2002・7

7月の終わりを楽しいGIF画像で 2002・7・31
     

ヒヨドリ 2002・7・30
 「拙宅の庭に茂れる花ミズキにヒヨドリが巣を造った。枯れ草などを巧みに編上げたこじんまりとした巣である・・・」と千葉の友人からメールが届いた。7月半ばから巣を観察し、29日5羽の孵化を確認したと書き、10日ほど後の巣立ちまで見守りたいとある。中国では「トキ」の野生化のために野生のクロトキによる孵化と保育に成功したと言う。(今日の毎日新聞朝刊より)
 友人は東京丸の内のビジネス最先端で活躍している。そんな彼から来た優しく心温まるメールにほっとした日だった。
 
四日市祭 2002・7・29
 いよいよ祭だ。神輿を担ぐパズルランドの仲間たちの出番だ。SUは写真班ぐらいで参加しよう。
 四日市祭についてWebで見てみようとgoo(http://www.goo.ne.jp/)を開け、「四日市祭」を入力してみた。検索ヒット25件、なんと情報発信が少ないかとがっかりした。でも、びっくりしたのはその20番、秋の四日市祭と言う語で検索にかかっていた仲間のページがあった。ぜひ、見てください。
 
生命2 2002・7・28
 当時、彼はこう返事してきた。『僕は「生きること生きてること」をいつも前提とし物事を考えてきたと思う。生をアプリオリに肯定してきたのは、それを否定するのが恐かったから。だけど、肯定出来ない時が僕にもあった。自分を好きになれない、自分が人から好かれていない、必要とされていないと思っていた時、そう考えしまう時代、年齢的なものもあったと思う。当時は「悩める若者」だよね』
 6・26に「友人の20代の息子さんが亡くなった」と書いた。理由はともあれ、悲しみは続いている。近年同級生を二人も亡くした。悲劇は繰り返されないほうがいい。
 
月見草 2002・7・27
 月見草を詠んだ会津八一の歌がある。鹿鳴集・歌集を読みかえした。また「富士には月見草がよく似合ふ」と言う太宰治の言葉はあまりにも有名だ。こちらはネット上で探してみた。趣は違うが肥沃でない土地に咲く月見草の姿に何かを感じたことは共通している。
 
     会津八一 村荘雑事より
            あめ はれし きり の したは に ぬれ そぼつ
                      あした の かど の つきみさう かな

               (雨霽れし桐の下端に濡れそぼつ明日の門の月見草かな)

生命 2002・7・26
 1日に80人、年に3万人以上の自殺者があり、交通事故死の3・5倍だと言う。恐ろしいことだ。ずっと以前に友人に送ったメールにこう書いた。『「生をアプリオリに肯定」する事に確信が無い時、あるいは孤独に落ちいった時、人は「生」を否定する事も考える』 原因は数々あるだろうけど、毎日新聞は社説でこう提案する。「自分の周囲に、悩む人、孤独感を深めている人がいないか点検し声を掛け合おう。人と人のつながり、情に勝る予防策はあるまい」
 こうなると頭ごなしに法で縛って是正しようとする「お上」の姿勢を疑う。人が人として生きていける環境を作っていくことがリーダーの仕事だと思うのだが。
 
芙蓉の蕾 2002・7・25
 ずっと芋虫と戦って守ってきたが、この葉は虫に好まれるのかあちこち食べられてしまう。今日はじめて蕾が膨らみだした。きっと明日咲くだろう。花の少ない季節にピンクの大柄な花はあでやかだ。
 一年前のチャールームに載っている花とは少し種類が違うが大きく茂った葉が挿し木したバラやアジサイを守っている。  季節の花8・21
きびだんご 2002・7・24
 PM9:00、ビジネス講座を終えて帰ってきたら岡山名産「きびだんご」と一緒に奥様がお帰りになっていた。遠方の親戚宅に出かけていたが、寝づらかったと言って早めにご帰還。花の独身は5日で終止符を打った。
 ところで桂米朝の落語に「桃太郎」がある。寝物語のとき、こまっしゃくれた子供が「桃太郎」の理屈っぽい解釈をして反対に大人が寝てしまう話だが、彼の話は絶品。大ホール落語は引退したが各地の寄席で活躍する米朝の噺をぜひ聞きたいと思っている。SUの息子は小学校のとき、誕生会で「桃太郎」を演じた。
 
明るい話 2002・7・23
 遠方の友人が現状や近未来予想を考えて「ところで、なにか明るいことがほしいね・・」と言ってきた。確かにそう思うけどアメリカの株価暴落を見ているとなかなか楽観的にはなれない。でも、身近にはいい話もある。友人の娘さん(二人姉妹の次女)が8月に結婚する。聡明で美しい人だからお婿さんは「ラッキィ」!
 今日、ゴルフ連れの商店主がやってきた。彼の下の娘さんも10月に結婚する。いかつい「オヤジ」に似合わず、この娘さんも非常に美しい。人生で一番いい、そして晴れやかな時だね。組合理事長の所にも若嫁さんが8月にやってくる。みんな、おめでとう!!
 
