。所用で小田原に来て宿を取ろうと思ったら、近くの箱根や湯河原は春休みのせいか満室、熱海で泊まる事になった。
 熱海も海岸のライトアップ(サンビーチライトアップ )や花の博覧会の開催など、いろいろな取り組みをしている。何処でも地道な努力は続いているのだ。
 明日は花の博覧会で西條秀樹トークショーがあるので行って見よう。MOA美術館も行きたいけどね。
 
第一生命からのお知らせ 2004・3・26
  生命保険の勧誘なら「もういりませんよ!」と断るが、「サラリーマン川柳のお知らせ」は大歓迎。4月末に発表されるベスト10が楽しみだ。今回、メールでベスト100から以下の6句を紹介してきた。
妻と行く 久々デートは 人間ドック
朝よりも 帰りの電車で 出る元気
憎らしい つまんだお腹 肉らしい
妻の声 昔ときめき 今動悸
『前向きで』 駐車場にも 励まされ
席どうぞ 私は妊婦じゃ ありません
γ−GTP
サラリーマン
モデル脂肪

紙風船
プラス思考
幸子
 パズルパーキングも駐車する時に「前向きで」と係りの人が叫んでいる。地域の人の励ましに貢献しているかな?             川柳コンクール

自由葬 2004・3・25
 叔母の亡夫の弟の葬儀は、斎場での浄土真宗による立派なものだった。お経の流れる中、このおじさんの思い出が断片的に浮かんできた。殆どSUの幼い頃のことだ。
 大勢の人の中で、自分の場合の葬儀はどうしたものかと考えてしまった。我が家には、仏教とキリスト教が同居しているが信心がない。無神論者の自分に素直であれば仏教では変だし、ましてやキリスト教となると余計におかしい。そうなると宗教が主でない形がいいのかもしれない。
 ネットで調べると、自由葬という形式が増えてきているらしいが、イマイチしっくりしない。ただ残されたものが惑うといけないので、最後ぐらいは自分でプログラミングしておく必要がありそうだが因果なことだ。「因果」これ、仏教の言葉?
 


月ヶ瀬3・16
桜だより 2004・3・24
 新聞紙上から「積雪情報」が消えた。いつもは3月末まであるのに!代わって「桜だより」になった。東海各地は「つぼみ」になっているが、こう暖かいと開花は近いだろう。ゴルフ場の梅はほとんど終わっていた。
 昔、3月31日の積雪情報を見て、Aスキー場に出かけた。4月1日夜明け前について仮眠、明るくなってゲレンデを見ると人がいない。「3月31日をもって今年の営業は終わります」と立て札に書いてあった。今風なら「アリエナ〜イ!!」 そのときは「エープリルフール?」と一瞬思ったが、ショックは大きかった。

マナー2 2004・3・23
 コンペは5組20人、晴天に恵まれたが、池や林にも構ってもらって、マイボールは沢山旅立っていった。まだ3月だからか、ゴルフ場は閑散としていた。
 昼食付きの値打ちな料金、しっかりしたキャディ、従業員の適度な接客など申し分なかった。カメラの電池が切れたのでフロントで訪ねたら、無料で提供してくれた。
 ところが、後続の組がやってこない。30分以上遅れている。以前には考えられないことで、さすがにこれはマナーが悪い。ゴルフ場の低姿勢にプレーヤーが横着しているともいえる。パーティもなかなか始まらなかった。世の中は状況に応じていろいろと変るものだ。

マナー 2004・3・22
 ゴルフは紳士のスポーツとしてマナーを大事にする。バブルの頃はそれを良い事に、ゴルフ場が客に強制した。だが、高い料金を取りながら、ゴルフ場の一部の不備を客のマナーで補おうしているように見えるところもあった。従業員の不遜な態度、飲食の強制、設備の不備、高額な賭けを黙認するなどはマナー違反だろう。このことでマナーの悪いプレーヤーを容認するわけではない。競技やゲームはマナーが守られなければ全く楽しくない。
 ところが最近は変わった。とりわけ、料金が安くなるに比例してマナー(サービス)が良くなった。皮肉なものだが良い事だ。どの業種でも同じだけどね。
 明日はコンペ、やっぱり勝てなかったハルウララを思いながら、勝負でなくプレーを楽しもう。実力のないものはここで生きるのだ。

テッセン 2004・3・21

 黒く固い針金のような蔓に、鮮やかな花を咲かすテッセン。針金に似ているので「鉄線」と命名された。別名「クレマチス」あるいは「かざぐるま」
 冬の間、黒い蔓だけだったテッセンがようやく動き出した。暖かくなると蔓芽がどんどん伸びる。多い時は30センチ以上伸びる。生きている蔓はしっかりしているが、冬越えの間に死んだ蔓はもろい。引っ張ると簡単にちぎれる。新しい苗を植えながら手入れをした。初夏の開花を楽しみにして。

