年の終わりに! 2004・12・31(金)
 SUの12ヶ月を振り返る。
  1月 落語のカセットテープをCDに焼き付け始める。(半年かかった)
  2月 鳥インフルエンザから人間存在を考えるふりをして、実際はスキー三昧。
  3月 偶然、熱海・坪内逍遥宅の八一書の扁額「双柿舎」に接する。ラッキー。
  4月 横浜首位に返り咲く!万歳(4月29日) 三日天下、う〜!
  5月 めだかと鈴虫に囲まれながら、高遠菜穂子さん達へのパッシングを憂う。
  6月 〜〜〜

 いけない!10大ニュースを5大ニュースにして辛抱したNさんからクレームが付きそうだからここでやめよう。(愉快な雑記帳12月29日参照)
 振り返るとたいしたことはしていない。逍遥や八一に叱られそうだが、来年もアバウトで怠惰な生活を続けそう!それでは、皆さん良いお年を!!

知足 2004・12・30(木)
 「足るを知る」とは老子の言葉で、みずからの分をわきまえて、それ以上のものを求めないこと。「衣食住は知足すべし」と坪内逍遥は、創立当初の早稲田中学の生徒の前で言う。豊かすぎて、物質的に横着になっている今には耳の痛い言葉だ。
 ただ、この時、逍遥の主眼は「学や徳や志」の世界では「足ることを知らざれ」だった。慢心せず、貪欲に向上心を持ち続けよと生徒達に訴えたのだ。昨日に続いて逍遥の言葉を引用した。

 本中学の気風を作れ(坪内逍遥)より
(2)謙謙足ることを知らざれ。
自ら足れりとし自ら満てりとす。故に慢心し故に緩怠し故に退転し故に腐敗す。万霊中人ひとり向上的動物なり。人は努力向上せんが為に生まれたるなり。衣食住は知足すべし。学や徳や志や身を終わるまでも限るべからず。無限前進之れを座右の銘とせよ。

世間右すれば右し・・・ 2004・12・29(水)
 「世間右すれば右し左すれば左すらんは、流水に從ふ死魚の徒のみ」(坪内逍遥)
 今年を締めくくるに適切な言葉に出会った。政策や内実を吟味しないコイズミ人気、信じられない自衛隊イラク派遣への支持率、いたずらに北朝鮮への経済制裁だけを煽る国際的な視野の無さ!これらにこの偉大な先人の「盲従を止め、独立した精神を養って自らの判断を持って行動せよ」と言う言葉を送りたい。昨日この言葉に出会って溜飲の下がる思いがした。

 本中学の気風を作れ(坪内逍遥)より
(1)特立特行の精神を確立せよ。
人の性質は、其の面の如く殊なり。徒らに他人の所為を学び若しくは時尚時風に倣はんは是れやがて自家の天性を殺すにひとし。自家は自家たり。何を苦しんでか他人の所為を盲倣せん。其の性の美を発揮せよ。性に率うて其の天賦の職を遂げよ。世間右すれば右し・・・


風邪 2004・12・28(火)
 こんな時期に夫婦して風邪をひいてしまった。微熱があると物憂い。年末ですることが沢山あるので、無理をせずに回復に努めている。回復法は風邪薬を飲んで洋画のビデオを見ながら、横になり眠ること。
 明日からは家族が寄って来る。この際、まだまだ残っている年末の仕事を息子達に手伝わそう。正月休みは2日間だけ、商売は休みが少ないのが辛い。

大津波 2004・12・27(月)
 現在死者が2万人を越えると報道されている。これだけ大きいと自然の力に人間は無力だと思い知らされる。出来ることは、被害を小さくするための日頃の対策と努力だろう。海に近いところに住んでいるので、我家では突然の大津波なら諦めようと話している。
 PPS講師の旦那さんが、スリランカに帰国していて、安否が気遣われたが、内陸部にいたため無事だったと連絡があった。
 彼女から以下のようなお願いが届いている。
 「 被害を受けた地域では、完全にもとの生活が営まれるようになるには相当時間が
  掛かると思いますが、また何かの形で皆様のお力を借りると思います。その節には
  よろしくお願いします