惜しかった丸山 2002・7・22
 ラくさんじゃないけど、決勝2ラウンドはハラハラしてみていた。一打差でプレーオフには出れなかった。本人は悔しいだろうね。たった一打だから。深いラフと壷のように深いポットバンカー、三日目の悪天候などの中で優勝がシックスアンダーだからプロはすごいね。
 わが街の仲間では「おいちゃん」が格上、SURUMEは相手にしてもらえない格下、それをライバルにしようと思うのだからラくさんは??最近左肩が上がらなくなってきたので、お誘いを受けているプレーやマイコンペをどうしようかと悩んでいる。だからラくさんの挑戦はあっても断ろう!
 
暑いねー 2002・7・21
 ほとんどノシイカ状態になった。この暑さで深夜族が昼まで寝ようとすると相当の努力がいる。長い間、午前中のお付き合いや電話をお断りしてきたので安眠は確保しているが、屋根を焦がす太陽は防げない。
 昼から兄夫婦がやってきた。だるかったがパソコンを触りながら話している内に元気になった。PCを捨てて・・・・のつもりがPCにとっぷり浸かっている毎日だ。

クーラー病 2002・7・20
 クーラーは苦手だが、営業中は仕方が無い。ちょっとでも暑いと文句がでる。長袖を着たり脱いだりしながら調整するがどうしても夏場に体調を崩す。今日はちょっとしんどい。理由を考えても仕方が無いが、まずはクーラー病、次に考えられるのはパソコン病、久しぶりに本業が忙しかったので働き過ぎ病、等々考えたが本当は怠け病が出たかな?!
 ともあれ早く帰って寝よう。「海へ行こう!」が願望の願望になってしまう。
 
静けさ 2002・7・19
 人声が無くてもいろんな設備がある店内は「音」だらけだ。クーラーの音、換気扇、冷蔵庫のファンの音・・・・。そんな中でパソコンの音は気にならない。だが、自宅の私室はエアコンが壊れてからは全く静かなので、パソコンのファンの音やファンに共鳴した本体の音が室内を占領する。昔、深夜に時計の針の音が気になったようなものかな?
 水冷式パソコンの話が新聞に書いてあった。静かなパソコンをメーカーが本気になって考え出した証拠だろう。だんだん衰える聴力には環境が静かなのはベストだ。
 
暑中お見舞い申し上げます 2002・7・18
 故障でパソコンが一ヶ月メーカー送りになった方がのんびりした時間の流れを感じ・・・と新聞に書いていた。PCを離れて海へ行こう!!SUの願望。


酢豆腐 2002・7・17
 湯飲みをとるタイミングまで流れに入れ芸を練り上げた桂文楽が高座でつまって「勉強して出直してまいります」と言って帰らぬ人になったのは有名な話だ。円生、志ん生とならぶ昭和の名人だ。ただ律儀すぎる芸を嫌い、破天荒に近い志ん生を愛した人が多いのも事実だ。同時期の小さんが逝き、米朝が大ホール落語から引退した。志ん生の次男「志ん朝」も逝った。さびしい限りだ。江戸前の気風と軽妙な話芸で艶やかに演じた志ん朝の「酢豆腐」を最近は子守唄にしている。暑さから日持の悪い豆腐をなんとなく思って書いたが、時代を担う落語家がいないのは寂しい。素晴らしかった「桂枝雀」はもういないしね。
 
定休日 2002・7・16
 のろのろ起きて部屋の片付け。ちょっとした買い物をして、友人の店で他愛ない話。鈴虫の世話をし、草抜きをしながら隣のプリン(犬)とお話。(途中、恐怖のNさん電話も入ったけどね)プリンの飼い主・隣のお嬢さんが杖をついている。骨が弱くなる難病、歩行困難も予想されるので本人はパソコンを習いたいと言っている。お手伝いするよと言ったけど笑顔で話してくれたのが救いだった。