何が生まれたのかな? 2004・3・20
 1年前イラクへ米英軍が侵入、5月1日戦闘終結宣言、その後テロが延々と続く。治安の安定しないイラクへ、役に立ちそうにない自衛隊まで出かけた。現状ではイラク人の新政権の行方も定かでない。少なくとも7千人は死んだと言われ、イラクの混迷は続いている。
 歴史を巻き戻すことは出来ない。しかし、戦争がなければこれほどの命は失われなかっただろうし、壮大な無駄もなかっただろう。悲しむべきことだ。
 力だけで物事を解決できない事を歴史は示している。第2次世界大戦で日本は大敗し、強国アメリカはベトナム戦争で惨めな敗北を経験した。
 確かに歴史は巻き戻せないが、過去を学んで物事を見る目を養うことが出来る。それにしてもこの1年、イラクでなにか良い事が生まれたのだろうか?

春うらら 2004・3・19
 「春のうららの隅田川・・・・・」太陽がのどかに照る春の日、人の心は明るく伸びやかになる。3月22日、早春の高知で、105連敗中のハルウララは名ジョッキー武豊と共に出走する。春風に乗って初勝利を手に入れるだろうか?
 負けて愛されるハルウララ、競技は勝ちを目指すものだがそれだけではない。判官びいきもある。勝者が一人なら、ほとんどの競技者は敗者の側に位置する。「己を知っている」人はハルウララに自分と同じものを見ているのかもしれない。
 己を知らない人は、ややもすると為政者になったつもりで、天下国家を論じる。とても恥ずかしいことだ。

ビジネス講座 2004・3・18
 昨日、後期のビジネス講座56時間が無事修了した。ハイレベルの講座なので、無事修了するのはなかなか難しい。PPSで従来から学んでいて参加した人たちは、なんなくクリアするが、初参加の人たちは苦労する。それでも開始1時間前に来て、自己学習する生徒さんたちの熱意には頭が下がる。
 そうした生徒さんたちを陰日向になって導いた講師が終盤に体調を崩した。過大の負担をかけていたことをNさんと共に反省したが、大事に至らず元気に復帰できそうなことがわかった。とても嬉しい。無理のない形で充実したPPSの運営を来期もして行きたいと思っている。「

梅見 2004・3・17

 定休日はあまりに暖かすぎたので、山行きを月ヶ瀬の梅見に変更した。
         春霞のような風情はもう花見へと気持ちを誘った。



 

第三火曜日 
2004・3・16

 今日は定休日独り言も御休み。


かへりみて己を知るへし 2004・3・15
 会津八一の学規その2に「かへりみて己を知るへし」とある。もちろん、学び舎における教え子への言葉だが、八一自身への戒めでもある。
 八一は、常に自己を反省し、自分という存在を見据えよと諭す。自己を過大にも過小にも評価してはいけない。自己の現状を正しく把握し、己の未熟を認識しながら、学問における精進と努力をせよと言う。ソクラテスの「汝自身を知れ」とは意味合いが異なるが、人生にとって示唆に富んだ言葉だ。
 明日は第三火曜日(休み)なので、「己を知るべく」雑多な日常を忘れよう。でもきっと「小人閑居して不善をなす」になりそうだ。
       
迷惑メール 2004・3・14
 最近、SURUME、PAZL、PPS(1号機)で迷惑メール(スパム・メール)が急増した。PPS2号機などには来ていないので、HP上でのメールアドレスの公開が主要な原因らしい。SUのHPでメールの公開を止めたが、時すでに遅しで迷惑メールは減らない。アウトルックエクスプレスには、迷惑メールを削除する「送信者を禁止する」設定があるが、それでは追いつかない。ネットで調べてみたら、多くの人が困っており、対処に大変苦労している。ネットから以下をコピーした。参考に!
 ・迷惑な広告宣伝メールに対して、返信しない。配信拒否の返事をしない。
 ・Webサイトや掲示板で、メール・アドレスを公開しない。
 ・仕事に関係のないメールには、個人用のメール・アドレスなどを使う。
 ・他人にメールを送るように勧めるチェーン・メールは無視する。
 ・社外の複数の関係者にメールを同報するときは、bcc欄にメール・アドレスを入力する。

ポートタワー 2004・3・13

義兄と義姉

 四日市港管理組合が運営する100mのポートタワーは、平成11年8月に完成した。ビル前には二つのミニ公園があり、休日には子ども達が喜んで遊んでいる。14階は展望展示室になっており、360度見渡せる。四日市と伊勢湾、さらに知多半島も見ることが出来る。全体にコンパクトな施設だが、春の陽気に誘われて、天気の良い日に霞たなびく四日市を見下ろすのも一興だ。