入江泰吉 2004・12・26(日)
 今年の心残りがもう一つあった。奈良の少女殺害事件が未解決なことだ。写真家入江泰吉が「この地ならではの、美しくも、しみじみと、心に泌みいる情緒がかもされている」と表現した奈良での惨劇は許されない。
 注 入江泰吉(会津八一全集第一巻附録より)
そのまほろばの地大和に培われ開花をみた高度な文化、仏教を中心にしたそれらの文化遺産のかずかずが、千年の風説にいぶされ、美しく豊かな自然のうちに溶け込み、風物一体をなしている。そして、その景観の陰に古代史が、さらには、その時代に生きる人びとの息吹きが宿されていて、この地ならではの、美しくも、しみじみと、心に泌みいる情緒がかもされている。」   

師走 2004・12・25(土)
 しめ縄と言えば、昔は商店街の露天で売られるのが定番だった。真っ暗になってから、今年の商いを終わろうとする商人相手に値切ってしめ縄を買っていた親を思い出す。でも、今はどこでも売っている。スーパーのレジ横で、ついでに買うのはなんとも風情がない。と言いながら、我家は通年使えるしめ縄を使っている。これも味わいがない。
 ともあれ、今年は後数日、するべきことをして快く新しい年を迎えたい。心残りはたった一つ「雪やこんこんあられやこんこん」と毎日雪乞いをしている。

アメブラ2 2004・12・24(金)
 「アメリカのプラモデル頂戴!」と得意げに皮肉を込めて今日言われた。困ったことだ!
 会津八一の下記の解説を要約すると
(優れた古語を尊重しながらも)言語は頑迷に拘るべきものではない。新語・造語には従来の良さを失うことなく、さらに新しい意味を加えよ!」となる。言葉は大事にしたい。

 造語は・・・許さるべきことにもあれば、ひたすら幽遠なる上古の用例にのみ拘泥し、死語廃格を墨守すべきにあらず。新語、新語法のうちに古味を失わず、古語、古法のうちにも新意を出し来るにあらずんば、言語として生命なく、従って文字として価値無きに至るべし。

 西大寺四天堂にて
      まがつみ は いま の うつつ に ありこせ ど 
               ふみし ほとけ の ゆくへ しらず も  
 (八一

        (まがつみは今のうつつにありこせど踏みし仏の行方知らずも)

アメブラ 2004・12・23(木)
 「アメブラ頂戴!」「エッ!何なの?アメフトは知っているけど、アメリカのプラモデル?それともブラジャー?」 若い子の言葉はわからない。「ツメシボ取って!」 これもわからない。その上、感覚的に嫌なリズムの言葉だ。
 言語は時代や人によって変化していくから、いたずらに従来の日本語に頑迷にこだわるわけではないが、とても日本語として生き残れないと思われる「造語」は伝達能力もないし、それ以上に不愉快だ。
 ところで上記の語は「アメリカンコーヒーブラック」と「冷たいオシボリ」だった。
                                      鷲ヶ岳に動画を加えた)
忘年会 2004・12・22(水)
 後期の大掃除も麻雀会(4回戦)も無事終了したので、慰労を兼ねて昨日の定休日はSU家忘年会。奮発してふぐ料理にした。
 忘年会は夕方5時半からなので、キリンと相談して鷲ヶ岳に初滑りに出かける。朝5時、2時間寝たSUが運転、寝ていないキリンを車内で寝かす。7時半着、準備して8時から午後2時まで滑り、帰路はキリンの運転で帰る。補助席で寝ずに話しかけていたが、時々揺れるのでメーターを見ると恐ろしいことに130キロ出ている。
 「130キロの時は半分寝ていました」とふぐを食べながら白状したキリンは、宴半ばで寝てしまった。宴席場で寝たら参加者1人に1万円の罰金になっていたが、まだ貰っていない。給料から天引きしようか悩んでいる。