表現の自由 2002・7・15
 社会が豊かに発展していく為の条件として「表現の自由」がしっかりと保障されなければいけない。歴史をみれば一目瞭然だ。でも「自由」には試行錯誤しながら作られてきた「ルール」と言うものもある。批判のないところに進歩はない。だが、批判の為の批判であったり、無用な誤解を招くことがないように配慮して展開すべきだろうね。そんなことを改めて考えさせられた昨夜からの「掲示板投稿」だった。充分に内部討論をして「見解」を掲示した。ご理解を!
 同時にこうした批判を頂くには何らかの素地があるやも知れない。関係者が常に自らを律して日々努力していかねばとあらためて思った。
 
祇園祭 2002・7・14
 日本三大祭の一つ「祇園祭」は、祇園にある八坂神社の千年を超える祭礼です。お祭を代表する32基の山鉾による、宵山と山鉾巡行には毎年多くの見物客が訪れ、暑い京都の夏にさらに熱気を加えます。15日宵々山、16日宵山、17日山鉾巡行と続く。
 今日訪れたK君、昨日来たY君や諏訪神社のN君は一時期京都で一緒に過ごした同級生。K君とひとしきり祭の話をしたので行きたくなった。ちょうど16日が定休日だが、奥様が歯の治療なので外出不可、自宅の掃除を仰せつかっている。
 息子が京都の大学に行っている鹿鳴人さんから「山鉾」の写真が届いている。明日、パズルランドに掲載予定です。
 
悲 劇 2002・7・13
 ちょっと前に、岡山の方で行方不明になっている医者の奥さん「タカハシタエコさん」は僕らメルヘングループの同級生だった。非常に優秀な人でT大に行った同級生が目標にしたという。無事であるといいのだが。
 東京からやってきた同級生に話したら、よく覚えていて彼女とNさんKさんは仲良しだったという。彼が語るのは魅力的な女性に限定されるので、なるほどそうかなと思った。当時はNさんしか知らなかったが、後の二人が有能な人なのは間違いない。

ゆっくりするつもりが 2002・7・12
 どこで間違えたかハードになってしまった。あれもこれもと思ったら仕事の山、その上新たな仕事も舞い込んだ。なんとかクリアするつもりだけど。雑記帳・梅ワールドはさすが、心配したがやっぱりパズルランドの大スターだった。メルヘングループのHPも素晴らしい速度で進化している。手抜きは「SURUMEの部屋」だけ。
               (今日の雑記   鈴虫3籠 20匹ほど嫁に行った
 
鈴 虫 2002・7・11
 鈴虫が鳴き始めた。今年は孵化が遅かったが、店内の暖かいところに水槽を置いておくと早く生まれ育つ。自宅の鈴虫はまだ小さい。
 「SURUME家では大量に鈴虫が育ち、毎年嫁入り先に苦労する。お願いして持参したら高級時雨を頂いた。・・・」と昨夏は書いた。鳴き始めの鈴虫は鶯と一緒でうまく鳴けない。うまく鳴けと応援したくなる。が、盛夏に狭い店内で大量に鳴き始めるとこれはまた別。気の短いキリンは、数匹だけにしてくれと毎年SUに嘆願する。

SURUMEのホームグラウンド 2002・7・10
 プライベートルーム「SURUMEの部屋」に移行した。一年の区切りでちょっとトーンダウンした。パズルランドにとらわれず、気楽に気ままに書き続けようと思っている。
 友人・kimuさんのヤフーADSLがパンクしたと連絡が入った。DOCOMOのADSLに切り替えるまでちょっと時間がかかるという。鹿鳴人の本店は今日ADSLがつながり、快調と言ってきた。seniorさんはIP電話にしたので「どうだ!」とかけてきた。IP電話は安い上に、ヤフー同士は無料、電話はこうなっていきそうだ。
 
新企画「雑記帳」(仮称) 2002・7・9
 パズルランド企画「SURUMEの独り言」を愛読していただき有難うございます。7月6日にお知らせしましたように一年を節目に当ホームページ上での連載を終わらせていただきます。
 新企画「雑記帳」を7人の仲間たちと新たに連載してまいりますので、ご愛読ください。なお、「SURUMEの独り言」はプライベートルーム「SURUMEの部屋」の中で継続してまいりたいと思っております。