泣き泣きもよい方をとる形見分け(柳多留) 2004・3・12
 田辺聖子が表題の江戸時代の名句と比較して、新聞投書欄にあった「父が逝き身内の欲が表に出」と言う、たどたどしく下手な句に日本語の衰退を見て嘆いている。ことわざや句が日常生活の中で伝承されないことに一因があるという。日本語を無視するマスメディアの影響も大きいだろう。
 昔、大新聞の短歌投稿欄に会津八一の名歌とそっくりな歌(盗作)が入選していた。すぐに新聞社の文芸部に電話をかけると、すでに沢山批判の電話をもらったと詫びていた。問題は文芸部ではなく選者だ。この欄の有名な選者からはお詫びの掲載もなかった。
 日本語の衰退も心配だが、勉強不足のエセ文化人の横行も困る。文化の衰退がエセ文化人の横行を許しているとも言える。

オタク 2004・3・11
 アナログ音源(落語)のデジタル化にハマッテいる。使っているのは、レコードやカセットテープなど、アナログサウンドのデジタル化が出来る「Sound it!」というソフト。1時間のカセットテープをCDに焼き付けるまで、効率よく行っても2時間はかかる。10年ほどかかって作ったカセット300本弱をCDにするには気が遠くなりそう。でも、もう70本ほど済ませた。これこそ「オタク」と言わずしてなんと言うのだろう。この言葉は嫌いなのに!
        画面に出てくる19?の落語、貴方はいくつ知っていますか? オタクより)
注 オタク
二人称の「おたく(御宅)」を語源とし、多く「オタク」と書く。特定の分野・物事を好み,関連品または関連情報の収集を積極的に行う人。狭義にはアニメーション・ビデオ-ゲーム・アイドルなどのような,やや虚構性の高い世界観を好む人をさす。

子犬 2004・3・10
 愛犬が亡くなって9年になる。25年ほど前に買った子犬はその日に病気になり、獣医の手当ても虚しく一週間で死んだ。ペットショップが店頭渡しだから保証しないと言ったので、新米の仕事のない弁護士(後輩)が面白がって、「瑕疵(かし)物件=きずものを売った」と裁判にした。これには裁判所も困って、どうか調停にしてくれと弁護士に頼み込んだ。
 先方が随分懲りたようなので、最終的には代金と治療代の半金で手を打った。弁護士費用は無し。その金で二人で飲んだ。
 最近、また子犬が欲しいと思い出した。信頼できるところから良い犬を授かるといいのだが!友人がメールで「5歳、メス、小さめのゴールデンを飼って下さる方ご存知ありませんか?」と言って来たが、ゴールデンでは我が家には大きすぎる。   ホワイトピア(3・7)

たそがれ清兵衛の母 2004・3・9
 二人の仲良しが話している。Aテレビのたそがれ清兵衛、良かったね!B何言ってるの!2年前に一緒に映画館で見たでしょ! A行ってないよ!B行ったよ!」と繰り返すが、お互いに自信なさそう。SUは笑いながらあきれて見ていた。
 最近、Aは体調が悪く注意力と記憶力が落ち、年長のBは貧血で倒れて顔をしこたま打った。清兵衛の痴呆の母ほどの年でないのにと、時々ちゃちゃを入れてみた。
 清兵衛に「あなたはどちら様でしたでしょうか?」と言う母は痴呆だけど幸せそうだった。高齢化の日本ではあちこちで見られる風景だが、清兵衛のような温かい介護があるといい。

モウケッコウ 2004・3・8
 浅田農園の会長夫妻が自殺した。痛ましいことだ。養鶏一筋で真面目に頑張ってきた人だろうが、事業が巨大化する中でどこかにボタンのかけ違いがあったのだろう。「進歩という言葉で人間性を無視し、利潤のために人をないがしろにし・・」ということがなかっただろうか?
 某大臣が鳥インフルエンザ騒動で「モウケッコウ」と一言発して、シャレのつもりなのにマスコミで叩かれた。会長夫妻を自殺に追い込んだ要因はマスコミにもありそう。人を追い込むような取材は感心しない。そんな取材こそモウケッコウ。
 落語にこんな小噺がある。「またのお越しを!」「てめえの店なんかには牛と狐だ」「え!?」「モウコンコン!」 商売にこれは禁句だ。