第三火曜日 2004・12・21(火)
 今日は定休日独り言も御休み。

      葦辺行く鴨の羽がひに霜降りて寒き夕べは大和し思ほゆ    志貴皇子


携帯電話とデジカメ 2004・12・20(月)
 SU家の年配のお客さんは新しい携帯電話を買うと若いキリンのところに持ってくる。設定や操作を頼みに来るのだ。もちろんSUも時々頼む。そのキリンも多種多様の携帯の細かいところまで行くとお手上げになる。「取扱説明書を持ってきてください!」とお願いする。
 最新式のデジカメを生徒さんが持ち込み、取扱説明書無しで操作を教えろと言う。高価なデジカメをたくさん持っているわけがないから、こちらはパニック状態。冷や汗をたらしながら、何とか説明するが難しいとギブアップして「説明書を!」と叫ぶ。「SUさんは何でも知っているからいらないと思って!」と言ってくれるのは嬉しいが、インストラクタ達が背後にいるから対応できるだけなのだ。
 皆さん、説明書は大切にしましょうね。

サンタクロース 2004・12・19(日)
 年末はいろいろなところに現れる。友人のHPではK教育長という偉い人だった。知人は勤めているマックスバリューでサンタさんになってプレゼントを配った。彼は23日にケーキを届けてくれる。でも、有料で注文したからだけどね。
 友人Nがさっきまでいて「しまった!」と叫んだ。「何?」と聞くと「息子へのサンタの贈り物を買っておくのを忘れた」と言う。この子は中学1年生だけど、まだ靴下を吊るしてサンタにお願いをしているそうだ。なんて楽しい可愛らしい話だろう。緩斜面の多いゲレンデを「しょーっも無い!」といつもけなすスキー仲間の大人よりはずっと夢がある。

渾齋(こんさい) 2004・12・18(土)
 会津八一の代表的な随筆に渾齋随筆がある。長い間、この渾齋の意味がわからなかったが、八一の解説によるとこれは齋號(さいごう)、では齋號(斎号)とは?
 渾齋とは私の齋號の一つで、秋艸堂とともに・・・・・・
 「齋」と言う字は「書齋」、「畫齋(がさい)」などと言って、文字を書く部屋、畫を書く部屋、
 又は本を讀む部屋など言ふ意味に用ひ、一階でも二階でも三階でもかまひません。
 この點は、「樓」が二階でないといけないのとは違います。

 渾齋とは八一の部屋の名から付けられた号だった。号とは雅号(学者・文人・画家などが本名のほかに用いる名)のこと。
 自分の世界の感動を今日は皆さんに勝手におすそ分け。さらに「渾」は老子の「渾トシテ其レ濁レルガ若シ」から来ているが、これは別の機会に押し付けよう!!

光の贈りもの2005 2004・12・17(金)
 12月4日(土)にスタートした光の贈りもの、18日は「100万人のキャンドルナイト」が開催される。このキャンドルナイトの代表はスローライフを提唱している人だと聞いている。人工的なライトを消して、ろうそくのわずかな灯りの中で夜空を眺めると日常で見失ったものが見えてきそう。駆け足で走っている今をちょっと止めて、違った視点でまわりを見まわしてみる。地球という大自然の中で産み落とされた人は、自然の中で安息出来るはず。

20回戦 2004・12・16(木)
 SU家第2回麻雀20回戦が終わり、ヒラタビクトリーが優勝した。今から30年前に麻雀三昧、有名な麻雀放浪記の世界を歩いたような男。女性にもモテた。ただ、遊び人なので運から見放されるとひどいものだった。転がり込んでくる度に面倒を見た。
 音信不通で時が移り、現れた時は歯の抜けた普通の中年のおじさんになっていた。よもや優勝とは思わなかったが、昔取った杵柄とはこういうことを言うのだろう!
 長期の20回戦は実力を表すと思っているが、第1回にワンツーフィニッシュしたおかちゃん・キリンの二人がラストからワンツーだから、勝負の世界は面白い。
 