昼 寝 2002・7・8
                            
猫 2002・7・7
                   
1 年 2002・7・6
 「0時を回ると7日、もう七夕なのだ。昨夜は雨、今日も雨模様なので気の毒な日になりそう・・・・
 こんな書き出しでちょうど一年前「独り言」をはじめた。稚拙だが当初は意欲に燃えて書き始めた。いつも高いテンションで書き続けることは難しいが、皆さんの協力と激励、あるいはお小言を糧になんとか今日にたどり着いた。「継続は力」だが、惰性は質の低下をもたらす。私事を入れた日記風になったことも反省している。複数の執筆者によるパズルランドの雑記のようなものに変更したい。9日の委員会でお願いしてバラエティに富んだ魅力ある欄にしたい。
 
子供の家(旧図書館) 2002・7・5
 長年放置されていたこの文化遺産を活用しようとやっと市が重い腰を上げた。公園という環境の中にあるこの建物の文化的側面を生かしながら、商業の中心「諏訪地区」との融和の中で再生し活用する。諏訪西組合がずっと提案してきたことだ。その一環であるホームページ作成業務(入札)の説明会にNさんと今日参加した。たくさんの人が参加していたが、危惧するのはパソコンの技術だけでことを機械的に運んだ場合、この建物の死物化が目に見えていることだ。この遺産を地道に日常的に支える体制がない限り、この建物は蘇生しない。
 「宮本武蔵」(吉川英治)を読む為に通いつめた10代を懐かしく思った。
 
画像 2002・7・4
 PC(WinXP)にある写真をいじっていたら「Microsoft デザイン ギャラリー ライブ」なるところに繋がってしまった。Web上には沢山のフリー画像を提供してくれるところがある。マイクロソフトもそんなサイトを作ってサービスしている。ただ、一人勝ちに近い現状(独占)では、世界中で反発も多い。マイクロソフト関係にアクセスするたびに情報管理されていないか不安になる。
 ともあれ、試みにスイカの画像を「クリップオーガナイザ」なるところにダウンロードした。W杯で黄色いスイカを用意したことを思い出しながら、今日の暑さは夏だ!夏のイメージは浜辺のスイカだ!と連想した。
 
八木書店 2002・7・3
 東京神田にあり、有名な書や画を展示即売する。先生に紹介されて東京の友人Yと会津八一展を見たことがある。それがきっかけで案内が届く。今回は写真入の近代名家自筆短冊特輯。小さな短冊一枚の値段。古書の世界を価格で味わってください。
 萩原朔太郎「猫のような風景である 朔」60万円、会津八一45万、斉藤茂吉40万、岡本かの子38万、北原白秋38万、泉鏡花35万、谷崎潤一郎35万、若山牧水30万、坪内逍遥28万、柳田国男25万、与謝野晶子25万・・・全333、一番安いのは2000円
 バブルのときはもっと高かったんだろうな!古書は好きだが、SUの手の届くものではない。(展示7・3〜31)
 
眠っているパソコン 2002・7・2
 西尾市で企業や家庭で不用になったパソコンの再利用をしている。名づけて「まちじゅうインターネットカフェ」。商店に無償でいただく代わりに無料でインターネットが使える場所として開放しようという試みらしい。
 今日、古いパソコン(Win95の初期)を持って見えた生徒さんがいて、いろいろ実用にそえるようにお世話した。この世界のスピードから言えばもうお墓に行く一歩手前だったが、用途を限定すれば優秀なもの。お聞きしたら今の値段の数倍で購入されたという。「もったいない」を連発したくなる。でも、押入れ等に眠っているなら再度活用しませんか?そうでないなら、よければPPS・MICに寄付してください。できる限り多くの人に役立つように再生したいと思っています。
 
偉業「季節の花と共に」 2002・7・1
 昨夏から連載(毎日)が始まったちゃールーム・季節の花と共にが300日余で完結した。努力と素晴らしい作品を讃えたい。宮沢賢治ではないが「雨でも風でも病気でも何があっても」連載は続いた。花というカテゴリーに限定して、己の価値観の中で素材を選びしかも他人の言葉ではない自らの言葉で書き続けたことは立派だ。ご苦労様、新しいページを期待しています。
 「継続は力だ」などと友人たちの連載を促してきた。フライデーポン、Qのメモランダム、サンディフォト、パズル商店街の各HPの皆さんがいい仕事を続けている。そんな皆さんは特に継続することの重みを痛切に感じているでしょうね。
 ともあれ、花枯れの真冬でも書き続けた彼女の労をねぎらいましょう。僕ら仲間は彼女の事を「鉄腕ちゃー」と呼んでいる。
 

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