日曜はダメよ 2004・3・7

帰路、この後渋滞に

 平日、奥美濃のスキー場は3時間ほどで行ける。初めて日曜に出かけた。AM5時過ぎに出て友人宅を廻り、渋滞に堪えて滑り始めが9時半だった。休憩は昼食1回のみで、PM2時に渋滞を避けて帰路につく。それでもコーヒータイムと軽い夕食をして帰宅したのは5時間後だった。過去には急用で2時間ほどで帰って来たこともあるのに!
 もう、日曜は行きたくないと思った。運転は頼もしいO君とキリンがしたのでSUは寝ていたけれどね。

たそがれ清兵衛 2004・3・6
 昨夜はテレビで放映された。同時にサッカーもあったので、録画して今日見た。なかなか面白く、いつもは居眠りするのに全部見てしまった。家族はラストサムライより良いと言い、友人はたいした事なかったと言う。
 「5時まで男」で「たそがれサラリーマン」だった頃を思い出した。清兵衛のように病人や子育てがあったわけではないし、信念があったわけでもない。単に山の神が怖かった?
 会社ではうだつが上がらなかったが良い事もあった。嫌な上司との「5時からお付き合い」はなかった。そのうち、首になるかと思っていたら、先に会社がこけてしまった。

ふかくこの生を愛すへし 2004・3・5
 会津八一の「学規」のこの言葉は彼の人生観が凝縮されている。随筆でこう語る。
生命は束の間なれども、藝術は永遠なりなどと云ってみても、つまりは人生あっての藝術にちがいなかろう
 今ある生、生きていることを大事にする。深く人生及び人間を愛することが、芸術や学問の根底になければいけないと教えているのだ。
 進歩という言葉で人間性を無視し、利潤のために人をないがしろにし、正義の名の下に戦争をする。とかくこういう流れになりがちな世の中で「ふかくこの生を愛すへし」は千鈞の重みを持つ。隣家のおじいさんの野辺の送りが「生」を喚起した。

通 夜 2004・3・4
 従来、組の仕事は夫婦で出て葬送をお手伝いすることだったが、組の合併で大きくなったため、一家に一人だけでよいことになった。その上要請がなかったのでのんびり出かけたら、通夜の受付がいない。斎場の職員に首根っこをつかまれて、受付の席に置かれてしまった。早めに来た近所の娘さんも引っ張り込まれた。
 喪主の人脈の広さと告別式が平日なので、次から次へと「香典」が目の前に。参った!でもなんとか処理して帰ろうと思ったら、組長さんと職員に「今日で慣れたから明日もしなさい」と言われてしまった。う〜〜ん!明日は早めに出かけるが、手馴れた組の長老に礼を尽くして受付をお願いしよう。

高 齢 2004・3・3
 三浦敬三(100歳)は果敢にスキーに挑戦する。プロスキーヤー三浦雄一郎(71)の実父だが、孫、ひ孫を入れた4代で2月28日100歳記念スキーを成功させた。
 以下は友人のメールから引用
 「平均65歳というスキーお化けの仲間と、5日間の楽しいスキー旅行に行きました。最高齢70歳の先輩は70をクリアしたから、次の目標は80まですべることと、意気軒昂です
スキーは中高年のスポーツなのだ。SUもまだまだ挑戦できる。
 隣家の93歳のおじいさんが「お世話になったね」と静かに語ってお亡くなりになった。明日は御通夜、明後日は告別式。SUの山行きは中止に。Nさんとはまたすれ違うのかな〜?
                                  (パズルランド掲示板参照)

君の名は 2004・3・2
 「忘却とは忘れ去ることなり。忘れ得ずして忘却を誓こう心の悲しさよ・・・」このナレーションで有名な「君の名は」はすれ違いすれ違いの連続するメロドラマ。放送時間に銭湯の女湯が空になるほどの社会現象になった。1952年4月から毎週木曜日夜8時半から2年間、約100回放送されたが、録音は3本しか現存してない。NHKは失われた「音」の掘り起こしに取り組むと言っている。 
 仲間達の動画を撮る事になった。今回はNさんだが、撮影するSUとすれ違いすれ違いで、2月下旬完成予定から大幅に遅れている。Nさんは男で恋人でもない。それなのにこうもすれ違うのは何か赤い(黒い?)で結ばれているのだろうか。赤い糸は美女と結びたいのに。

日々新面目あるへし 2004・3・1
 秋艸道人・会津八一は「学規」を作成し、自ら及び教え子達の範とした。
  学 規
       ふかくこの生を愛すへし     かへりみて己を知るへし
       学芸を以て性を養うへし    日々新面目あるへし

 どれも胸に響く言葉だが、特に「日々新面目あるへし」は力強い。昨日までの己に満足せず、いや否定するぐらい日々精進すべきと教えている。SUの尊敬する会津八一のこの言葉を3月春のスタートにしたい。
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