荷おろしうつ病 2004・12・15(水)
 お医者さんと話していたら「におろしうつ病と言うのもありますよ」と言われた。「におろし」の意味がわからないので、聞き直しておおよその見当はついた。1月に大事な行事があるのでその後を指して言うのだ。
 新しいボキャブラリーなので、会う人ごとにその話をしている。ストレスの溜まる大きな仕事を終えた瞬間の病らしい。考えれば過去にはそんなことがあったような気もする。
 1月以降にもそんな状況がありそうと知人に話したら、「SUさんに限ってそんなことはないですよ!」と言われた。ストレスの溜まるような生き方をしていない事を看過されているようだ。

 荷おろしうつ病
 
長期間にわたる大きな仕事を終えた後にうつ病になってしまうことを、特に荷おろしうつ病と言います。毎日毎日働きっぱなしでストレスフルな生活をしていて、いざ仕事が終わってみると脱力感、虚無感に襲われ、無気力、抑うつ状態に陥ります。
  通常、うつ病はストレスが加わることによって発症しやすくなりますが、荷おろしうつ病はストレスがなくなることによってうつ病となる特殊なケースです。ストレスから解放されてほっとしたときにうつ病になってしまうなんて、なんだか変な感じがしますが、実際に荷おろしうつ病になるケースは少なくありません。大きな仕事、子育て、親の介護が終わったあとに荷おろしうつ病になることがあります。


草むしり3 2004・12・14(火)
 先月、駐車場の草むしりをし、パンジー2株と龍のひげを植えた。隣の奥さんも水遣りを手伝ってくれる。さらに草むしりを続けていると近所の人が来て、草や壊れた側溝のことを地主さんに言いに行こうなどと大事になりそうになので中止した。
 借りたのは1台分、空きになっている他の2台分まで草を抜いたのだから目立ちすぎた。反省!ただ、残念なのはパンジーが1株枯れたこと。土が悪いから仕方がないので、新たに植えようと思っている。
 忘年会(昼食)、パソコン関連、スキーツアーの打ち合わせなどに時間を取られてパンジーを買いに行く暇がない。明日は買ってこよう。(本業はきちんと合間にしているけど!?)

天白川 2004・12・13(月)
その1
 コンクリートで固められた味気ない堤防で一昨日新聞を読んでいた。とても人間の住む所ではない、と怒りが!  
その2
 ところが、この汚い川の中に鳥達が暮らしている。魚も時折飛び上がる。その魚をめがけて飛来する大小の鳥もいる。
その3
 甲羅干しをする亀は一見のどかな眺めだが、こんな環境でかれらはいつまで行き続けるのだろう?水俣を思い出す。

 地球の温暖化で近い将来、北極・南極の生物は死滅すると言われている。CO排出量は、アメリカが一番多く、全体の36%、EUで24%、ロシアが17.4%、そして日本が8.5%。京都議定書(温室効果ガス削減のための議定書)から逃亡したアメリカが恨めしい。
 「温暖化で雪が降らないから? うん、それもある

エッ?!! 2004・12・12(日)
 便利なUSBフラッシュメモリが奥さんから手渡されたのは半月前。
  「選択したワイシャツの胸のポケットにありましたよ!
  「え〜〜〜!」と絶句。
 濡れているし、パーになったと思ったのでパソコンの上にずっと放置しておいた。新たに手に入れたメモリが見当たらないので、今朝洗濯済みのメモリを使ってみたら悪くなっていない。思わず「ラッキー!」と叫んでしまった。今日もよつばの会の人に言ったばかり。「パソコンは衝撃と水には絶対ダメですからね!

タイヤ交換 2004・12・11(土)
 こう暖かくてはスノータイヤにする気にならないが、大雪を期待して今日交換した。事情があって名古屋の鳴海にある工場で行った。
 伊勢湾岸道が東名に直結したこと、土曜日だということで、23号線を走って1時間で行くはずだった。ところが世の中は甘くない、道路工事による規制で庄内川の手前からずっと渋滞、結局1時間半かかった。タイヤ交換の1時間余の間、コンクリートで固められた天白川の堤防から水鳥を眺めて新聞を読んでいた。
 帰りは大回りして伊勢湾岸道を使い40分で帰った。15分間、1350円の高い通行料のおかげである。
  伊勢湾岸道の東名直結は今日(12日)からだった。う〜〜〜!それなら23号線の工事は今日からにして欲しかった。

年賀状2 2004・12・10(金)
 日頃は眠っているようなプリンタがこの時期になると大活躍する。順調に印刷できれば良いが中には使えなくなるものがある。
 「買ったショップに持って行ったけど、修理が12000円かかると言われた。新品は19800円です。中古は・・・・」と生徒さんから相談の電話がかかる。保障期間(1年が多い)が過ぎるとパソコンショップの扱いは極めてシビア、仕方がないとは言え、もう少し対応の仕方があるのでは?と思う店がある。今回のショップは対応が悪く、SUはあまり評価していない。
 「新品を買うから、PPSに今のプリンタをあげるよ!」と言う気前の良い生徒さんもいる。これはありがたい。
 ところでWin98SE用(WinMe、XPはダメ)のプリンタが一台あるので必要な人に無料提供します。どなたかいりませんか?高くはありませんが捨てるのはもったいないプリンタです。

年賀状 2004・12・9(木)
 PPSの年賀状講座がほぼ終わった。生徒さんたちが素晴らしい賀状を作っている。今年初めて挑戦したSさんは、宛名のグループごとに複数の賀状(裏面)を作り、プリンターまでPPSに持ち込んで印刷した。「プリンター持ち込みはPPS史上初めて!!」とスタッフが感心していた。こんな「熱い賀状」をもらう人は幸せだ。
 SUの賀状は全てスタッフに作成してもらう。「Sさん(上記の)がSUさん宛の賀状を作ってみえたので、Sさん宛も作っておきましたよ、返事を書かなくていいように!」 なんと気がきくスタッフではないか!物事はかくありたい。

拉致問題 2004・12・8(水)
 めぐみさんの「遺骨」が偽だった。とても残念なことだ。聡明な知人が日本を馬鹿にしていると激昂し、経済制裁を!と主張する。国家間には政治経済さらには民族問題が存在する。両国間の将来が一番いい形で推移するためには何が重要か?何を大事にしなければいけないか?を考えないと選択を誤る。為政者は難しい岐路に立っていると言える。
 息子の年代の若い人と少し話をした。今日の愉快な雑記帳でNさんが嘆いているが、現・近代史の知識が乏しい。日韓併合って何?と聞かれて卒倒するところだった。アジアでの日本の歴史も世界的な冷戦の時代もパレスチナ問題もほとんど知らなかった。彼らが「世論と言うもの」に煽られて価値判断し、行動するとしたらとても怖い。Nさんじゃないけど、歴史を学習して!と叫びたくなる。

哀歌 2004・12・7(火)
 毎日新聞連載の「哀歌」(曽野綾子)が完結した。作者は以下のように言っている。「ルワンダの悲劇そのものを書いたわけではないが、アフリカの悲劇とそこで犠牲になった宣教師や修道女の姿を通して・・・
 1994年、ルワンダでフツ族ツチ族の対立が原因で、わずか100日間に約80万人の虐殺事件が起きた。国連平和維持軍は、凄惨な民族浄化の大虐殺を防げなかった。特に国益に合わないと考えたアメリカの主張にそった国連の決定による平和維持軍の撤退が大きな悲劇を起こした。イラクと比較すれば良くわかるが、国益を満たすだけのアメリカの「正義」が検証されなければいけない。
 日本人修道女を主人公にした「哀歌」の単行本が来春刊行される。一読を!

買い物 2004・12・6(月)
 来客用の布団と年末セールのための賞品を買いにパワーシティに出かけた。布団屋さんに行ったので必然的に賞品はその類になる。新しい(?)商品名を知らないので「○○○って何なの?」と聞いたら、奥さんが「えっ!そんなの知らないの?」 「・・・・・
 SUのもう一つの目的は25年以上使っているスキーバッグの新調だが、オーソドックスな型のバッグは全く無い。あきらめて出ようとしたら、奥さん曰く「この店には入りたくなかった。またいろいろ買ってしまった
 結局、SU個人が買ったのは490円の旧型マウスのみ、貧乏性なのだ。

懇親会 2004・12・5(日)
 よつばの会の懇親会に参加した。60時間かけた交流会とパソコン講習の慰労である。川越町を中心に19家族の方たちが活動している。ほとんど若い人達だが、46才のお子さんを持つお父さんの訥々としたお話をお聞きした。高齢からくる先々の心配の話である。
 会は若い人たちの力で平成20年に自分たちのホールを作ろうとしている。そうすれば、このお父さんも安心できる。1億何千万という資金集めの課題がある。完成間近のホームページがその活動の一助になればと改めて思った。 

古いパソコン 2004・12・4(土)
 パソコンを廃棄する場合、デスクトップ型一式で4500円かかる。古くなったパソコンは使い勝手が悪かったり、故障の恐れがあるのでなかなか有料で譲渡しにくい。アフターサービス無しで譲渡する場合はほとんどタダに近い。
 パソコンスクールにある古いパソコンを初心者に薦めていたら、手持ちのパソコンが壊れた人から連絡があり、そちらに有料で嫁入りした。SUが少々改造し、能力アップしたものなので値打ちになっている。故障しないで長く働いてくれることを願う。
 友人のノートパソコンも古く、一部欠陥があるので廃棄を薦めていたら、それで充分と言う人に無料でもらわれて行った。ノートパソコンの廃棄には2000円かかるので、これもめでたいことだ。

シニア 2004・12・3(金)
 友人Nが来たので、キリンを連れて久しぶりにスナック「さくら」に出かけた。わいわいがやがや騒いでいたが、「SUさんは冬になったらやって来る」とママに言われる。正解!スキーツアーの打ち合わせを兼ねてなのだ。仲間内ではこのママが一番上手、二人でツアーを1月の連休に決めた。
 帰ってから、行き先をいろいろネットで見てみたが、やたらシニア割引料金が目につく。嬉しいやら哀しいやら!!
     4500円→2000円(チャオ御岳) 3800円→3000円(朴の木平)
     4500円→3000円(栂池高原)  4500円→3500円(岩岳)

 20年以上の付き合いだが、このママがシニアかどうかは知らない!

法隆寺炎上 2004・12・2(木)
 今朝の朝刊によると法隆寺で焼けた最古の寺院壁画片が多数出土した。法隆寺の火災を裏付ける考古遺物が見つかったのは初めてだ。
 会津八一は博士論文を昭和8年に提出し、翌年博士号を授与された。その中の「法隆寺建立年代私考」で文献と実物(建築様式など)から論証して、建立まもない7世紀初頭の炎上を証明している。従って、現存する金堂は7世紀に再建されたものなのだ。

  法隆寺の金堂にて第1首
     おし ひらく おもき とびら の あひだ より 
               はや みえ たまふ みほとけ の かほ
 (八一
         
           (おし開く重き扉の間よりはや見え給ふみ仏のかほ)

シクラメン 2004・12・1(水)
 水沢町の生産直販店までシクラメンを買いに出かけた。かれこれ5年ぐらいになるかな?我家のシクラメンは5月まで延々と咲いてくれる。「環境と手入れがいいんですね!」と販売のおじさんが感心し 「もし10日ぐらいで弱るようなら取り替えますよ」と言う。
 宮妻峡まで紅葉狩りに足を伸ばす。暖かいからか紅葉はいまいちだが、ゆっくりと歩いて森林浴を楽しんだ。今年の紅葉狩りはこれで終わりだろう。

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